記録ID: 63952
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無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈
大峰山(行者還トンネル-弥山・八経ヶ岳/日帰り・ピストン)
2010年05月09日(日) [日帰り]
- GPS
- 06:11
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,125m
- 下り
- 1,120m
コースタイム
行者還トンネル西口6:12-7:04奥駈道出合7:09-7:52聖宝ノ宿趾7:59-8:43弥山小屋8:44-8:48弥山8:53-8:55弥山小屋9:04-9:26八経ヶ岳9:50-10:09弥山小屋10:13-10:44聖宝ノ宿趾10:52-11:30奥駈道出合11:38-12:16行者還トンネル西口
天候 | 薄曇り〜晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
世界遺産にも登録された大峰奥駈道のごく一部だけでも歩きたいと思い、近畿最高峰でもある八経ヶ岳に行って参りました。 その中でも最短ルートである、行者還トンネル西口から八経ヶ岳までの往復を行いました。 【登山口まで】 国道309号行者還トンネル西口に駐車場がありますが、国道309号線は、東西しばらくの区間で狭路が続くので注意が必要です。 トンネル出口すぐに10台強、一段下にも同じくらいの駐車場があります。 6時過ぎの出発時まで、まだ何台か停めるだけのスペースはあったようですが、GWや紅葉時期の記録では早い時間に満車だったようですので時期によっては早めに着かれた方がよろしいかと思います。 トンネル下100m、小坪谷沿いから登山道が始まります。 【登山口〜奥駈道出合まで】 小坪谷沿いになだらかな道を歩きますが、5分ほどで小坪谷を木製の橋で渡り、急登がスタートします。 橋を渡ったところから沢沿いに歩くルート(地図では破線ルート)もあるようですが、標識も無かったように思います。 今回は尾根沿いに直登するルートを取りました。 明るい樹林の中、道はよく整備されていて全般歩きやすいですが、稜線まで標高差約400mを、ほぼ真っ直ぐ登りますので、なかなかの傾斜です。 樹林が開け、左手上方に奥駈道の稜線が見えるようになると、じきに奥駈道出合です。 出合には、切り株のベンチも設置されていて休憩に最適です。 【奥駈道出合〜聖宝ノ宿趾まで】 奥駈道を弥山の取り付き点である聖宝ノ宿趾に向かいます。 いったん1600m小ピークの弁天の森まで100m弱登り、70mほど下ります。 明るい疎林の稜線で、少々の間、のんびりとした稜線漫歩です。 1600m小ピークを越えるあたりから、弥山小屋も見え、その左手に向かう八経ヶ岳のツンとしたピークも見えるようになります。 再び樹林がやや深くなると、聖宝理源大師座像がある聖宝ノ宿趾に到着します。 この後の急登に備え、ここでしばし小休止がよろしいかと思います。 【聖宝ノ宿趾〜弥山へ】 再び樹林の中の急登が始まります。 ちょうど時期的にはバイケイソウの緑だけがあちらこちらにありました。 ジグザグの樹林を登り、尾根のやや右から巻くように登るようになると、木の階段がでてきます。 木の階段というと、せっかく設置されていても大概歩幅が歩きづらく、結局階段脇などに踏み跡ができてくるのですが、ここの階段はとても歩きやすく感じられました。 丸太の階段も、足を置くところが平らに削ってあったり、とても丁寧に作ってあるのが印象的でした。 最後に鉄梯子が一つあり、この梯子を越えると、弥山小屋は目の前です。 小屋から弥山の山頂へは、わずか2〜3分です。 八経ヶ岳も間近に望めます。 山頂は天河奥宮の祠が一つ、誰もいない静かな山頂でした。 【弥山〜八経ヶ岳へ】 弥山小屋から標高差で60mほど下り、100mほど登り返しになります。 山頂直下はオオヤマレンゲの自生地ですが、鹿の食害対策でネットが巡らせてあり、扉を開けて通過するようになります。 オオヤマレンゲ自体は7月の初め頃が見頃のようです。 今回は時期的に残念ながらその様子を楽しむことはできませんでした。 食害対策ネットの保護地帯を過ぎ、木段の道になるとじきに近畿最高点の八経ヶ岳山頂です。 山頂は360度の展望が開け、大峰奥駈道伝いに大峰山系の山々も一望され、大台ケ原の山塊も望めます。 【八経ヶ岳〜下山】 往路を戻ります。 弥山小屋で、国見八方睨まで歩いてみました。 わずか数分の場所ですが、この辺りは苔が美しいようですが、シーズン的に青々した苔は見られませんでした。 国見八方睨からは東側の眺望がありますが、山頂からの眺めを堪能したところだったので、少々残念な感じもありました。 下山時も特別危険なことはありませんが、全般傾斜が急なので、スリップだけ注意ください。 |
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奥駆出合い手前辺りのシャクナゲは、まだ咲いていませんでしたか?
おはようございます。
残念ながら、私が行った5/9は、シャクナゲもまだのようでした。
立ち枯れの木々のモノカラー以外のものといえば、バイケイソウの葉とコケ類の「緑」くらいのもので、新緑もまだまだといった感じでした。
5月中旬〜下旬が見ごろとのことです。
これからの時期が、次から次へ花々も咲き始めるいい時期なのでしょうね。
こんばんわ。
大峰山脈、なかなか、行ける機会がありませんが、
行ける時の事を考え、詳しいので、参考にさせてもらいます ☆
おはようございます。
私も休みが取れると日帰り強行軍であちらこちらに足を伸ばしています。
今回も翌日は千葉で仕事に・・・。
それにしても、お子様たちもタフみたいですね。
このコースはちょいとアクセスが大変(名阪国道針ICから1:30〜2:00位だったでしょうか)ですが、機会あればぜひお出かけください。
5月中旬以降は、シャクナゲ・シロヤシオ・オオヤマレンゲと季節ごとに楽しめる花々も美しいようです。
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