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Yamareco

記録ID: 6407971
全員に公開
雪山ハイキング
比良山系

比良山/武奈ヶ岳@雪の造形美にほれぼれ

2024年01月28日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:30
距離
11.6km
登り
1,129m
下り
1,120m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:35
休憩
0:48
合計
6:23
8:28
8
8:52
8:52
36
9:28
9:28
28
9:56
9:59
4
10:03
10:03
4
10:25
10:26
44
11:10
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6
11:16
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5
11:21
11:21
15
11:36
11:40
13
11:53
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5
11:58
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9
12:07
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17
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12:51
20
13:11
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24
13:35
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5
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13:45
24
14:09
14:15
20
14:35
14:36
6
14:49
14:49
2
14:51
ゴール地点
天候 くもりのち一時雪
過去天気図(気象庁) 2024年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
イン谷口
ノーマルタイヤではここまで
2024年01月28日 08:26撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7
1/28 8:26
イン谷口
ノーマルタイヤではここまで
大山口手前
もう暑くなってきました。肌着と長袖薄手シャツだけになります
2024年01月28日 08:50撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7
1/28 8:50
大山口手前
もう暑くなってきました。肌着と長袖薄手シャツだけになります
隠れ滝
水量少ないですね
2024年01月28日 09:11撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6
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隠れ滝
水量少ないですね
青ガレ
2024年01月28日 09:25撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4
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青ガレ
出た〜雪坊主だぁ〜!
2024年01月28日 09:39撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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1/28 9:39
出た〜雪坊主だぁ〜!
金糞峠手前
青空がのぞいたのはこの辺りだけ
サングラス取り出すまもなく再び曇りました
2024年01月28日 09:41撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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1/28 9:41
金糞峠手前
青空がのぞいたのはこの辺りだけ
サングラス取り出すまもなく再び曇りました
よくツララができる大岩にて
2024年01月28日 09:45撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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1/28 9:45
よくツララができる大岩にて
雫のように滴る雪
次から次へとフワフワの雪が滴る。面白いのでしばらく見惚れていました
2024年01月28日 09:46撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
8
1/28 9:46
雫のように滴る雪
次から次へとフワフワの雪が滴る。面白いのでしばらく見惚れていました
金糞峠(ちょっと南へ)からの景色
琵琶湖上の雲海と上層の雲の間に、奥島山と鈴鹿の山々が見えています
2024年01月28日 09:57撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
8
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金糞峠(ちょっと南へ)からの景色
琵琶湖上の雲海と上層の雲の間に、奥島山と鈴鹿の山々が見えています
これはなんの動物の足跡だろうか
2024年01月28日 10:00撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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これはなんの動物の足跡だろうか
アッ、雪見だいふくだ!
2024年01月28日 10:03撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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1/28 10:03
アッ、雪見だいふくだ!
奥の深谷にて
新雪の後はこの風景が楽しみ
2024年01月28日 10:04撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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奥の深谷にて
新雪の後はこの風景が楽しみ
もう一枚
2024年01月28日 10:05撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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もう一枚
上林四辻上の枝ぶりの良いスギの巨木
2024年01月28日 10:33撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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上林四辻上の枝ぶりの良いスギの巨木
きょうは日差しもなく解けないので、落雪の心配はなさそう
しかし重そうです
2024年01月28日 10:47撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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1/28 10:47
きょうは日差しもなく解けないので、落雪の心配はなさそう
しかし重そうです
相当な重量ですね
落葉しない木の宿命です
2024年01月28日 10:55撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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1/28 10:55
相当な重量ですね
落葉しない木の宿命です
コヤマノクラウン
視界が悪くなってきました
2024年01月28日 11:02撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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1/28 11:02
コヤマノクラウン
視界が悪くなってきました
霧氷はあまり発達してないのですが
コヤマノ岳は全山がブナ林の霧氷なので壮観です
2024年01月28日 11:03撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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霧氷はあまり発達してないのですが
コヤマノ岳は全山がブナ林の霧氷なので壮観です
コヤマノ岳のシンボルツリー
極寒のように見えますがそんなに寒くはないです
2024年01月28日 11:04撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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コヤマノ岳のシンボルツリー
極寒のように見えますがそんなに寒くはないです
シンボルツリーの枝ぶりはいつ見ても惹きつけられる
2024年01月28日 11:05撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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シンボルツリーの枝ぶりはいつ見ても惹きつけられる
シンボルツリーをもう一枚
2024年01月28日 11:05撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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シンボルツリーをもう一枚
白梅みたい!
2024年01月28日 11:07撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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白梅みたい!
霧氷は青空に映えるのですが、濃霧バックのモノトーンも絵になります
2024年01月28日 11:08撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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霧氷は青空に映えるのですが、濃霧バックのモノトーンも絵になります
霧氷の森
2024年01月28日 11:12撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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霧氷の森
霧氷の森
2024年01月28日 11:15撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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霧氷の森
下段と上段の二段構えの霧氷
2024年01月28日 11:17撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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下段と上段の二段構えの霧氷
霧氷の森を仰ぎ見る
2024年01月28日 11:20撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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霧氷の森を仰ぎ見る
武奈ヶ岳とコヤマノ岳の鞍部にて
2024年01月28日 11:21撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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武奈ヶ岳とコヤマノ岳の鞍部にて
これは重そう
下部の枝がしなっています
2024年01月28日 11:24撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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これは重そう
下部の枝がしなっています
山頂はあまり風はないものの濃いガスで何も見えません
2024年01月28日 11:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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山頂はあまり風はないものの濃いガスで何も見えません
風があまりないのでエビの尻尾は発達していません
2024年01月28日 11:39撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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風があまりないのでエビの尻尾は発達していません
山頂にて
