御殿山〜石尊山・信州街道最終回 室田〜高崎
- GPS
- 05:22
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 625m
- 下り
- 715m
コースタイム
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
感想
大笹街道の起点の須坂市福島宿を出発したのは2021年11月末日。
冬を目前にし、菅平越えを思うと、どうなることやらとおぼつかなく
随分中断を繰り返しながら、漸く高崎に到着する日を迎えました。
大笹街道は大笹宿から先、信州街道と名を変え、
草津温泉からの街道に合流し、高崎市で中山道に至ります。
なのでタイトルも途中で、信州街道と変えました。
時間的に考え、街道沿いに登れそうな山がある時は、
寄り道も気分転換になり、また楽しいものですから、
今回は御殿山から石尊山へ周回してみました。
丁寧に木段のついた急坂を下って登山口に着くと、
あれっ?見覚えがあるような、と思い出し、
帰宅後調べると、なんと群馬百名山で登っていたのでしたが、
もはや、その頃の記憶がなく、記憶力の衰えを切に感じます。
街道歩きがずっとブームのようですが、五街道と違い
大笹街道は、道跡のはっきりしない箇所(消されてしまった?)
があり、菅平では、適当に歩いている部分があり、心残りです。
厳寒期の菅平を行く旅人に吹き付ける強風を思いやる度、
自分的に、この街道を歩いた価値があると思えてきます。
信州街道と名を変え、国道406号線に併合されると
道跡の殆どが国道の下になり、高崎市周辺の田園地帯で
時折真っ直ぐな国道を離れて、旧道に入った時
神社の欅や、道祖神に、僅かに残された街道の面影を見るのみでした。
車が行きかい、道端など見る余裕もなさそうなうY字型交差点に
道標「くさつみち」は所在なげに立っているように見えました。
決して華やかな結末を求めて歩いてきた訳ではないものの、
旅を終え、裏寂しさに心は複雑で、振り返った街道分岐点に
かつての賑わいなど知る由もなく、右が草津道、左が中山道と、
歴史をたった一つの石が残しているのみなのに言葉もなく、
室田に向かう定期バスを待つばかりでした。
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