大倉~塔ノ岳~丹沢山~蛭ヶ岳 往復 下山時左足 足攣り発生


- GPS
- 16:26
- 距離
- 27.8km
- 登り
- 2,348m
- 下り
- 2,346m
コースタイム
- 山行
- 13:19
- 休憩
- 3:09
- 合計
- 16:28
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
花立山荘を過ぎてしばらくしたあたりから積雪があり、塔ノ岳~丹沢山~蛭ヶ岳ではそれなりの深さとなっていた。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
飲料
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
上級者ではない、還暦も超えた自分には少々ハードなコースであることは承知の上であったが、やはり日帰りで大倉~蛭ヶ岳往復はきつかった。本当は雪のない時期にするつもりだったので、2月初めの大雪が大分雪が残っている状態で躊躇したが、今後の予定を考えると2月に丹沢エリアには行っておきたかったのもあって、計画通り登ることとした。
雪山の登山は久しぶりで初心者のようなものだが、足痛で遅れた以外は特に問題もなく行程をこなすことができた。雪がある方が登山道が平滑に慣らされて歩き易いという面はあるが、一種の障害・抵抗である雪の中を歩を進めるのは、登山のキツさを増す要因ではある。実感としては、雪がかなりあって登り返しが何度もある丹沢山~蛭ヶ岳の方が、丹沢山までよりもきつかったと思う。
一般的には、丹沢山までは日帰り可能、蛭ヶ岳に行く場合には一泊が推奨ということになるのだろうが、次はいつ来れるかも分からないし、もう来ることはないかも知れないので、下山が遅れるのは承知で蛭ヶ岳まで行ってしまうことにした。体力的には大丈夫だろうとの目算もあったので。
チェーンスパイクも持って行ったが、花立山荘から上は雪の深さから軽アイゼンを使った。チェーンスパイクに比べてしっかり雪に刺さる反面、引き抜く時に若干の抵抗があり、疲労度や足への負荷が増すように思う。普段使い慣れない軽アイゼンで滑らないように一歩一歩踏み締めるようにして踵を強めに落として激しいアップダウンを進んでいたら、下山時、左足に筋肉痛が出てしまった。雪の踏み抜きで痛めた可能性もある。
階段や下り坂で右足を下に降ろす時に左足の筋肉が痛くなるという状況で、花立山荘あたりからは先に下げるのは左足にして、右はそのサポートする方法を取らざるを得ず、通常の何倍もの時間がかかった。帰りが遅くなることを想定してヘッドランプは2つ持って行ったので、ゆっくり下れば問題は無かったが。
雪がなければ大丈夫だっただろうとは思うが、いずれにしてもこうした状況は褒められたものではなく、今後は足のトラブルは出ないように気を付けなければならない。
(後日調べてみたら腸脛靭帯炎、鵞足炎、外側シンスプリント、膝窩筋炎症などいろいろ該当しそうな症例があった。もっとも可能性が高いと思ったのは腓腹筋の酷使による肉離れあるいはインピンジメントだが、専門家ではないので分からない。いろいろ対処法はあるみたいだが、厄介なのになってしまったなあ。さらに追記。その後も調べていく中で一番可能性が高いのが、というよりほとんどこれが原因というのが「ミネラル分の不足」だ。ナトリウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラル類は汗とともに体外に出てしまうが、水分とともにこれを補わないと足をつる原因になる。この日は、長時間、積雪のある寒いの中を簡易アイゼンを付けて歩行し、疲労が蓄積し、体も冷えて、ミネラル不足になった。ほぼこれが原因だろう。経口補水液とマグオンを発注して、次回から飲むことにする。)
それでも天気に恵まれて、雪山は堪能できたし、絶景の富士山を眺めることもできた。前回の雲取山からの富士山もよかったが丹沢からは距離が近い分、より迫力のある美しい富士山を見ることができた。天候や季節の違いもあって、より富士山に近い杓子山、黒岳、越前岳で見た富士山よりも感動した。
毎度のことながら、帰ってきてみれば行って良かったと思う。
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