三峰山霧氷まつり(不動滝↑・登尾↓)
- GPS
- 03:41
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 795m
- 下り
- 797m
コースタイム
- 山行
- 3:16
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 3:42
天候 | 曇りときどき晴れ。午後は晴れ間が増える。 頂上-3℃。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り)奈良交通・霧氷バス(「姫石の湯」経由)/近鉄大阪線・榛原駅 バスは事前予約制 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。 登山届はバスの運転手さんに渡します。車内で用紙を廻してくれますが、足りなくなっていたのでウェブサイトからダウンロードして記入して行った方がよさそう。 |
その他周辺情報 | みつえ温泉「姫石(ひめし)の湯」 みつえ青少年旅行村では期間中の土日祝、霧氷まつりを開催。軽食、お土産などがあります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
フリース
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
雨具
ニット帽子
靴
ザック
軽アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
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感想
関西で初心者向きの雪山というのを調べますと、だいたいは綿向山、三峰山、高見山が紹介されていまして、昨シーズンは綿向山に登ったので、今年はその学びを活かして残りの2座を登るつもりでいます。まずは三峰山に行ってきました。
シーズン中の土日祝は三峰山霧氷まつりという催しがありまして、近鉄榛原駅から登山口まで直通の奈良交通霧氷バスというのが出ているのです。事前予約制(要会員登録)で登山届も運転手に渡すというので、現地自由行動のガイドなしツアーのごとき趣です。
榛原駅に7時半に着くと駅前バス乗り場にはチケット購入の行列が。発車の定刻は7:45ですが、満員になったバスはそれを待たずに発車します。聞くところによると5台運行していたようです。私は2台目に乗ってほぼ定刻に出ましたが、少しでも早く登り始めたければ1台目を狙うとよいかもしれません。いっぽう2台目発車時点でもまだ随分並んでいる人がいましたので、定刻に少しくらい遅れても間に合いそうです。予約制だが遅れても待たないよ、と書いてあるので保証はしませんが。
先に帰りのバスの話を。復路のバスは14時半に出る温泉姫石の湯経由と16時の榛原駅直行があります。私は温泉経由を選びましたがだいたい皆同じようで4台は姫石の湯経由で運行していたようです。こちらも定刻1時間前の13時半ころにはバス停に列ができ始め、1台目のバスは14時ころには発車していました。私は出遅れたので2台目でしたがそれも14時10分ころに出発。帰りのバスは乗客リストと突き合わせてチェックしていました。2つの便間の変更はできないそうです。温泉に立ち寄っても必ずしも入浴する必要はありませんが(旅行村で16時まで待つのは長すぎますし、姫石の湯は食堂やお土産物屋もあるので)、湯を使う予定なら青少年旅行村の管理棟でチケットを買っておくと100円安いです。加えて200円相当の手拭いタオルも貰えますが、バスタオルはレンタル(120円)です。
私はチケットを買ったものの、これだけの人数が一斉に入浴するとなると温泉は酷い混雑ではと心配しましたが、そんな風にバスで時間差がつくのでまあ何とか許せる限度の混み具合でした。洗い場が空くのをちょっと待つくらいで、湯舟は探せばまあどこか1人分は空いてるという具合。ちなみにザックなどはバスに残して行けます。浴場のロッカーもまあまあ大きく今どきの縦長のザックなら30~40Lは入りそうでしたが。早めに着いたおかげで風呂上りに軽食をとる余裕もありました。メニューは定番の麺類、丼ものの他、御杖産卵の卵かけご飯など。全員揃ったところで定刻の16時より数分早くバスが出て、16時40分には駅に着きました。
肝腎の山の方ですが、よく整備されて歩きやすい登山道でした。綿向山は頂上直下に冬道の急登があったり、急斜面のつづら折れは下を見るとどこまでも転がり落ちそうだったりと危険箇所とまではいかないもののそれなりに大変だったり緊張したりしたのですが、三峰山の方は最初から最後まで楽しく歩けましたね。不動滝、八丁平の草原、倶留尊山方面の展望、あともちろん霧氷と、景観にも変化があり、飽きさせません。その綿向山の急登で必要だと思ったので今回初めてトレッキングポールにスノーバスケットを取りつけて持ち込んだのですが、結局使いませんでした…
強いて難を言うなら人が多すぎることでしょうか。登りはまだよかったのですが、下りは登ってくる人のピークと重なりなかなか進めなかったり。まあすれ違いは終わりが見えるのでまだいいのですが、撮影に夢中で登山道を塞ぐ人とか、頑なに道を譲らない人とか、すれ違いで登りに道を譲らせてぐいぐい下ってくる人とか…まあどこにでもいますし運が悪かっただけかもしれませんが、人が多いとそれだけ色んな人にぶつかる気がします。あ、挨拶とかマナーとかひとことふたこと言葉を交わしたり感じのいい人も多かったことは言い添えておきます。金曜昼に予約したのですが、その時点で日曜は埋まっていたので、日曜はもっと混んでいたでしょう。
あとは往復に時間とお金がかかる割に、山行の時間が短くてやや物足りないことでしょうか。登りと下りで別の道を選べて変化がつけられるだけ恵まれているとは思うのですが。解決策としては霧氷まつりの日取りを避けてコミュニティバスを使うことですが、そうすると待ち時間が長く登山口で時間を潰す術もないというジレンマ。ちなみに登山口はドコモの3Gすら入らなかったので何かあってもタクシーも呼べません。あとは新道を使うことでしょうか。通行止めとなっていますが、下山した後の林道の路肩が少し崩れているだけだそうで、三畝峠からはトレースもありました。どんな見どころがあるか判らなかったし私は初心者なので止めておきましたが。
などと文句が多くなってしまいましたが、これは正確を期すためで、楽しいことの方が多いいい山行でした。混雑ももっとひどいのを予想してましたし。お土産に買った日野菜漬けも今美味しくいただいてます。来週(今週末)は高見山の霧氷まつりも始まるので次はそっちですね。関西のマッターホルン、高見山の急登ならトレッキングポールの出番があるでしょう。
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