宮城蔵王BC(刈田岳・前山)
- GPS
- 09:38
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,028m
- 下り
- 928m
コースタイム
天候 | 1日目、朝は青空も覗いたが終日風が強く上部は吹雪いて視界不良だった。 2日目も初日と同じように終日強風のため雲の流れが早く、景色は遠望できたかと思った次の瞬間にはホワイトアウトするような目まぐるしい天気。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道路にはほとんど雪はなく、マウンテンフィールド宮城蔵王すみかわのスキー場駐車場付近までは少し凍った部分あり。 |
その他周辺情報 | 終了後、地元の神の湯へ(400円)。泉質はとても良かったが、石鹸やシャンプーは事前に購入しなければならない。人気があるらしく、中は「芋洗」状態。 |
写真
感想
山の会の山行記録。
1泊2日で宮城蔵王へ山スキー・BCツアーで総勢15名の大所帯で山行。
CL:S倉さん、L:T形さん、U井さん
会計:S簗さん、I井さん
記録:A山(1日目)、N波(2日目)
メンバー:A馬さん、K藤さん、S藤さん、T山さん、T井さん、Hさん、F能さん、K池さん
1日目
マウンテンフィールド宮城蔵王すみかわのスキー場リフトトップから刈田岳までの計画。
スキー場駐車場に8:30に集合するが1名ウエアを忘れてしまうアクシデント発生。
強風吹き付けるコンディションに当事者は温泉で待っているとの発言があったが、それをメンバーは許さず、スキー場のレンタルウエアを借りてスタート出来ることに。スキー場からのスタートで良かった良かったε- (´ー`*) フゥ
リフトを3本乗り継ぎリフトトップへ到着し登行準備。
3班に別れてそれぞれのリーダーにビーコンチェックをして頂いてスタート。
序盤は青空が見えていたが次第に雪がチラついて暗くなってきた。
上部へ来ると風が強く雪面の雪が身体に打ち付けて、そして視界も悪くなってきた。
刈田岳までの予定だったが刈田岳避難小屋までとして下山することになった。
雪面のギャップが激しく、また視界が悪かったのでメンバーが逸れない様にチームごとに分かれてゆっくりと降りた。
途中2、3箇所でパウダーランを楽しみスキー場ゲレンデへと繋いだ。
本日は遠刈田温泉の湯宿飛鳥へ宿泊。
宿へは早目に着いたが、温泉にゆっくり浸かって冷えきった身体を温めた。
メンバーから宿の食事がとても美味しいと聞いていたが、拘りと手の込んだもので本当に美味しい料理だった。
お酒とハイクアップの疲れで早く寝てしまい朝までぐっすりと寝てしまった。
2日目の記録はnumashuさんの感想欄へ続きます。
A山の感想
スキーチームに1人スノボ(スノーシュー)での参加だったので不安だったが、CLに快く迎え入れていただいて参加させて戴いた。
ハイクアップもスノーシューで心配だったが後方で皆さんのトレースを利用させて貰って助けていただいた。
遅れた時もリーダーやメンバーさんが気にかけて下さって安心できた。
コースとしてはスノボは難しい面もあったが、ボードとスノーシューの切り替え、スキーヤーとの合わせ方等など色々と勉強になった。
ご一緒していただいたCL、リーダー、メンバーの皆様に感謝の山行でした。
今年は15名の大所帯で宮城蔵王へ。
期待通り冬型が緩まず、両日ともに標高を上げると厳しい気象条件となり計画通りの行程、滑走は叶わなかったが、寡雪の年にもにも関わらず蔵王の樹氷原はそれなりに立派に育っていて雪山登山と考えれば及第点か。
なお、シェル上下とインサレーションを自宅にまるっと忘れ2日間の温泉留守番になるところ、A馬さんにシェルジャケットをお借りし、パンツはスキー場でレンタル出来てギリギリ事なきを得る。
そして2日目の登高中には右ビンディングヒールピースが吹っ飛び、結束バンドでブレーキを縛り片テレマークスタイルで滑走する羽目に。
大人数のため大なり小なりのトラブルは想定していたが全て自分がやらかすとは…
メンバーのみなさんにはご迷惑をおかけしてこの場を借りてお詫びしたい。これに懲りずにまたいきましょう。
気象条件が安定するであろう3月以降にまたいきたいなぁ(^^)
2日目
計画では、すみかわスノーパークのリフトを乗り継ぎ第2リフト終点から入山し、パラダイスルート沿いに杉ヶ峰―澄川源流部を滑走し往路に復帰、第2リフト終点付近に下山の予定でした。
しかし天候、積雪状態、それと諸般の事情(シール登攀中に1人のビンディング調整ネジが脱落して紛失。滑走モードに固定することができなくなってしまった。および15名という大所帯での移動の難しさ。)により、山頂近くの避難小屋にて作戦変更の判断がありました。
猛吹雪の中、避難小屋ではありがたいことに用意されていた石油ストーブで暖を取ることができ身も心もほっと一息をつくことができました。
休憩後、計画変更でエコラインを滑走するべくシールをはずし、しばらくは樹氷の海を本日最初の気持ちのいいツリーラン!
しかしその後は沢のアップダウンで再度シールを着ける。
しばらくシールアップが続き、ようやくエコラインに復帰し、その後は無事に第2リフト終点地点に下山。
諸条件が重なり思うように樹氷の海のツリーランを十分には楽しめなかったが、冬の蔵王という懐の深い自然の中に身を置く快感は代え難い経験であった。
計画立案から始まって、事前の予備講習、現場での正確なルートファインディング技術および安全を最優先する的確な判断を示してくれたリーダーのSさん、Tさん、Uさん、そして顧問?のKさんにはいつもながら敬意と感謝を表します。
お世話になりありがとうございました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する