記録ID: 643254
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積雪期ピークハント/縦走
剱・立山
立山 [奥大日岳・一ノ越〜雄山]
2015年05月20日(水) ~
2015年05月21日(木)
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![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 26:36
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,506m
- 下り
- 1,510m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:01
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 5:22
距離 9.3km
登り 666m
下り 789m
15:06
天候 | ■20日(水)晴れ : http://www.tenki.jp/past/2015/05/20/satellite/japan_near/ ■21日(木)曇り : http://www.tenki.jp/past/2015/05/21/satellite/japan_near/ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
北陸自動車道・立山ICから県道6号を立山方面へ約40分。 ○無料駐車場情報 : http://www.alpen-route.com/access_new/access/parking.html ■立山駅〜美女平〜室堂 ・立山駅から立山黒部貫光の運行するケーブルカーに乗車し美女平で下車。(乗車時間7分) ・美女平から立山黒部貫光の運行する立山高原バスに乗車し室堂で降車。(乗車時間50分) ○往復運賃(大人):4,310円 ○時刻表 : http://www.kurobe-dam.com/access/alpine_timetable.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
■室堂駅周辺 積雪はありますが観光客用に圧雪されていて歩きやすいです。 ■浄土沢⇔奥大日岳 全体的に雪は緩んでいました。稜線の北側には雪庇が残っているので不用意に近づかない方がいいです。露出したブッシュや岩の周辺では踏み抜く箇所が多かったです。奥大日山頂直下の雪面トラバースは傾斜がキツいので滑落に注意。アイゼンは12本爪を推奨します。 ■ヒュッテ〜大走り 早朝で気温が低かったため雪が締まっていて歩きやすかったです。雪面にクラックが何本か走っていましたが特に問題はなさそうでした。※この日私たちは、真砂岳方面へ直登する予定でしたが、ガスが晴れないため急きょ一ノ越へ行き先を変更しました。 ■賽の河原〜一ノ越 トラバースしながら一ノ越を目指しましたが、ホワイトアウトが発生したため視界が効かず、正規ルート(雷鳥沢−一ノ越)への合流に苦労しました。地図とGPSで軌道修正しながら問題なく復帰できましたが、何も持っていない場合には動かずにガスが晴れるまで待った方が良さそうです。 ■一ノ越⇔雄山 雄山まではガレた斜面を登りますが、後続がいる場合には落石に注意です。雪は着いていませんでした。強風のため冬装備で挑みましたが、それでも低温により激しく体力を奪われます。この時期でも荒天を想定しフード付ジャケット・冬用グローブは必携です。 ■一ノ越〜室堂 最短距離の冬道を歩いて行きます。コース上に竹竿が立ち室堂の建物も常に視界に入るので、悪天候でなければ特に問題はないと思います。除雪車の轍を歩いていっても室堂まで辿りつけます。 ※入山届は、室堂バスターミナル1階のバスを降りてすぐ右側(室堂駅・切符売り場の正面)で提出。 |
写真
お風呂の中です。
うまく撮れてませんが、ちょっとした銭湯くらいの広さがあり、石鹸・リンスインシャンプーが備え付けてあります。お湯の温度は高めで、備え付けの蛇口の水で水温を調整しながら入りました。
うまく撮れてませんが、ちょっとした銭湯くらいの広さがあり、石鹸・リンスインシャンプーが備え付けてあります。お湯の温度は高めで、備え付けの蛇口の水で水温を調整しながら入りました。
なんと野ネズミです!
雪原を真っ直ぐに走ってきて、ワタシのアイゼンの下に潜り込みました(@_@) 足を退けると近くのブッシュの方へ走っていきましたが、よっぽど寒かったんでしょうね(笑)珍客の登場にみんなで大笑いしました♪
雪原を真っ直ぐに走ってきて、ワタシのアイゼンの下に潜り込みました(@_@) 足を退けると近くのブッシュの方へ走っていきましたが、よっぽど寒かったんでしょうね(笑)珍客の登場にみんなで大笑いしました♪
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖行動着
行動ズボン
ソフトシェル
ダウンジャケット
下着予備
靴下×2
タオル×2(入浴用も含む)
雨具×上下
冬用グローブ1set
インナー手袋1set
帽子
冬用登山靴
ロングスパッツ
アイゼン(12本爪)
ヘルメット
ピッケル
ザック
ストック
ヘッドライト
ヘッドライト用予備電池1set
テルモス
カップラーメン
行動食
おつまみ
水1L
個人食器(はし
スプーン)
ニール袋×数枚
キッチンペーパー×数枚
エマージェンシーシート
コンパス(プレート付)
折畳みスリッパ
地図地形図
ホイッスル
サングラス
腕時計
筆記具
日焼け止め
救急用品
使い捨てカイロ
健康保険証
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共同装備 |
GPS(chamonix8612)
ショベル(GuteReiseCX)
ガスヘッド&ガスカートリッジ(YOSHI4416)
|
備考 | バラクラバ |
感想
5/20(水)・21(木)、今年初の小屋泊遠征は残雪の立山へ行ってきました。
気心知れたメンバーはとにかくストロングなので、足を引っ張らないかと最後まで心配しましたが、何とか二日間の山行を無事終えることができました。悪天候のため三山縦走は達成できませんでしたが、急斜面のトラーバース歩行やホワイトアウト下での進路の軌道修正など、貴重な体験ができたことは今回の遠征の成果です。
次回訪れる際は、ぜひ憧れの剣岳まで歩いてみたいです(^^ゞ
■chamonix8612氏 製作のYoutube映像です。
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