2024年01月28日 11:39撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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山頂にて
こちらは伸びてきてますね
2024年01月28日 11:40撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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こちらは伸びてきてますね
苔にもエビの尻尾
2024年01月28日 11:40撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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苔にもエビの尻尾
さらにガスが濃くなってきました
北稜は諦めて八雲に下りて昼飯にします
2024年01月28日 11:42撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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さらにガスが濃くなってきました
北稜は諦めて八雲に下りて昼飯にします
もう一枚写真を撮って下ります
2024年01月28日 11:43撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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もう一枚写真を撮って下ります
これも雪の妖怪か?
2024年01月28日 11:49撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4
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これも雪の妖怪か?
再び霧氷の森を通って
2024年01月28日 11:56撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4
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再び霧氷の森を通って
これはウサギの足跡ですね
2024年01月28日 11:58撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4
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これはウサギの足跡ですね
アッ、花びら餅だ!
2024年01月28日 12:10撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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アッ、花びら餅だ!
旧ゲレンデ上部
ここまで下りるとガスが切れてきました
2024年01月28日 12:12撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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旧ゲレンデ上部
ここまで下りるとガスが切れてきました
2024年01月28日 12:15撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4
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雪がないと下りるのが辛いところですが
2024年01月28日 12:19撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4
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雪がないと下りるのが辛いところですが
八雲ヶ原にて
2024年01月28日 12:49撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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八雲ヶ原にて
八雲ヶ原にて
2024年01月28日 12:50撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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八雲ヶ原にて
2024年01月28日 12:53撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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この足跡は何の動物のものだろうか
2024年01月28日 12:55撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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この足跡は何の動物のものだろうか
奥の深谷上流
ここからは雪の造形美を楽しみながら金糞峠に向かいます
尾形光琳の紅白梅図みたいだなぁ
2024年01月28日 13:01撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
5
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奥の深谷上流
ここからは雪の造形美を楽しみながら金糞峠に向かいます
尾形光琳の紅白梅図みたいだなぁ
時間はたっぷりあるのでゆっくり写真を撮りながら
2024年01月28日 13:04撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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時間はたっぷりあるのでゆっくり写真を撮りながら
ところどころでツララも
2024年01月28日 13:05撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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ところどころでツララも
樹上から雪の落下がないので積もったままのモコモコです
2024年01月28日 13:05撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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樹上から雪の落下がないので積もったままのモコモコです
アッ、アヒルさんとクマさん!吹き出しは逆向いてますけど
2024年01月28日 13:06撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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アッ、アヒルさんとクマさん!吹き出しは逆向いてますけど
川床がオレンジ色で美しい
2024年01月28日 13:08撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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川床がオレンジ色で美しい
川に落ちたら這い上がるのに大変そう
2024年01月28日 13:15撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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川に落ちたら這い上がるのに大変そう
ノリウツギかな?
2024年01月28日 13:18撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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ノリウツギかな?
ダラ〜ん
2024年01月28日 13:21撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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ダラ〜ん
橋に積もった雪
アッ、ワッフルだ!を期待したけど、雪の量が多すぎました
2024年01月28日 13:23撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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橋に積もった雪
アッ、ワッフルだ!を期待したけど、雪の量が多すぎました
いずれも何かに見えないかなぁ、って思いながら
2024年01月28日 13:24撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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いずれも何かに見えないかなぁ、って思いながら
それぞれ魅力的な造形美で見飽きません
2024年01月28日 13:25撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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それぞれ魅力的な造形美で見飽きません
大きなスギもたくさんあるんですけど、どうしても川のモコモコに気が行ってしまいます
2024年01月28日 13:30撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4
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大きなスギもたくさんあるんですけど、どうしても川のモコモコに気が行ってしまいます
もうたくさん撮ったのでこの辺で切り上げます
2024年01月28日 13:33撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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もうたくさん撮ったのでこの辺で切り上げます
再び金糞峠
琵琶湖上の雲海は消えましたが鈴鹿の山々が隠れてしまいました
2024年01月28日 13:39撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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再び金糞峠
琵琶湖上の雲海は消えましたが鈴鹿の山々が隠れてしまいました
動物の足跡がいっぱい
2024年01月28日 13:42撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
4
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動物の足跡がいっぱい
これもノリウツギかな?
2024年01月28日 13:49撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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これもノリウツギかな?
正面谷の一番上の堰堤はツララの名所
登山道より下にあるので雪をかき分け下りて行きます
2024年01月28日 13:59撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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正面谷の一番上の堰堤はツララの名所
登山道より下にあるので雪をかき分け下りて行きます
ツララの写真を何枚か
2024年01月28日 14:00撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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ツララの写真を何枚か
2024年01月28日 14:00撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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2024年01月28日 14:01撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
3
1/28 14:01
2024年01月28日 14:01撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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2024年01月28日 14:02撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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金糞滝さんにもご挨拶
2024年01月28日 14:12撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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金糞滝さんにもご挨拶
撮影機器:

