平標山〜仙ノ倉〜(ソロ)〜エビス大黒の頭(撤退、ビバーク)日付?
- GPS
- 32:00
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 2,611m
- 下り
- 2,610m
天候 | 曇り、強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
2人で仙の倉岳まで登り、その先はソロで。相方は下山口へ車を回してもらう予定。1人で先に進むが稜線から川古温泉へのルートがわからなかった。ここかと思った箇所から下ったが踏み跡と思ったのは水の流れた跡、雪の滑り落ちた跡だと気付いた。地図と地形から西の方角に登山道があると判断して、西へ向かうが胸の高さの段差が乗り越えられずプチ滑落。1mほどだったが胸を打って痛みを感じたため稜線に引き返すことを決断。相方に無線を入れ稜線に向かって登り返す。急勾配のガレで下りは楽に下りてこれたが、足元が崩れやすく、枯れて濡れた草に足が滑り思いの外時間がかかる。どうにか稜線に戻り改めて下山ポイントを探すが発見できない。今から下山を始めても途中で日没となるため本日の下山は断念。避難小屋でビバークして翌日下山することを無線で予定を伝えて稜線を進み避難小屋に到着。 避難小屋といっても大きなドラム缶の中にスノコを敷いた程度。それでも中に入って座って休んでいると気持ちが落ち着いてきた。 汗で濡れた下着を着替え、落ち着いて装備を確認してみる。日帰りの予定だったので、余っていたお昼ごはんは相方に渡してしまっていたので食料が少ない。非常食となぜか缶チューハイと少しのおつまみ。まあ一晩過ごして明日下山するには十分。地図を見て確認し、翌日万太郎から土樽に下山することにして相方に連絡。 食べ物が少なく、1人缶チューハイを開けて早めに就寝したのは20時くらいか?夜中目が覚めてヘッデンをつけて外に出る。 |
感想
2人で仙の倉岳まで登り、その先はソロで。相方は下山口へ車を回してもらう予定。1人で先に進むが稜線から川古温泉へのルートがわからなかった。ここかと思った箇所から下ったが踏み跡と思ったのは水の流れた跡、雪の滑り落ちた跡だと気付いた。地図と地形から西の方角に登山道があると判断して、西へ向かうが胸の高さの段差が乗り越えられずプチ滑落。1mほどだったが胸を打って痛みを感じたため稜線に引き返すことを決断。相方に無線を入れ稜線に向かって登り返す。急勾配のガレで下りは楽に下りてこれたが、足元が崩れやすく、枯れて濡れた草に足が滑り思いの外時間がかかる。どうにか稜線に戻り改めて下山ポイントを探すが発見できない。今から下山を始めても途中で日没となるため本日の下山は断念。避難小屋でビバークして翌日下山することを無線で予定を伝えて稜線を進み避難小屋に到着。
避難小屋といっても大きなドラム缶の中にスノコを敷いた程度。それでも中に入って座って休んでいると気持ちが落ち着いてきた。
汗で濡れた下着を着替え、落ち着いて装備を確認してみる。日帰りの予定だったので、余っていたお昼ごはんは相方に渡してしまっていたので食料が少ない。非常食となぜか缶チューハイと少しのおつまみ。まあ一晩過ごして明日下山するには十分。地図を見て確認し、翌日万太郎から土樽に下山することにして相方に連絡。
食べ物が少なく、1人缶チューハイを開けて早めに就寝したのは20時くらいか? 強風の音で、夜中目が覚めて、なぜか帰れそうな気がして帰り支度をして、ヘッデンをつけて外に出る。 50mくらい歩いたところで我に返る。 もし途中でヘッデンの電池が切れたら? 怖くなって避難小屋に戻る。 無駄に体力を使って、寒い中、どうにか睡眠。 何度か目が覚めてはウトウト。 ようやく明るくなってきたところで寒さでガタガタ震えながら下山開始。 どうにか仙ノ倉山に戻ってきたころには体が動かない。 強風で低体温症の症状。 木道の階段は、おしりをついて一段一段降りていく。 ようやく、駐車場手前まで迎えに来てもらって無事に下山。 車の荷台に寝ころび、そのまま暖かいところへ移動。 道路沿いの温泉施設で温まって復活。
無事に帰って来られてよかった。
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