狸谷不動〜大比叡〜梶山〜還来神社〜和邇駅
- GPS
- 09:12
- 距離
- 31.9km
- 登り
- 1,916m
- 下り
- 1,884m
コースタイム
- 山行
- 7:56
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 9:13
飲料消費1.0L弱。
天候 | 曇りのち晴れ 12時半3℃@梶山頂上 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り)JR湖西線・和邇駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。 仰木峠までの京都一周トレイルと東海自然歩道区間は特によく整備されています。ただし京都一周トレイルの東山道標67〜69(音羽川)は雨天増水時通行不可とのこと。瓜生山〜石鳥居ではマウンテンバイクが複数。 仰木峠から先は、P630の先に激下りあり。途中越分岐の先、土崖(採石地?)の縁に沿って下るところは急斜面の細道つづら折れ。ここまでよりも全体的にワイルドになるもののピンクテープ、比良比叡トレイルの黄色テープ、境界杭などが多いので問題なし。途中林道を歩くので再び登山道に復帰するポイントを見逃さないよう注意。私はたまたま向こうから人が来たので気づきました。 全体を通じて登山道に滑り止めが必要な積雪はありませんでしたが、山王院の手前でドライブウェイを跨ぐ歩道橋はスケートリンクみたいに凍っていました。 下山後、還来神社からの県道311号は歩道があり安心して歩けます。 |
その他周辺情報 | 電車で3駅でおごと温泉。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
フリース
ソフトシェル
ズボン
タイツ
靴下
グローブ
雨具
ニット帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
|
---|
感想
週末は冷え込む予報だったもののウィークデーは暖かかったので手頃な山で雪山は難しいかな(知らんけど)ということで、あと1座だけ残していたリスト「大原の里10名山」を片づけに梶山に行ってきました。先週大阪府の山を達成して何やらスイッチが入ったようです。
狸谷不動に寄ってみたかったので、叡電一乗寺駅からスタート。出町柳駅から歩けば軌跡がつながったのですが、今日は久々の長丁場なので体力と時間を温存。それに下山後に舗装路を長く歩くのはよくても入山前に歩くのはつらいですし、叡山電鉄には今後も頑張ってもらわねば。
低山ハイカーには人気の山域と思いますが、季節のせいか予想したほどは居ませんでした。京都側からのケーブルとロープウェイは冬期運休ですしね。比叡山の手前までは2人組+1匹と会っただけ。犬の散歩をしているところに追いついて道を譲ってもらったのですが、追い抜かれたと思うや犬が急にハッスルしたようで再び抜き返していってしまいました。犬種はよく判らないのですが、部屋に上げてもいいくらいの小型〜中型犬だったので、さすがオオカミの兄弟は体の割にすごい体力と感心しました。他に瓜生山で1人、石鳥居前で3,4人グループのマウンテンバイクと遭遇。
駐車場の手前で1人現れたのを皮切りに、仰木峠まででかれこれ十数人とすれ違ったでしょうか。駐車場で見かけた方は服装的に車で来た人だったかも。服装と言えば、西塔の先、車では来られなさそうなところでジーパンとスニーカーの冬山とは思えない格好を2人も見かけました。1人は外国の方でしたが。大原から登って来たのでしょうか。仰木峠を過ぎると人は減って2人とすれ違ったのみ。
トレランの人も多く、西塔から梶山の間で8人も追い抜いて行かれました。うち3人は梶山頂上で休憩中に追いつかれまして、仰木峠を過ぎてめっきり人が減ったので意外な気がしました。日本トレイルランサーキット協議会の矢印も出ていましたし、今度大会でもあるんですかね。ごく一部を除いて登山道はよく整備され幅も広いのでトレラン向きだとは思います。その後、梶山から還来神社までは全くの無人。まあ全体通して距離が長い割に人は少なく自分のペースで歩けました。
下山後和邇駅への長い舗装路歩きの途中、道の駅妹子の郷で休憩。軽食っぽいものが欲しかったのですが生憎レストランは15時ラストオーダーの16時閉店(早過ぎない?) 代わりに売店でいもねりぜんざいというのを頼みました。ぜんざいの白玉や餅の代わりにいもねり(ここの郷土料理の流儀では、米、もち米、里芋を搗いて丸めたおはぎみたいなの)が入っています。ほのかな塩味と粒々の食感がぜんざいのアクセントになって美味しかったですよ。あとは琵琶湖らしいものを、ということで鮎ともろこの缶詰をお土産に購入。
元気を回復して再び歩き、初めてなのに既視感を覚える和邇駅から湖西線で帰途につきました。湖西線の駅はどこもよく似ていますね。山行の途中、風が強く鳴っていたので少し心配しましたが定刻通り電車が来ました。冬場は比良おろしのためしばしば遅れたり運休したりするのは困りものです。サンダーバードのためにカーブや傾斜を抑え、高架などオール立体構造で踏切ゼロのJR西日本が誇る高規格路線で、新造車両はわざわざここで走行試験をしたりする鉄注目の路線らしいのですが。最近ではこの3月から伯備線に投入予定の特急やくもの新型車両273系が来たそうです。湖西線を走る予定は全然ないのに。運が良ければ珍しいものが見られるかもしれませんよ。
と脱線しましたが(鉄道だけに)、久々のロングトレイルでしたが故障や道迷いなどのトラブルもなくいいペースで歩けたので内容的には満足です。高規格路線を人の少ない時にスイスイ歩けるのは気分がいいですね。大きな未踏区間を埋め、ヤマスタのスタンプも取れ、ヤマレコの山リストを埋めた達成感もあります。
山頂はどこも基本的に木々に覆われているのですが、登山道の要所要所で展望が得られるのも特別感があってよいです。京都市街、大原の里、比良山系、琵琶湖、伊吹山、さらにはもっと遠くまで、と変化に富んでいて大変おススメです。琵琶湖の存在感が偉大ですね。展望のバリエーションの豊かさという点では関西でも屈指ではないでしょうか。梶山は初めて、比叡山は久しぶりに来ましたがいい山でした。今回軌跡の北端(比良山地)と南端(東山)が途切れていてボウリングで言うとスプリットみたいになってしまったので、軌跡を繋ぎにまた来たいですね。
〇今日のヤマスタチェックポイント
●比叡山(大比叡)(「日帰りで楽しむ全国80山スタンプラリー」)
●京都一周トレイル東山標識番号59-3(瓜生山)(終了。スタンプは貰えます)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する