感想

週末は土日のどちらか一日3週間ぶりに休みが取れそう。雪も降ったので比良に行かなくては。以前は冬のシーズンいつ登っても雪と戯れられたが、近年はそういうわけにいかない。冬に忙しいわたしにとっては気象条件と休暇を合わせるのが年々難しくなってきている。体調は良くないけれど今シーズンはもしかしたらこの週末しかないのではないかと思うと、行かずにはいられない。
冬用タイヤは履いていないので土曜日はイン谷口まで車で行けるかどうかわからないというわけで日曜日に。それでも時間が早ければ凍っていてスリップするのではないかとやや遅れて出発。その予想がピッタリ、イン谷口手前の駐車スペース残り2台に滑り込み。

さて、いつものことだけれど、どこを登ろうかと思案。今はちょっと体力に自信がないので、まずはノーマルにいこうと金糞峠方面に。正面谷駐車場で早くもチェーンスパイク装着。上着も脱ぎ肌着と薄手の長袖シャツに。
寒がりでここ数年は特に寒さに弱くなったなぁと実感するのだが、体を動かすとすぐ暑くなる。何故か山では寒さはあまり気にならない。
でも指先は冷える。12月初旬から既にシモヤケができて、足指のひどいところは紫色になり痛む。歩くのが苦痛かなと心配していたがどうやら大丈夫そう。
さらに五十肩でザックを背負う時に一苦労するわ、8年前の肘の骨折跡がこの冬は痛み出すわ、持病の手首より先の関節痛もあるわ。ボロボロですが山には登りたい。

隠れ滝に寄り道ご挨拶。雪はまだ解け出していないようで水量は少ない。
第一ルンゼは多くの人が入っていそう。しっかりとした踏み固められたルートができている。金糞滝へのご挨拶は帰りにしようと通過。堰堤のツララも帰りに。
金糞峠直下では一時青空が覗くがまたすぐに雲に覆われる。日射がない影響もあって雪は程よく締まっている。樹上の積雪の落下もなさそう。午後は一時雨という天気予報なので、本降りにならない限り、下りもシャーベット雪に悩まされることはなさそう。

金糞峠からの眺望はイマイチ。風は弱い。武奈ヶ岳方面はガスに閉ざされている。
ヨキトウゲ谷から中峠経由でコヤマノ岳に行こうと思う。ところが、上林新道との分岐から先の谷筋はノントレース。ワカンは持ってきているが中峠までは雪深く、ちょっときょうのわたしには体力的にキツいかも。
どこかでワカンを履きたいので武奈ヶ岳北稜か東稜にしようと思い、ここは上林新道経由でコヤマノ岳に行くことにする。

