西穂高岳
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- GPS
- 06:10
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 898m
- 下り
- 900m
コースタイム
- 山行
- 4:59
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 6:15
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
満車だったが偶然1台の車が出てきたので駐車できた |
写真
感想
この冬は、スケジュールと天候が合えば四季を通じて未踏の西穂高岳に登りたいとずっとチャンスを待っていた。西穂山荘から西穂高岳のルートは滑落事故が多いので、天候の穏やかな日を狙う。
西穂山荘に1泊して夕日や日の出を楽しみたい気持ちもあったが、翌日は天候も下り坂だし予定もあるので日帰り登山にする。
9時スタートのロープウェイに8時から並び、16時15分の最終ロープウェイまでに下山する予定。しかし落とし物をして少しスタートが遅れてしまい少し焦る。
第2ロープウェイを降りて西穂口からは樹林帯の登山道を上るが、気温が高くなったためか、スタート時に着込んだウェアやネックウォーマーを途中で脱ぐ。西穂山荘に着いて一息入れるが、賑やかな雰囲気の山荘に大勢の登山者がいて、そりをしたり写真を撮ったり思い思いに過ごしている。
西穂山荘から丸山は快適な登山道。丸山で絶景を堪能して独標に向かうが、独標直前の岩場は上り下りの登山者でやや混雑。
独標からは急斜面の下りとなり、その先には狭い稜線に右手に張り出した雪庇が待ち構えていた。足場はあるが雪庇は上高地側へ落ち込んでいて滑落事故が多い箇所なので慎重に歩く。
高感度ある岩稜帯を幾つか超えて、ピラミッドピークに到着したのは12時40分ごろ。ここまで前後して一緒に登ってきた登山者は、下りのロープウェイの時間が気になるので皆引き返すという。自分も時間は気にしていたが西穂まで行くことにした。しかし時間以上に安全第一、慎重に行動するよう戒める。
ピラミッドピークからチャンピオンピーク4峰まで高感度ある岩場を通過して、西穂高岳に登頂したのは13時30分ごろ。自分の他に誰もいなので西穂高岳山頂を独り占めした気分で一人撮影会を行う。
西穂高岳山頂の風景を満喫して下山するが、特に雪山では上りより下りのほうが危険、滑落すればまず助からないので慎重に行動する。
チャンピオンピーク、ピラミッドピークを過ぎ、独標に着いて一休み。独標直下の下りは最後の難関で多くの登山者がキックステップで下りていたが慎重さが一番大事と再認識する。気温が上昇して雪面が緩んできたので、キックステップしても崩れ落ちそうになってしまう。
今回の登山では70代半ばの登山の達人ともいうべきお方とお会いすることできたが、その領域にお域に達するのは無理としても、高齢になっても自分なりの山登りを継続していきたいと思いました。またバイクと登山が趣味の方ともご一緒して楽しく過ごすことができました。山では人との出会いも喜びのひとつになることを再確認した山行でした。
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