記録ID: 645983
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無雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰
神室連峰周回(台山尾根〜神室山〜天狗森〜小又山〜火打岳)
2015年05月23日(土) ~
2015年05月24日(日)
体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 17:52
- 距離
- 29.2km
- 登り
- 2,713m
- 下り
- 2,705m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 6:54
距離 13.8km
登り 1,990m
下り 999m
天候 | 5月23日(土):快晴 5月24日(日):快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◆土内口〜雷滝原頭 土内川の右岸側を(進行方向に対して川を右に見ながら)進みます※。倒木や登山道の崩落箇所があります。土内川に注ぐ幾つかの沢を渡りますが、1箇所だけ沢の増水により夏道の通過が難しい箇所があり(写真5)、少しだけ夏道を外れて沢の上流側に迂回しました。 ※GPSログが所々左岸側に飛んでいますが、測位不良です。 ◆雷滝原頭〜権八小屋跡 本格的な登りになり、一気に高度を稼ぎます。途中、両側が切れ落ちた崩れやすい尾根を歩く箇所があり、注意が必要です。 ◆権八小屋跡〜神室山避難小屋 台山尾根を歩きます。ところどころに雪渓が残っており、その影響で夏道が飛び飛びになってる箇所がありました。最後に一旦下ってからの登り返しの急登が待っています。 ◆神室山頂〜天狗森〜小又山〜火打岳 ほぼ100%に近い状態で夏道が出ています。アップダウンがありますが、(晴れれば)眺望が素晴らしい尾根歩きが続きます。ただし、(小又〜火打間は特に)痩せ尾根であることや、日差しを遮るものが少なく且つ水場がないため、特に風の強い日や暑い日は注意が必要です。 ◆火打岳〜火打新道口 火打岳から西火打岳まではところどころに雪渓が残っているため、夏道のロストに注意が必要です。登山道自体はさほど荒れておらず、急な下りがあることを除けば、歩きやすいものでした。 ◇水場について 神室山避難小屋下の水場を利用しました。水量豊富で、冷たくて美味しい水を取ることができます。ただし、小屋からのアプローチで50mほど雪渓を下る必要があるため、ピッケルやストックがあった方が安全かと思います(アイゼンを装着されている方もいらっしゃいました。)。 ◇その他 至る所に多くのブヨがいて、特に立ち止まる度に悩まされました。気象条件にもよるかと思いますが、今の時期は虫対策が必須かと思います。 |
写真
感想
ちょうど1ヶ月前に友人と軍沢岳から神室山に登ったとき、東側から眺める小又山〜天狗森の稜線があまりにも素晴らしかったので、次は是非そこを歩いてみたいと話になり、今回の山行に至りました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-620829.html
私的には正直かなりきつかったですが(またまた友人の足を引っ張ってしまい、コースタイムもかなり遅めです…。)、とにかく達成感が半端ない、素晴らしい山行になりました。
コースや季節等によって様々な表情を魅せる神室連峰、本当に素晴らしいと思います。
(追伸)
山小屋の1階でご一緒させていただいた仙台のCさん、我々とは初対面ながら、一緒に酒を酌み交わしながらいろいろなお話をお伺いすることができ、本当に楽しかったです。またどこかの山でお目にかかれることを楽しみにしております。ありがとうございました。
[15.5.27登録]
※写真15番の山名:小又山➡天狗森、写真18番の山名:小又山➡神室山に修正しました。大変失礼しました。ご指摘いただきありがとうございました。
[15.5.28修正]
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コメント
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Odentosさん、小屋ではこちらこそお世話になりました。とても楽しかったです。
2日目の小又山までのアップダウンはキツかったです。私はその後、越途方向なのでロングダウンヒルでしたが、それもなかなかのハードコースでした。
写真凄く綺麗ですね!やっぱり良いカメラは違いますね、星空の写真なんかとても幻想的で素晴らしいと思います。またいつか別の山でお会い出来るのを楽しみにしています。仙台のCでした。
impreza512さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
そして、その節は大変お世話になりました。
小又山へ向かう途中、天狗森の辺りから振り返ると、前日にimpreza512さんが歩かれた十里長峰の稜線がきれいに見えました。その根先口からの周回コースも今度是非挑戦してみたいと思います。
夜の写真は、皆さんが寝静まった後にコッソリ撮影しておりました(笑)
またいつかお会いしましょう!(そしてまた一緒に飲みましょう )
6月に予定されているとおっしゃっていた神室再訪もまた、良い山行となることを祈っております
Odentosさん、こんばんは。
神室連峰周回・・・拝見しました。
実に良いですね。
写真も綺麗ですし・・・
やはり神室山から火打岳はこの山域の核心部ですよ。
私も密かに??(笑)・・・逆コースの周回を計画しています。
まだ足の具合がイマイチですからもう少し後になりますが・・・
しかし、火打岳は鋭鋒ですね・・・
あの頂は感動ものだったと思います。
山は標高ではないことをこの山域が証明してくれていますね。
いゃ・・・良いヤマレコでした。
ご苦労さまでした。
750RSさん、こんばんは。
いつもコメントいただき、ありがとうございます。
念願の稜線を無事踏破できました
しかし、神室山〜火打岳の連峰主稜線は、本当に素晴らしいですね
各ピークもそれぞれに個性があって印象深いですし、稜線そのものも含めてとても1,000〜1,300m前後のものとは思えません。
おっしゃるとおり、やはり山は標高が全てではありませんね。
ただ、標高が低い分、如何せん強い日差しにさらされる夏場はきついかもしれませんね…
逆回りの周回は、歩いている時には「勘弁…」と思いましたが(笑)、今思い返してみると、それも魅力的ですね
更に杢蔵山へ延びる稜線も含めて、次は秋頃にでも挑戦してみたいと考えております。
750RSさんが歩かれた折には、どんな味のあるレコになるのか、とても楽しみです
Odentosさん はじめまして
神室一周お疲れ様でした。最高の天気で羨ましい!
小生も同じルートを昨年辿りましたが、神室から火打がひたすら遠かった〜〜
倒れ込むように辿り着いた火打岳山頂を思い出しました。
天気が良ければこんな絶景だったんですね。
小生が登ったときは残念ながらほとんど視界ゼロでして、火打岳の高度感は全く味わえず、素晴らしい眺めもお預けでした。
火打岳の雄姿はぜひ見てみたいので、親倉見側から行ってみようかと妄想中です。
solo-soloさん、はじめまして。
コメントいただき、ありがとうございます。
今回の山行は幸い天候に恵まれ、終始神室連峰の峰々が見渡せる状態での山歩きとなり、素晴らしい絶景を満喫できました。ですが、その反面、目指す先があんなに遠いのかと、何度心が折れそうになったかと……(笑)
火打岳はまさに"怪峰"といった佇まいで、独特の存在感に圧倒されました
solo-soloさんの同じコースの周回レコは、当時も拝見しておりましたが(今回の山行にあたっても大いに参考にさせていただきました。ありがとうございました。)、今回自ら歩いてみて、"日帰り"で踏破することが如何に大変なことなのかを身をもって知ることができました 本当にすごいですね
とは言え、とてもきつくはありましたが、とにかく素晴らしいルートで、次は紅葉の時期にでもまた辿ってみたいと思っています。親倉見口もよさげですね
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