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Yamareco

記録ID: 652583
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鳳凰三山 (青木鉱泉を起点に,ドンドコ沢を登り,中道を下る)

2015年06月02日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:23
距離
14.7km
登り
2,016m
下り
2,016m

コースタイム

日帰り
山行
9:26
休憩
1:00
合計
10:26
4:32
84
5:56
5:56
38
6:34
6:34
49
7:23
7:23
26
7:49
7:49
41
8:30
8:37
40
9:17
9:17
20
9:37
9:37
12
オベリスクの上部
9:49
9:49
8
賽の河原
9:57
9:57
29
10:26
11:10
19
お昼ごはん(観音岳への登りの途中)
11:29
11:32
19
観音岳
11:51
11:53
41
12:34
12:38
111
14:29
14:29
29
14:58
天候 晴れ (湿った空気のためか,朝からガスが湧き気味。11時すぎには稜線はガスの中)
過去天気図(気象庁) 2015年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
青木鉱泉の駐車場(1日750円)
(515K)
コース状況/
危険箇所等
ドンドコ沢の,鳳凰ノ滝と白糸ノ滝の間だったでしょうか,
登山道が崩落して,その上部を迂回する箇所があって,
そこが唯一「危険」といえる箇所でした。
あとは危ないところはありません。
その他周辺情報 帰り道,青木鉱泉からの林道をでたところにある「むかわの湯」に行こうとしたら,
火曜日が定休日でした。(T_T)
昨夜23時すぎに青木鉱泉に到着。仮眠をとって,さぁ出発です。晴れているようですが,雲が多そうですね。天気は下り坂のようなので,早く稜線にたどり着きたいです。
2015年06月02日 04:32撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 4:32
昨夜23時すぎに青木鉱泉に到着。仮眠をとって,さぁ出発です。晴れているようですが,雲が多そうですね。天気は下り坂のようなので,早く稜線にたどり着きたいです。
駐車場から少し歩くと,青木鉱泉。
2015年06月02日 04:40撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 4:40
駐車場から少し歩くと,青木鉱泉。
そのすぐ前からドンドコ沢登山道に入ります。
2015年06月02日 04:41撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 4:41
そのすぐ前からドンドコ沢登山道に入ります。
この案内板を右へ。ドンドコ沢沿いに,左岸の林の中を進みます。
2015年06月02日 04:44撮影 by  DSC-WX300, SONY
6/2 4:44
この案内板を右へ。ドンドコ沢沿いに,左岸の林の中を進みます。
最後の大きな堰堤を、右から越えていきます。前方の稜線に朝日が当たってます。観音岳から薬師岳の稜線でしょうか。
2015年06月02日 04:52撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 4:52
最後の大きな堰堤を、右から越えていきます。前方の稜線に朝日が当たってます。観音岳から薬師岳の稜線でしょうか。
こういった赤ペンキの印がたくさんあって,道に迷うことはありません。
2015年06月02日 05:19撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 5:19
こういった赤ペンキの印がたくさんあって,道に迷うことはありません。
ところどころに,ツツジがきれいに咲いています。
2015年06月02日 05:36撮影 by  DSC-WX300, SONY
6/2 5:36
ところどころに,ツツジがきれいに咲いています。
ドンドコ沢登山道は滝めぐりのルート。まず一つ目は南精進ヶ滝。なかなか迫力あります。
2015年06月02日 05:56撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 5:56
ドンドコ沢登山道は滝めぐりのルート。まず一つ目は南精進ヶ滝。なかなか迫力あります。
二つ目は鳳凰ノ滝。でも,5分以上登り下りして…。
2015年06月02日 06:28撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 6:28
二つ目は鳳凰ノ滝。でも,5分以上登り下りして…。
やっと滝が見える場所までたどりついたけど,かなり遠くにこんなふうに見えただけ。ちょっとガッカリ。
2015年06月02日 06:34撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 6:34
やっと滝が見える場所までたどりついたけど,かなり遠くにこんなふうに見えただけ。ちょっとガッカリ。
樹林帯の中の登りが延々と続きます。でも,新緑の森は気持ちがいいですね。
2015年06月02日 07:17撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 7:17
樹林帯の中の登りが延々と続きます。でも,新緑の森は気持ちがいいですね。
三つ目の白糸ノ滝。これもちょっと遠目です…。
2015年06月02日 07:23撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 7:23
三つ目の白糸ノ滝。これもちょっと遠目です…。
天気は、登るにしたがって晴れ間が広がってきている感じ。「稜線に出たときに,まわりの山々が見えていてくれ〜」と気がせいてきます。
2015年06月02日 07:29撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 7:29
天気は、登るにしたがって晴れ間が広がってきている感じ。「稜線に出たときに,まわりの山々が見えていてくれ〜」と気がせいてきます。
進む方向にはきれいな青空!
2015年06月02日 07:36撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 7:36
進む方向にはきれいな青空!
