南アルプス南部展望台 笊ヶ岳(老平ピストン)


- GPS
- 08:53
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 2,579m
- 下り
- 2,575m
コースタイム
- 山行
- 7:58
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 8:53
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
◆注意事項◆ 6月1日から12日まで夜間工事のため、22:00〜6:00まで車両通行止めで集落に入れません。 ※先着4台の内2台は前泊者と釣り師?の車でした。 ※トイレはヴィラ雨畑の前に公衆トイレがあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:ゲート前 危険個所:雨後の広河原の渡渉 道の状況:ピンクリボン多く迷わない、残雪は布引山から笊ヶ岳まで少しある程度 ■老平〜広河原 廃屋から先はガレ通過、吊り橋あり ■広河原〜桧横手山 広河原で渡渉あり、その後はひたすら急坂 ■桧横手山〜布引山 桧横手山は平坦な山頂一息、その後は更なる急坂 ■布引山〜笊ヶ岳 布引山の手前はガレの縁を歩く、少し下って登り返す |
その他周辺情報 | 温泉:ヴィラ雨畑 硯の湯 550円 |
写真
装備
備考 | 足がなまるので封印していたトレランシューズとサポートタイツを履いた。 渡渉に失敗したが、ファイントラックのメリノスピンソックスは乾きが早く助かった。 水はプラティパスに1ℓ、ナルゲンに500ml、コーラとスポーツドリンク各500ml 行動食とカロリーメイト、菓子パン、アミノバイタルゼリー4個、塩飴など |
---|
感想
老平の駐車場に到着すると、平日にもかかわらず4台停まっているのに驚きました。
特等席のテント場は狭いので、取り合いになるのは嫌だなと思いながら眠りにつきました。
未明の4時前には周りが支度を始めて目を覚ましたので挨拶すると、若い二人組が日帰りで、単独のベテランの方が幕営予定だった。群馬から来たという72歳のオジサマは少しでも軽量化を図ろうと気合のツェルト泊だそうだ。少し考えて日帰りに変更することにする。朝食を摂りながら車内常備のアタックザックに荷物を詰替えて、二組を追うようにスクランブルで出発しました。
ゲートから車道終点までは、車一台がやっと通れるような未舗装路が続きます。
熊注意の看板があったので帰りに地元の方に聞くと廃屋のあたりが通り道だそうで、熊鈴は持っていても鳴らさない主義なので遭遇しなくて良かった。
廃屋から広河原までは、滴るシャワーを浴びて奥沢谷を左手に見ながら、架け替えられた橋を何度か渡り、ガレの通過や揺れる吊り橋などもあって飽きない道です。
沢音がひときわ大きくなると渡渉のある問題の広河原に到着します。水量はそこそこなので飛び石で行こうとするが、濡れた石で滑って右足を濡らしてしまった。
靴下と中敷を絞って出発しますが、ゴアテックスの靴なので乾くか心配でテンションダウンです。
広河原から急斜面をジグザクに付けられた道で高度を稼ぐと山の神に到着します。このあたりは林業の使い古したワイヤーなどが散乱している。
桧横手山までは休むことのない急坂です。各地に胸突き八丁などの坂はありますが、それが永遠かと思えるほど続きます。
桧横手山は山頂然としておらず、気にしていなければ通過してしまうようなピークです。
ここから更に斜面の角度が上がり、次のピンクリボンが見上げるような考えられない高さに付いていて、布引山まではひたすら我慢の子です。
布引山の手前のガレで展望が開けた時は思わず叫んでしまいました。
笊ヶ岳までは鞍部まで下りますが、残雪は少なく歩きやすかったです。
そして、森林限界をわずかに越える大笊に辿りついた時は、まるで立体模型のような山々に目を奪われました。
南アルプス南部の大展望台に、それまでのキツイ登りが報われた思いでした。
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