上林新道も上部のスギには新雪がいっぱい積もって重そう。重みでしなっている枝もある。風もほとんどなく日差しもないので吹き飛ばされもしないし解けもしない。もうしばらく辛抱してください。
スギがなくなるといよいよブナ林。霧氷がどの木にもできている。あまり発達はしていないもののコヤマノ岳山頂付近ではあたり一面白銀の世界。青空なく青と白の美しいコントラストは見られなかったもののモノトーンの世界も幻想的で素晴らしい。

武奈ヶ岳への最後の登りにかかると山頂方面からすう〜っと灰色のガスが降りてきた。視界が閉ざされ、山頂では20〜30m先が見えない。
風なく寒くはないが眺望は皆無なので居ていても仕方がない。
北稜の雪庇を見てみたかったが、この濃いガスでは楽しさは半減。体力面の心配もあって急にテンション下がってしまう。

まずは八雲ヶ原まで下りて昼飯としよう。再び霧氷のブナ林を通って旧ゲレンデを下って八雲ヶ原へ。大勢の人が休んでいる。
きょうはステンレスボトルに熱湯を入れ保温剤で幾重にも包んできたが、昼飯時間が遅くなったこともあって、随分と冷めてしまっていた。カップラーメンに注ぎ倍の時間をおいたが完全に麺は解れず。ガスコンロ持ってくればいいんですけど、何分に邪魔くさがり極まりないのでダメですね。まあ極度の猫舌でもあるのでいいのですけど。

さて北稜に行かなかったので十分に時間はある。奥の深谷のモコモコ渓谷をゆっくり写真に収めつつ金糞峠へと向かう。
この間誰にも会わず。イン谷口にたくさんの車が止まっていたことを思うと、道中たくさんに人とすれ違うかなと思っていたが、登りの正面谷で2人、その後コヤマノ岳までは誰にも会わず、武奈ヶ岳山頂や八雲ヶ原は別としても、奥の深谷でも誰にも会わず。みなさんどんなルートを辿っているのだろうか。

金糞峠からは、登りに通過した堰堤のツララ群に寄り道し、さらに金糞滝にもご挨拶して下ってゆく。

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コメント

エイチび〜さん、こんにちは。比良の積雪だよりありがとうございます。

行き慣れたエリアなのに、エイチび〜さんのレコを見て新しい発見(というほどでもないけど??)がありました。
ノーマルでイン谷口手前まで行けてよかったですね。先日kol-yosiokaさんのレコを見て湖西道路下も雪がいっぱいで高架下に止めないと駄目状態に近いな〜って思っていたんですよ。あの辺りは駐禁で捕まった登山者もおられるよう。

トップの写真の駐車場って前からありました? 気がつかなかったです。Googleで見てみたら「P」マークもついていますね。いままでイン谷口で駐車には困ったことが無いのでチェックしてなかったみたいです。

コヤマノ岳の南尾根ルートは「上林新道」って言うんですか? これも知らなかったです。
眺望は無かったルートですが積雪期には助かるルートかと。以前の地理院地形図には登山道明記が無くて自分で追記していたのですが、いつの間にかルートが表記されてる〜 
積雪期にヨキトウゲ谷で中峠へ行こうと考えられてたんですか? 残雪期近くに通ったことがありますが、エライ苦労した記憶があります。冠雪だと登りやすいのかな?? でもラッセルするのは、このロングルートでは後半が大変そうですね。

堰堤のツララって面白いですね。2段のカットはエレクトーンが頭に浮かびましたけど下段は白鍵ばっかりだな…

それにしても積雪期のこのルートはロングですよね。健脚でございます。お疲れさまでした。
2024/1/30 9:38
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no2さん、こんにちは

比良は以前なら冬季にはいつ行っても雪があったのですが、近年は本当に少なくなったと感じますね。
ずっとノーマルタイヤなので冬季は電車で行くことが多かったのですが最近は車で行けるようになりました。

イン谷口の橋の手前には7台程度置けるスペースがあります。手前数台は大丈夫なのですが橋寄りの数台はアスファルトとの段差があるので、底は擦らないものの積雪時は出る時にスタックしてしまいます。

上林新道は上林さんが整備された新道っていう認識です(違ってたらごめんなさい)。登ってすぐの峠状のところは上林四辻とも呼ばれているみたいですよ。
ヨキトウゲ谷は狭いところもあって川にはまると抜け出しにくいのでルート選択に気を遣います。
最上の堰堤のツララは結構暖かい日でもあまり解けずに残っているんです。

脚はもうちょっと頑張れそうですが、腕がへたってきているのでこの先難ルートは控えておいた方が良さそうかなと思っています。
2024/1/31 11:29
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3/5
ハイキング 比良山系 [日帰り]
ぶな岳
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

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