おお,富士山も見えてきました。
2015年06月02日 07:38撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 7:38
おお,富士山も見えてきました。
そして,最後の五色ノ滝。朝日が当たって,虹がきれいでした。
2015年06月02日 07:49撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 7:49
そして,最後の五色ノ滝。朝日が当たって,虹がきれいでした。
しばらく行くと,オオシラビソの明るい森の中を緩やかに歩く,気持ちのいい道になりました。
2015年06月02日 08:04撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 8:04
しばらく行くと,オオシラビソの明るい森の中を緩やかに歩く,気持ちのいい道になりました。
前方が開けました。すると,地蔵岳のオベリスクがとうとう見えました♪
2015年06月02日 08:15撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 8:15
前方が開けました。すると,地蔵岳のオベリスクがとうとう見えました♪
ドンドコ沢源流部の,開放感のある沢沿いの道を行きます。
2015年06月02日 08:21撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 8:21
ドンドコ沢源流部の,開放感のある沢沿いの道を行きます。
鳳凰小屋に到着です。小屋のお兄さんに「お水を飲んでいってください」と言われ,おいしいお水いただきました。
2015年06月02日 08:31撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 8:31
鳳凰小屋に到着です。小屋のお兄さんに「お水を飲んでいってください」と言われ,おいしいお水いただきました。
2400mをこえると,雪が出てきました。
2015年06月02日 08:38撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 8:38
2400mをこえると,雪が出てきました。
樹林帯を抜け,オベリスクを間近に望みながら,最後の白ザレの登りです。
2015年06月02日 08:59撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 8:59
樹林帯を抜け,オベリスクを間近に望みながら,最後の白ザレの登りです。
ここは砂場を登っているようで,3歩進んでも2歩下がる感じ。でも,もう少し。
2015年06月02日 09:08撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 9:08
ここは砂場を登っているようで,3歩進んでも2歩下がる感じ。でも,もう少し。
とうとう稜線に出ました。地蔵岳(2764m)の標識の横で,オベリスクをバックに写真を撮ってもらいました。
2015年06月02日 09:17撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 9:17
とうとう稜線に出ました。地蔵岳(2764m)の標識の横で,オベリスクをバックに写真を撮ってもらいました。
北には,早川尾根,甲斐駒と仙丈がきれいです。
2015年06月02日 09:21撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 9:21
北には,早川尾根,甲斐駒と仙丈がきれいです。
先ほど,写真を撮りあった方と,オベリスクのてっぺんを目ざしました。
2015年06月02日 09:24撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 9:24
先ほど,写真を撮りあった方と,オベリスクのてっぺんを目ざしました。
とうとう北岳が見えました! 白峰三山がきれいに見えてます。来てよかった〜♪
2015年06月02日 09:37撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 9:37
とうとう北岳が見えました! 白峰三山がきれいに見えてます。来てよかった〜♪
オベリスクの一番上部にある岩の基部までたどり着きましたが,最後は凹角にたれ下がったこのフィックスロープを頼りによじ登るんですか? もし強引に登っても,下りはやばいですよ。やめときました。
2015年06月02日 09:37撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 9:37
オベリスクの一番上部にある岩の基部までたどり着きましたが,最後は凹角にたれ下がったこのフィックスロープを頼りによじ登るんですか? もし強引に登っても,下りはやばいですよ。やめときました。
それでは,鳳凰三山の縦走です。観音岳に向かいます。
2015年06月02日 09:48撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 9:48
それでは,鳳凰三山の縦走です。観音岳に向かいます。
賽の河原にはお地蔵さんがいっぱい。ここ鳳凰山は信仰の山なんですよね。
2015年06月02日 09:49撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
6/2 9:49
賽の河原にはお地蔵さんがいっぱい。ここ鳳凰山は信仰の山なんですよね。
アカヌケ沢ノ頭(2750m)からの白峰三山。とくに残雪の北岳が美しいですね。北岳にも30年ぶりぐらいに行ってみたいですね。
2015年06月02日 09:57撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 9:57
アカヌケ沢ノ頭(2750m)からの白峰三山。とくに残雪の北岳が美しいですね。北岳にも30年ぶりぐらいに行ってみたいですね。
アカヌケ沢ノ頭からの高嶺と仙丈ヶ岳。
2015年06月02日 09:57撮影 by  DSC-WX300, SONY
6/2 9:57
アカヌケ沢ノ頭からの高嶺と仙丈ヶ岳。
オベリスク。かっこいい花崗岩の尖塔。
2015年06月02日 10:02撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 10:02
オベリスク。かっこいい花崗岩の尖塔。
観音岳へ向かう白砂の道。
