二岐山-小白森-甲子山-那須岳-南月山-白笹山
- GPS
- 24:40
- 距離
- 40.5km
- 登り
- 3,116m
- 下り
- 3,389m
コースタイム
11:24 二岐バス停
11:31 ぶな山荘
12:05 風力発電登山口
13:38 東岳(女岳)
14:01 西岳(男岳)二岐山
14:47 ブナ平
15:32 御鍋神社
16:18 登山口
18:26 小白森山
5月24日(日)
04:27 小白森山
05:10 一杯山 05:15
05:31 二杯山
06:12 分岐
06:18 大白森山 06:35
06:37 分岐
07:04 甲子峠
07:53 甲子峠分岐
08:09 甲子山
08:25 新道分岐
08:37 水場
09:42 坊主沼避難小屋 09:47
10:38 笠ヶ松
11:04 須立山 11:22
11:33 鏡ヶ沼分岐
12:13 大峠分岐 12:27
12:40 三本槍岳
13:05 北温泉分岐
13:16 清水平
13:36 1900峰
14:12 朝日岳
14:44 峰の茶屋跡避難小屋
15:38 茶臼岳
16:15 峰の茶屋跡避難小屋
16:37 牛ヶ首
16:57 日の出平
5月25日(月)
04:13 日の出平
04:39 南月山
05:26 白笹山 05:34
06:46 沼原池 07:03
08:29 乙女の滝分岐
09:21 板室温泉バス停
天候 | 5月23日:晴れ 5月24日:晴れ 5月25日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
自転車
04:30 自宅 04:30 04:50 町田 04:55 小田急小田原線 370円 05:38 新宿 05:55 JR山手線外回り 4240円 06:04 池袋 06:11 JR埼京線 大宮行 06:20 赤羽 06:26 JR高崎線 高崎行 06:41 大宮 07:06 JR東北新幹線 盛岡行 自由席2590円 08:06 新白河 08:18 東北本線 福島行 08:48 須賀川 09:20 福島交通バス 2010円 11:24 二岐 復路 2015年05月25日(月) 09:21 板室温泉 10:45 東野交通バス 910円 11:35 黒磯 12:07 JR東北線(宇都宮線) 3020円 12:59 宇都宮 13:08 JR快速上野東京ライン 伊東行 14:22 大宮 14:28 JR湘南新宿ライン 小田原行(地震発生のため15分ほど遅延で新宿15:15) 14:59 新宿 15:29 小田急小田原線 370円 15:58 町田 16:10 駐輪場 三日分300円 16:25 自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一部残雪のあるところ、写真参照。キックステップで行けるが、軽アイゼンあれば、安心 坊主沼避難小屋の北側に残雪で登山道見えない部分あり |
その他周辺情報 | 須賀川、松明あかし、須賀川の夜を焦がす炎と音の祭典 http://www.city.sukagawa.fukushima.jp/taimatsu/ 栃木・那須で御神火祭 夜空焦がす火柱、狐の嫁入り美しや http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150526-00000032-san-l09 |
写真
感想
後日
月曜日が休みだったことに、気づき急遽三日分の計画の中からこのルートを選択。雪の量が気になったので、甲子山の登頂記録を山データで見てみる。中身は見ないで一覧に表示される写真をさりげなく見てみる。多少雪はあるようだが、軽アイゼン持って行けば大丈夫かなと思いつつ、ザックに入れるのを忘れる。念の為バス時刻をもう一度調べてみると、前に調べた時と同じらしい。須賀川駅前は、殺風景だが、バスで少し離れたところに、商店街やら、年季のある商店が点在している。バスは途中、東北線の鏡石駅を通るので、こっちから乗れば、バス、電車代が少し安くなるのでは?と思いつつ、深く考えないことにする。須賀川から二岐まで2時間を超えるバスの乗車。途中休憩がある。車窓の風景は飽きることのない、田園、旧家、豪農?、羽鳥湖などあり。二岐バス停に温泉宿があるのかと思ったら、バスの転回場があるだけだった。少し歩けば、あるのかも知れないが、登山口は逆方向に下った場所なので、そっちを優先する。風力発電の林道をまるで夏の日のような日差しの中、日影を拾いながら歩く。湿度が低いようで助かる。二岐山の登りは、ブナの大木が生い茂る、自然豊かな森だ。女岳のすぐ手前に、径7〜8mの残雪が高さ1m程ある。やはりあったか。アイゼン入れるの忘れたけど、大丈夫だろうか?この先の事が気にかかる。
