日光・男体山
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- GPS
- 06:17
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 1,211m
- 下り
- 1,209m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三合目から四合目間の林道を除いては終始急登が続く(標高差1200m)。 特に危険な所はないが、五合目付近から八合目までは段差のある岩ゴロ道(観音薙と呼ばれる)が続き、九合目からは滑りやすいザレ場となる。 |
その他周辺情報 | JR日光駅前に日帰り温泉がある(日光ステーションホテルクラシック、入浴料700円) |
写真
感想
標高2500m円錐型の山全体が二荒山神社の御神体と云う日光の男体山にでかけた。
標高差1200mを真っ直ぐ登って下りてくる、いたってシンプルな登山だ。
好天の下、二荒山神社中宮祠の社務所で登拝料を収めて出発する。
登山口近くのシラネアオイを見てからと思ってきたが、残念ながら花はもう終わっていた。
最初は鬱蒼とした樹林帯の中を登っていく。三合目で舗装された林道にでる。山腹を大きく迂回する道は新緑に包まれ気持よく歩ける。四合目近くになって中禅寺湖が見え気分がなごむ。
四合目の鳥居をくぐると、ここから本格的な山道に入る。
樹林の中をいくが、トウゴクミツバツツジの残り花がまだ綺麗だ。そしてその先にシロヤシオが群生し、辺り一面に今が盛りと咲いている。木々の間から覗く湖の青にも映えて美しい。シロヤシオは(昭文社地図に記載のない)想定外のことでラッキーの気分になる。
階段上の急登を登っていくと五合目、ここから観音薙と呼ばれる岩ごろの急登が始まる。厳しい登りだが、振り返ると、その時々で中禅寺湖周りの眺望が変化しているのを見て取れる楽しみがある。
早朝からの登山者だろうか、ここまで多くの下山する人とすれ違う。
七合目の避難小屋前で簡単な食事をとり、八合目の滝尾神社までは急登の岩ごろ道を登る。八合目を過ぎると次第にゆるやかになり九合目からは赤土のザレ場の上りとなる。
頂上間近に来るとその存在感から日光白根山に先ず目が行く。そしてその下の戦場ヶ原に。
頂上は広場になっていて、奥宮をはさんで南西側に展望案内板があり、ここからは大展望が広がる。眼下に中禅寺湖、その向こうに皇海山、日光白根山から燧ヶ岳、そして白峰の会津駒ヶ岳と、遠くは霞んでいるが素晴らしい眺めだ。
奥宮の北東側に三角点があり、その側に大剣の頂上標識がある。そのほか二荒山大神像や鐘などの施設もあり、多くの人が休んでいてかなり賑やかな印象だ。
ここで昼食の残りをとり、眺めを十分樂しんでから下山にかかった。
登りより下りの方がやっかいだという話があるが、今回は眼下に中禅寺湖を眺めながらもあって下りの方がよほど楽だった。一度歩いた道なので勝手が分かっているからかもしれないが、四合目の小屋前で一息をついたほかは一気に下ってきた感覚だ。
下山後に日光駅前の日帰り湯で汗をながしてから帰路についた。
今回は、天気に恵まれシロヤシオや素晴らしい眺望に出会え、かつ山歩きとしても充実した山行になったと思う。
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