2015年06月02日 10:15撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 10:15
観音岳へ向かう白砂の道。
ふり返って,高嶺・アカヌケ沢ノ頭・地蔵岳。
2015年06月02日 10:17撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 10:17
ふり返って,高嶺・アカヌケ沢ノ頭・地蔵岳。
観音岳への登りにかかります。
2015年06月02日 10:21撮影 by  DSC-WX300, SONY
6/2 10:21
観音岳への登りにかかります。
しゃりばて気味になってきたので,登りの途中でお昼にすることにしました。高嶺・アカヌケ沢ノ頭・オベリスクを見ながらごはんです。
2015年06月02日 10:26撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 10:26
しゃりばて気味になってきたので,登りの途中でお昼にすることにしました。高嶺・アカヌケ沢ノ頭・オベリスクを見ながらごはんです。
左手には北岳。
2015年06月02日 10:26撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 10:26
左手には北岳。
ごはんを食べて,ふたたび観音岳への登りです。あと少し。
2015年06月02日 11:25撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 11:25
ごはんを食べて,ふたたび観音岳への登りです。あと少し。
観音岳(2840m)に到着です。
2015年06月02日 11:29撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 11:29
観音岳(2840m)に到着です。
観音岳山頂からの北岳。しだいにガスが湧いてきました。
2015年06月02日 11:29撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 11:29
観音岳山頂からの北岳。しだいにガスが湧いてきました。
観音岳山頂からの仙丈ヶ岳。
2015年06月02日 11:30撮影 by  DSC-WX300, SONY
6/2 11:30
観音岳山頂からの仙丈ヶ岳。
観音岳山頂からの高嶺・アカヌケ沢ノ頭と,地蔵岳はもうガスに包まれてしまいました。
2015年06月02日 11:30撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 11:30
観音岳山頂からの高嶺・アカヌケ沢ノ頭と,地蔵岳はもうガスに包まれてしまいました。
薬師岳への稜線もガスに包まれてきています。
2015年06月02日 11:31撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 11:31
薬師岳への稜線もガスに包まれてきています。
下からどんどんガスが上がってきます。
2015年06月02日 11:33撮影 by  DSC-WX300, SONY
6/2 11:33
下からどんどんガスが上がってきます。
薬師岳へ,風化した花崗岩とハイマツの稜線を進みます。
2015年06月02日 11:35撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 11:35
薬師岳へ,風化した花崗岩とハイマツの稜線を進みます。
ふり返って,観音岳。
2015年06月02日 11:39撮影 by  DSC-WX300, SONY
6/2 11:39
ふり返って,観音岳。
薬師岳の山頂(2780m)に着きました。ちょっとした広場になっています。完全にガスの中。眺望はなくなりました。
2015年06月02日 11:51撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
6/2 11:51
薬師岳の山頂(2780m)に着きました。ちょっとした広場になっています。完全にガスの中。眺望はなくなりました。
それでは,中道を青木鉱泉に向かって下っていきます。見えないけれど,「北岳,さようなら〜」
2015年06月02日 11:54撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 11:54
それでは,中道を青木鉱泉に向かって下っていきます。見えないけれど,「北岳,さようなら〜」
雪がちょっと残っている下り道。
2015年06月02日 12:00撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 12:00
雪がちょっと残っている下り道。
下って下って,御座石を通過。
2015年06月02日 12:34撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 12:34
下って下って,御座石を通過。
樹林の中の激下りは,標高2000mあたりから少し緩やかになって,カラマツの明るい林になりました。
2015年06月02日 13:25撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 13:25
樹林の中の激下りは,標高2000mあたりから少し緩やかになって,カラマツの明るい林になりました。
2時間半下り続けて,とうとう林道に出ます。
2015年06月02日 14:28撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 14:28
2時間半下り続けて,とうとう林道に出ます。
中道登山道入り口の道標。
2015年06月02日 14:29撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 14:29
中道登山道入り口の道標。
青木鉱泉への林道の途中から,ドンドコ沢を強引に渡渉して,朝通ったこの案内板の左手に出てきました。
2015年06月02日 14:54撮影 by  DSC-WX300, SONY
6/2 14:54
青木鉱泉への林道の途中から,ドンドコ沢を強引に渡渉して,朝通ったこの案内板の左手に出てきました。
青木鉱泉の駐車場に到着。本日の日帰り弾丸ツアーも終了です。お疲れ様〜。
2015年06月02日 14:58撮影 by  DSC-WX300, SONY
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6/2 14:58
青木鉱泉の駐車場に到着。本日の日帰り弾丸ツアーも終了です。お疲れ様〜。

