赤岳 南沢ピストン↑文三郎↓地蔵
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- GPS
- 12:09
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,496m
- 下り
- 1,479m
コースタイム
- 山行
- 9:17
- 休憩
- 2:52
- 合計
- 12:09
行者小屋で休憩&装備変更のため暫く滞在。
赤岳山頂で無線(準備/運用/撤収)のため約1時間滞在。
天候 | どピーカン☀️ 気温 朝(八ヶ岳山荘)-5℃、9時頃(行者小屋)-14℃、昼(赤岳山頂)-3℃、夕方(八ヶ岳山荘)-5℃ 風 樹林帯はほぼ無風。森林限界超えは13時まで微弱風、13時過ぎから強風。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
八ヶ岳山荘までは凍結/積雪ほぼないと言って差し支えない状況。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・八ヶ岳山荘〜美濃戸山荘…林道は積雪/凍結の有る無し濃淡激しい。車の場合、積雪/凍結状況見る限り、やはり四駆でないと他に迷惑掛ける可能性大。歩きの場合、車道とは別の専用登山道を歩く区間多いので、行きはノンスパで問題なし。 ・美濃戸山荘〜行者小屋…全行程トレース明瞭。下部は積雪ない処もあり、帰りは若干グッチャあり。行者小屋に近付くにつれ激寒なので防寒対策要考慮。 ・行者小屋〜赤岳…今回は快晴だったのでルートロスの心配なし。先週雪が降った後、気温が低いままで維持されたので、雪崩の心配もなかったと思う。予報通り風も弱かったが、13時過ぎてから突如強風に変わった。樹林帯に入れば無風状態。防風防寒対策要考慮。 |
写真
さっきまで手足が寒さで痺れまくっていたのに、お日様に当たって5分も経たないうちに完全回復。太陽に当たっていなければ、あのまま手足の指を凍傷で失っていたかもしれないと思うとゾッとする(ちょっと大袈裟)。
ふと見ると岩場に向かうトレースが。もしかしてここがバリルートの取付きか? トレースはルンゼに向かって一直線。その後のルートはわからず。いつか行ってみたいが、行けるもんなのか取り敢えず調べてみよう。
上からひっきりなしに雪が転がり落ちて来る箇所は他にもあったけど、基本的に要注意だろう。
予定時刻よりかなり遅い到着なので、無線はやらずに下山しよう…と思っていたけど、風が弱く、こんな事は滅多にないと考え直し、いつもの場所(はモロ風に当たるので、風が避けれる隣のスペース)で無線準備開始。
赤岳 2899m JA/YN-006 長野県茅野市<JCC#0914>
30分弱で8局さんと交信。最長は桜川市きのこ山移動局との約160km。平日なのでないと思っていたS2Sが1件あり驚いた。その他にもSOTAをやられている初めましての局長さんが数名いらっしゃり、同志と繋がるのは嬉しい限り。各局、TNX FB QSO‼️
この右側にある奥秩父の山々は金峰山山頂周辺に僅かに雪があるだけなので、写真は撮らなかった。やはり全体的に雪が少ない模様。今年、水不足になるんじゃないかと若干心配してしまう。
装備
個人装備 |
ザック
ココヘリ
万能ナイフ
ライター
カラビナ
スリング
パラコード
ヘッドライト
予備電池
ストック
ピッケル
靴
アイゼン(12)
チェーンスパイク
ツェルト
エマージェンシーシート
ファーストエイドキット
トイレットペーパー
タオル
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
フリース
ライトダウン
ハードシェル
尻皮
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ(ドライ)
バラクラバ(メリノ)
冬用帽子
帽子(予備)
ヘルメット
飲料
水筒(保温性)
行動食
非常食
地図(地形図)
コンパス
GPSロガー
携帯
時計
眼鏡
コンタクトレンズ(予備)
サングラス
日焼け止め
無線機
アンテナ
ログブック
三脚
予備バッテリー
充電用各種ケーブル
計画書
メモ帳
筆記用具
保険証
財布
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感想
寒くなってから体重と体脂肪率が増えるばかり。ここ数ヶ月、殆ど山に行ってないからな〜。やっぱ山には頻繁に行かないとダメですね。
という事で、長く歩けて、辛いのは最後の一瞬だけ(だと思い込んでた)の赤岳に今年も行ってみる。昨年は地蔵尾根を這い上がった後、ゾンビ化したのでそのリベンジも兼ねて。
と言いつつ、また同じルートでは少しつまらないので、今回は↑文三郎↓地蔵で。いつも阿弥陀岳から文三郎尾根を見て「凄い斜度だな」と思いつつ、文三郎尾根は下りばかりで今まで1度も登った事がないので、今回初めて登りで使ってみる。
前日、早く寝なきゃと思い、準備もそこそこに寝床に入るも、結局上手く眠れず。現地に着いて出発するも、ザックがなんか重い気がする。「山頂で無線が出来るかわからない」などと思いつつ、「アマがダメでもフリラが出来るかもしれない」などと結局余計な荷物を少しずつ積み重ねた結果かもしれない。
行者小屋に着く頃にはレベルの違う寒さと既に削られた体力、更に歩き方もダメだった様で左膝に違和感ありで、目の前に聳える赤岳の山頂に到達出来る気が全くしない。「今日はこの景色が見れたからもう良いや」と、心の中では『完全撤退』の白旗を上げ、「早く麓に戻って、暖かくて美味しいモノ(=ラーメン🍜)食べて帰ろう」と帰る気満々。
なのに悲しいかな、装備を変更して文三郎尾根へと歩みを進めてしまうのでした。これが山屋の性なのでしょうか。(BGM: 浜崎あゆみ『POWDER SNOW』)
文三郎尾根を進みながらも心の中では「早く撤退しよう」ともう1人の自分が話し掛ける。いや、マジで本当に足が前に出ない。10歩くらい歩いては休憩、また10歩くらい歩いては休憩、の繰り返し。
もうこうなったらゾンビ化しない様、戦略的牛歩戦術に切り替えるしかないですね。今日の天気なら例え下山が真っ暗になろうともヘッデンあるから大丈夫でしょう。
結果、ゾンビ化した昨年より下山時刻も遅く、脚(またもや左膝の外側)もやってしまったのでどっちが良いのかよくわからない。取り敢えずはゾンビ化しなかった事を評価したいが、最高の山と景色を堪能した散々な山行という点で、自分らしい山行だった。
取り敢えずはザックの中に何が入っているのか、1から見直したい。
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