二岐山でテン泊も頭の中にあったのだが、まだ、時間も早いので、もう少し先に行くことにする。ブナ平の標識の所、平らで少し広くなっているのでいいかなとも思うが、先に行く(笑)登山口辺りはどうかな?と思ったら、車が一台置いてあったので、止める。熊より怖いのは人類である。
林道を二岐温泉方面へ歩いていく。御鍋神社の看板があったので寄り道してみる。沢の音のする方へ少し下ると、川の畔に神社が建っていた。こんな場所で川に流されないのか、不思議だ。神社の説明板によると、平清盛が云々・・・本当の話なのか?神社の通常、鈴が付けてあるところに大きな鍋ならぬ、釜がひっくり返って取り付けてあるのが、面白い。さらに林道を下る。車が何台か止まっている。さらに林道を下っていると車に追い越された。と思ったら水場の所で、水を汲んでいる。私も汲まなければならないが、もう少し先にも水の流れがあったので、そちらで水を汲むことにする。最初の流れの所を、通り過ぎる時に、山で一泊して来たんですか?と声をかけられる。今日が初日なので、これからですと話す。さらに林道をくだって、いい加減疲れたが、いくつかの曲がり角を過ぎると吊り橋の向こうに、大きな建物が見えた。あれが二岐温泉だろうか、曲がり角を下れば、吊り橋というところに、大白森、小白森、登山口の標識があったので
そこを登って行く。泊まる場所を探しながら、歩くがなかなかの登り斜面ばかりで、見つからずいつの間にか小白森山まで来てしまった。山頂狭いけど、一人が寝る分には、十分の広さがある。西の空を見ると、もうすぐ日が沈みそうだ。夜、変わった泣き声の鳥が近くで鳴いている。例えるならR2D2のような鳴き声だ。あろうことか、テントの上に留まったので、中から叩いた。落し物をされては困る。翌日もいい天気、夜は星も見えていた。少し下ると、お腹の調子が芳しくない。登山道脇で用を足す。大白森山の分岐のところに着いた。山頂までほんの少しだと思い、ザックを担いだまま行ってみると、なぜかここだけ今回の中で最高に狭い登山道、両側の石楠花やら、潅木が道を覆っている。一休みして甲子峠へ下る。ガイド地図にあるように、狭い谷状の道。途中までは狭いだけだったが、やっぱりというか、最後の5〜6mくらいだろうか?雪が残っていて、まっすぐ下までつながっている。これは落ちたらやばいな!何日か前の人のものだろうか、キックステップしたあとが見えるが、すでに消えかかっている。木の棒でバランスと雪に突き刺しながら慎重に下る。5〜6m下ったところで、道は谷筋から左側の雪のないところに付いていたので、ほっとするが、谷はまだずっと下まで雪がつながっていた。そのあとは、普通に森の中を下る。甲子峠は砂利道の林道の車道が通っている。車が2台ほど止まっていた。そこから残雪がまたちらほら、甲子山の登りはじめのV字に曲がるところで、2人の登山者がいた。先に行かせてもらいます(笑)すぐに甲子山に着くが、追いつかれるのも何なんで?、休まず先へ行く。平坦な林の中に、旧道との分岐、坊主沼方面へ行く。この先、残雪がかなり多くて登山道がまったく見えない部分があり焦った。また、浅い谷状の登りの残雪を登るところでは、何度か踏み抜いて腰まで潜ることもあった。坊主沼避難小屋で休んでいると、一人登山者がやってきた。今夜、狐の嫁入りがあるのだという情報を得る。また、この先の残雪はそれほどでもないとのことだった。先に小屋を後にして進むと、また、残雪の斜面が待っていた。天気が良く、グサグサになった雪の斜面はステップもザラメ状で滑りそうでちょっと怖かった。林の途中のような笠ヶ松を過ぎ、ジグザグの登りの足場が悪い登りの須立山の頂上は少し広く、旭岳やこの先の那須岳、鏡ヶ沼の景色がいいところ。ここで休んでいると、避難小屋で会った方に追いつかれてしまい、さらに先に行かれてしまった。
途中、省略
2泊目は、那須岳を越えて、ちょっと登った所、那須岳の湯けむりが見える。去年の噴火事故があった事だし、火山の近くに泊まるのはどうか?とも思うし、ちょっと怖い気もするのだが、日程上というか、行程上この辺に泊まるしかないのだった。夕方、何やら太鼓の音やら、何かの音が聞こえている。例の狐の嫁入りの音だろうか?しばらく鳴り響いていた。
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