感想

梅雨に入る前に,行っておきたい山がありました。
南アルプスの鳳凰三山です。
今回は,青木鉱泉からドンドコ沢を登り,
鳳凰三山を周回するコースを日帰りで歩いてきました。
じつは,このドンドコ沢を歩くのは40年ぶりでした。

1975(昭和50)年の8月,高校2年生だったボクは,
南アルプス北部を会場に行われた,高校総体(インターハイ)の登山競技に,
愛知県の代表チームの一員として出場したことがあったのです。
「登山競技って,何を競い合うわけ?」と不思議に思う方も多いでしょう。
まぁここでは,それはくわしく書きませんが,
ボクらの高校は,A隊23パーティの一校として,
1日目 広河原→白根御池(幕営)
2日目 白根御池→大樺沢→八本歯のコル→中白峰→北岳→白根御池(幕営)
3日目 白根御池→広河原→白鳳峠→高嶺→地蔵岳→鳳凰小屋(幕営)
4日目 鳳凰小屋→ドンドコ沢→青木鉱泉→韮崎
というコースを歩きました。
その後,北岳は数年後に再訪しましたが,
青木鉱泉からドンドコ沢はそのとき以来のなつかしいルートだったのです。

青木鉱泉の駐車場で車中泊し,朝4時半に出発。
天気は,高気圧が通りすぎて湿った空気が入り,下り坂とのこと。
できるだけ早く稜線に上がらないと,甲斐駒や北岳などが見えないかもしれません。
ドンドコ沢を登りながら,ずっと気が焦っていたりしました。

それでも,南精進ヶ滝・鳳凰ノ滝・白糸ノ滝・五色ノ滝と滝めぐりをして,
新緑の気持ちのいい森の中を鳳凰小屋へ。
鳳凰小屋から上,最後は砂砂の斜面を登ると地蔵岳です。
ここまで来ると,もうお尻あたりがパンパン。
オベリスクのてっぺんに立ってやろうと,花崗岩の岩塔に挑戦しましたが,
あと2〜3mの,ほぼ垂直の凹角にたれ下がったフィックスロープを登る勇気がなく,
あえなく敗退してきました。

そのあとは,地蔵岳からアカヌケ沢ノ頭,観音岳,薬師岳と,
風化した花崗岩と白砂と緑のハイマツの稜線をゆっくり歩きました。
徐々にガスが上ってきて眺望はなくなりましたが,
それまでに甲斐駒,仙丈,北岳,間ノ岳,そして富士山と
ほぼ予定どおりの山々を,この目に焼き付けることができてとても満足です。

下りの中道ルートは,ひたすら樹林帯の下り。
でも,トレッキングポールをうまく使って,ゆっくりめに下ったので,
不安に思っていたヒザはなんとか無事でした。

ただ結局,40年ぶりのドンドコ沢で,
なつかしさを感じる風景に出会うことはありませんでした。
40年前,雨のドンドコ沢を疲れ切って下っていたボクには,
ほとんど覚えている風景がなかったのですね。
でも,昔のことはおいといて,
ボクにとっての新たな鳳凰三山を堪能した,充実の日帰り山行になりました。

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コメント

凄いですね
県代表でしたか!
今年の山梨大会の会場が鳳凰でした。
息子が山岳部なのですが県予選で敗退でした。
2015/6/5 4:31
Re: 凄いですね
ruhasamenさん,こんにちは。

