【赤城山】地蔵岳〜小滝氷瀑〜小沼縦断
- GPS
- 03:03
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 531m
- 下り
- 534m
コースタイム
天候 | くもりのちはれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
車道にはほとんど雪がありませんでしたが、登山道は8割方積雪有り。軽アイゼンやチェーンスパイクは必携。小滝への下降点はスリップ注意。部分的に凍結のあった覚満淵の木道が一番歩きにくかったかも |
その他周辺情報 | 下山後に富士見温泉で立ち寄り入浴。バスの運転手さんに言えば100円の値引き券を貰えます |
写真
感想
土曜日、久しぶりの都内での呑み会。そのままビジホに泊まり翌日は奥多摩か中央本線沿線の山にでも繰り出そうかと思っていたのですが、どうも南関東の天候はよろしくない。そこで群馬県内に前泊して、朝一のバスで赤城山へ行ってくることにしました。赤城へは自分の住んでいる宇都宮からなら日帰りも可能なのですが、公共交通機関利用では始発のバスに間に合わないので、早立ちしたいときには宿代を出す価値があるわけです。
【大洞登山口〜地蔵岳】
前泊した伊勢崎駅前のホテルバイキングで朝食を済ませ、両毛線と関越交通のバスを乗り継いで赤城山大洞バス停で下車したのは8時46分。冬季でも利用可能な公衆トイレがある大洞駐車場で身支度を整え、登山開始。まずは本日の最高地点である地蔵岳を目指します。山頂まで圧雪路が続くので、トレッキングポールに軽アイゼンやチェーンスパイク、スパイク長靴等があった方が良いでしょう。降雪直後やノントレースを行くのでもなければワカンやスノーシューは不要で、ピッケルを使うようなところもないかと思います。
久しぶりの登山で息が上がりましたが、小一時間で山頂に到着。北側には見事な青空が広がっていましたが、南側の関東平野はくもり空でした。休憩もそこそこに小沼方面へ。下りは意外と傾斜がありますが、チェーンスパイクの効きは良好です。木製階段の道はほとんど雪に埋没していますが、一部露出しているところはスパイクで傷つけないように注意して歩きましょう。
【八丁峠〜小沼〜小滝】
八丁峠から先は短い車道歩きになります。すぐに分岐があるので右手に曲がるとじきに小沼が視界に入ってくるので、左に小沼を見下ろしながら湖面沿いに進み、水門を越えたところで南西に進路を取ります。長七郎山への分岐、林道分岐を続けて左に見送りながら断崖に沿って道を下って行くと、右手に三途の川への下降点がある場所に出ます。道は南北に二つありますが、傾斜の緩やかな南側を下りに使い、帰りに急な北側の道を使うのが良いでしょう。川原に降り立ち、踏み跡に従い上流に向かうと、すぐに小滝に到着です。氷瀑はだいぶ崩壊が進んでいる様子で、画像が立派に見えるのは、できるだけ迫力が出るような角度を意識して撮影した結果です。小さな氷柱が崩れ落ちる音が断続的に聞こえてきました。
【小沼縦断〜覚満淵〜赤城山ビジターセンター】
氷瀑見学も済ませたところで、来た道を引き返し、水門から少し東に行ったところから小沼の氷上に降り立ちます。小沼は完全に凍結しているようで、氷上には雪も積もっていませんでした。ずっとチェーンスパイクを付けていたので問題なく歩行できましたが、付けていないと滑っていたかもしれません。小沼を渡り終えると、小沼駐車場から東に向かい、小地蔵岳につけられたトラバース道を鳥居峠に向かって下降します。一度車道に出ますが、すぐに覚満淵への道に入ります。覚満淵には木道が整備されていますが、雪が出たり消えたり、一部がアイスバーンになっていたりして歩きにくかったです。チェーンスパイクを外すタイミングがちょっと難しい。木道の凍っていない部分を慎重に進んでいくと、やがて赤城山ビジターセンターに到着です。
ここからバスに乗り、富士見温泉で立ち寄り入浴をしてから帰路につきました。
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