氷ノ山 / 福定親水公園から時計回り
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- GPS
- --:--
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 898m
- 下り
- 875m
コースタイム
天候 | 雨→快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
福定親水公園に無料で駐車できます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険個所もなく、よく整備された道。 ただし雨後は粘土質の地面に足を取られて転倒する可能性が高まるので注意。 |
写真
感想
夫婦で休みが取れて雪彦山か氷ノ山に行こうと言っていたが、雪彦山ではこの時期すでに山ビルがうようよ出るらしいので氷ノ山に行くことにした。
氷ノ山(ひょうのせん・1,509m)は、鳥取と兵庫の県境に位置する山である。兵庫県の最高峰であり、中国地方においても大山に次ぐ高峰だそうだ。
天気予報では微妙な感じであり、一時はムリかとも思っていたのだが、前日の予報で早朝まで降るが昼前には止むとのことであったのでイチかバチか行ってみることにした。
堺を6時前に出発、中国道から舞鶴道、北近畿豊岡道を爆走して9時前に養父に到着。
福定親水公園を出発する時には残念ながらわずかながらまだ雨が降っていたので、上だけレインウェアを着てザックカバーをつけて出発する。
親水公園に駐車した他の登山者たちはほとんどがそのまま氷ノ山越に上がるようだが、オレたちは時計回りの周回コースをとるので、奈良尾キャンプ場まで30分車道を歩き、東尾根登山口より入山する。後で調べてみると、大多数の人が反時計回りのコースをとるようだ。何か理由でもあるのだろうか?
東尾根は天気のせいもあってかあまり展望もきかない。しかし、木立の間に霧が立ち込めてなかなか幻想的な雰囲気である。その天気も歩いているうちに回復し、神大のヒュッテに着くころには青い空が見えるまでになった。
山頂近くになるとところどころに残雪が現れる。さすがは氷ノ山、看板に偽りなしといったところである。とはいえほとんど解けかけている場所も多く、無邪気に雪の上をはしゃぎまわっていると腐った雪を踏み抜いてとんだ醜態をさらしてしまう危険性もあるので要注意。
12時ジャスト、山頂到着。心配していた天気も見事に回復して360度の素晴らしい展望である。ここで弁当にしようかと思ったが風が強く、風よけに丁度良いとおもった小屋はトイレでメシを食うような気分にはならず、そうこうしているウチに親水公園から逆回りで上がってきた大学生の集団が登頂してきたので、弁当はいったん山頂から下ってどこか休憩適地を探して食うことに。
小学生の大行列とすれ違ったりしながら30分ほど下ると仙谷分岐に到着。ベンチも置いてあり休憩するのにちょうどよい。ここで弁当を広げることにする。
氷ノ山越まではとても見晴らしのよい尾根道。すこぶる気分よく歩くことができるのだが、足元が悪いのには閉口した。水を含んだ粘土質の地面が滑る滑る。雨の後だからこうなのか、それとも普段からこうなのか。
広いところで転倒しても尻を打ってテヘペロコツンで済むが、足元が崖っぷちの高巻き道でスッテンコロリした日には命がいくつあっても足りないではないか。ご勘弁願いたい。
ハシゴで沢に下りて渡渉したり、林業の倉庫か何かかと思ったプレハブ小屋にお地蔵様が安置されていてビックリしたり、九十九折りの急坂に足が棒になったりしながらも親水公園近くまで下りてきた。不動滝が木々に遮られてまったく見れなかったので、布滝を見てから帰ることにする。
帰りは道の駅ようか但馬蔵の裏手を上がった所にある、どがやま温泉天女の湯というところで汗を流す。宝塚トンネルで10kmの事故渋滞だというので、播但道から姫路バイパスに抜けて第二神明〜湾岸線と乗り継いで帰宅する。
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