たしかに40年前,ボクはインターハイには行かせてもらいましたが,
愛知県予選で県代表を勝ち取ってきたメンバーの中には,
ボクは入っていなかったんですよ。
受験勉強を理由にインターハイ出場を辞退した3年生がおられて,
その代わりを誰にするかということになり,
「体力的には今イチだが,けっこうまじめにやってるあいつにしようか」
と(たぶんそういうことで)ボクに代役が回ってきたのです。

高校1年生のころには,
毎日のロードワークについて行くこともできないような体力なしで,
それでも自分なりにがんばってがんばって部活をやってきたつもりだったので,
選ばれたときには本当にうれしくて,ちょっと誇らしかったですね。

息子さんは残念でした。
今の山岳競技は,ボクらのころとはかなり中身的に変わっているように聞きますが,
注目度の低い,マイナーな種目であるのは変わらないでしょうか。
2015/6/5 17:08
懐かしさのあまり
Mt Uchanさん、はじめまして。

懐かしいです。
私も、その大会に長野県で参加していました。グループは違うと思いますが、同じく2年で、進学の為辞退した3年生の代わり。
もっとも、私の場合は有り余る体力を買われてですが。

当時は、舞い上がっていたせいか山行の事はあまり良く覚えてないのですが、韮崎高校での開会式の後、登山口まで自衛隊のトラックに乗せてもらい、あまりの乗り心地悪さに、びっくりした事を覚えてます。

翌年、3年になり班長になりましたが、地元開催のインターハイの出場は逃しました。

ヤマレコ、すごいですね。
まさか、40年前に同じ大会に参加して方とお会いできるとは。
うれしいです。
2015/6/5 23:18
Re: 懐かしさのあまり
taroukajaさん,はじめまして。
コメント、ありがとうございます。

そうなんですね。taroukajaさんもあのインターハイに出場してみえたんですね。
本当になつかしいですね。

ボクらがいたA隊では,長野県の大町高校のパーティがいっしょでしたよ。
今でもよく覚えているのは,
3日目の幕営をした鳳凰小屋のテン場で,夜中,暴風雨にみまわれて,
ほとんどのパーティの家型テントが強風でつぶれる中,
大町高校はテントのポールを1本抜いて,
テントの丈を低くすることでしのいでるのを見て,
「すごい! さすが,長野県のパーティは違う!」と驚嘆したことです。
彼らは優秀校に選ばれていました。納得でした。

翌年,高校3年生ではボクも県大会メンバーの一人でしたが,
ボクらもその年,インターハイ出場を逃して,後輩たちが国体に出場しました。
そうか,その年のインターハイは長野県だったんですね。
あれから40年。ついこの前のような,ずっと昔のような…。

taroukajaさん,またどこかの山でお会いできるといいですね。
やっぱりボクは北アルプスが大好きなので,
いつか北アルプスのどこぞでお会いできるのを楽しみにしています。
2015/6/5 23:53
楽しみです
Mt_Uchanさん、こんばんは。

いゃあ、ホントに懐かしいです。
天気、ひどかった。
大町高校は強豪校ですからね。持ってる装備が当時の高校生の持ち物ではありませんでした。
当然ですが、当校は次点での初参加でした。
でも、2年後輩達が全国大会で優秀校になってるんですよ。

どこかでお会いできたらいいですね。楽しみにしています。
2015/6/6 20:43
Re: 楽しみです
taroukajaさん,こんばんは。

そうですか,やっぱり大町高校さんは別格でしたか。
高校時代,こうした競技会では,やっぱり常に緊張をしいられて,
山登りを楽しむ余裕はなかなか持てなかったですが,
でも,そういう時期にしか経験できなかったこと。
今となってはいい思い出です。

高校卒業後は,高校登山部のOB会の先輩・後輩連中と山登りを続けました。
でも,大学を卒業して,みんな仕事に就き,家族ができて,
だんだんといっしょに山に行くことはなくなりました。

ボクは2年半前から,本格的に山登りに復帰しましたが,
今ではもっぱら日帰りの単独行。
まだまだ若かりし頃に歩き回ったなつかしの山々,
思い出をたどりながら歩いてみたい山々があちらこちらにあるので,
それを楽しみに,ちょくちょく出かけていくつもりです。

これからもよろしくお願いします。
2015/6/6 23:33
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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [日帰り]
薬師岳〜千頭星山〜御所山
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
4/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [日帰り]
鳳凰三山 青木鉱泉日帰り周回
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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