金峰山・甲武信ヶ岳 /大弛小屋テン泊
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- GPS
- 28:22
- 距離
- 30.6km
- 登り
- 2,350m
- 下り
- 2,754m
コースタイム
- 山行
- 4:34
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 5:58
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 2:18
- 合計
- 9:58
天候 | 5日 曇り 15時頃より雪・あられ 夜半雨 6日 少雨→曇り 午後より時折晴れ間あり |
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過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
西沢渓谷入口14:40−15:40塩山駅 /バス(1,060円) ※最終は15:40 |
コース状況/ 危険箇所等 |
瑞牆山荘〜富士見平小屋 ・林間の登り、途中林道を越える箇所あり。特に危険個所なし 富士見平小屋〜大日岩〜砂払いの頭 ・林間の登りが続く、大日岩の手前で南アルプスの眺望のよい場所あり ・砂払いの頭までで林間の登りは終わり。砂払いの頭からは晴れていれば瑞牆山、八ヶ岳が良く見える。 砂払いの頭〜五丈岩〜金峰山山頂 ・砂払いの頭を過ぎると森林限界を超え、眺望のよい稜線歩き。五丈岩を目指し進む ・南側は切落ちた崖になっているので注意 ・五丈岩から100メートル程度先に金峰山山頂 金峰山山頂〜朝日岳〜大弛峠 ・整備されて歩きやすい登山道が続く。登山口までのアプローチが悪いが金峰山までなら瑞牆山荘からのルートよりだいぶラク 大弛峠〜前国師岳〜北奥仙丈岳〜国師岳 ・大弛峠から国師岳までは前半は木道、その後も整備された登山道で歩きやすい 国師岳〜国師のタル〜東梓〜富士見〜水師〜甲武信ヶ岳 ・国師岳を過ぎると整備された登山道は終わり、倒木、飛び出した枝など、それまでに比べ歩きにくいルートになる ・早朝、雨の翌日はレインウェア、最低ゲイターは必須。登山道にはみ出した枝葉でズボンがずぶ濡れに... ・アップダウンとCT5時間弱の距離が結構厳しい 甲武信ヶ岳〜甲武信小屋〜木賊山 ・山頂から15分程度で甲武信小屋、小休止の後木賊山まで登り返す ・木賊山は木々に囲まれ展望なし 木賊山〜徳ちゃん新道〜西沢渓谷 ・約1300メートルをひたすら下る。延々と下りが続くため徳ちゃん新道の後半で膝にくる。急斜面もあるので滑らないように注意! 全体を通じて分かりにくいルート、危険個所は特にない。 但し大弛小屋泊の場合、2日目が長くなるので、特に後半の徳ちゃん新道の下りがきつくなる。 雨天等、滑りやすい時は転倒注意 それと国師岳から甲武信ヶ岳の区間は、早朝、雨の後は濡れるので、レインウェア、少なくともスパッツの着用を |
その他周辺情報 | 甲武信ヶ岳からの下山途中、12時前後からたくさんに登山者とすれ違い始める 9時30分、西沢渓谷着のバスに乗ってくると、ちょうど12時くらいで戸渡尾根の合流地点あたりになるのか 甲武信小屋のテントの収容数が約30、どうかんがえても収容数以上のテン泊装備の人がいたと思うが、ちゃんと泊まれたのだろうか? 他人事ながら不安になった... |
写真
装備
個人装備 |
ザック 1 50L
ザックカバー 1
ストック 1
水筒 1 2L+1L
ヘッドランプ 1 単4×3
ランタン 1 単4×2
ナイフ 1
コンパス 1
地図 1 山と高原地図
ストーブ 1
ガスカートリッジ 1
ライター 1
コッヘル 1
カトラリー 1 スプーン、フォーク、シェラカップ
テント 1
グラウンドシート 1
シュラフ 1
マット 1
食糧
携行食
帽子 1
グローブ 1
レインウェア 1
フリース 1
ミドルウェア 1
着替え アンダー、靴下、下着
タオル 1
ファーストエイドキット 1
GPS 1
予備電池 1 単3/単4
エマージェンシーシート 1
ゴミ袋 2
携帯電話 1
健康保険証/運転免許証
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感想
今回は奥秩父縦走シリーズ、未踏破区間の一つ、金峰山から甲武信ヶ岳を行く
入山は瑞牆山荘から、1日目は金峰山、朝日岳を経て大弛峠でテン泊、2日目は大弛峠から国師岳、甲武信ヶ岳を経て西沢渓谷に下山というコース
入山、下山場所が異なるため今回は公共の交通機関を利用、瑞牆山荘には電車、バスを乗り継ぎ10時過ぎに到着、いつもより遅めのスタート
金峰山までは積雪期をいれれば3回目、ルートは頭に入っているので順調に進む。
砂払いの頭までは林間の登り、砂払いの頭を過ぎると森林限界を超え、見晴らしのいい稜線を五丈岩を目指して登っていく
残念ながら天気が良ければキレイに見える富士山、南アルプス、八ヶ岳やの山々は曇天の中、山頂は雲に覆われ、山容も霞んでいる。
山頂近くなると、14時くらいから風に雪(あられ)が混じり始め、急に気温が下がってくる
さすがに6月の降雪というのは予想していなかった
暫くの休憩の後、次の目的に朝日岳、本日の宿泊地、大弛小屋を目指して出発
金峰山から先のルートは初めて
整備された登山道が続き順調に朝日岳へ、但し雪混じりの風は冷たく展望もないので大弛小屋へと急ぐ
ほぼ予定通り16時30分には大弛小屋に到着、テントの受付を済ませ、急いで設営
小屋のスタッフの話だと、積もれば記録更新とのことだったが、夜に入ると雨に変わる
明日の天気の回復を期待しつつ、シュラフにくるまり就寝
帰りのバスの都合で5時にはスタートする必要があり、3時半には起床、朝食を済ませ、小雨が降る中でテントを撤収し予定通り5時少し前に大弛峠をスタート
スタートするころには雨はやみ曇天の中、甲武信ヶ岳をめざす
大弛峠からは途中、夢の庭園に寄り道(展望は全くなかったが)、前国師岳、奥秩父最高峰の北奥仙丈岳、300名山の国師岳へ
大弛小屋を中心として、金峰山、国師岳の区間は整備された登山道、木道もありちょっとしたハイキングコース
曇り空で、気温も低く寒いくらいの天気、国師岳をすぎると普通の登山道で、倒木、張り出した枝葉で、それまでの快適ルートから「登山道」といった感じのルートに様変わり、木々から落ちる水滴で、雨のようにウェアが濡れる
CTでも5時間弱、殆ど樹林帯の中、展望もなく結構長く感じる
水師を過ぎて甲武信ヶ岳が視界に入るとホッとする
無事、甲武信ヶ岳に到着
天候は相変わらずの曇天で展望は望めなかったが、今回の目的の一つは金峰山から甲武信ヶ岳の区間の踏破
これでひと区間ルートが繋がったこともあり一応満足
予定より1時間ほど早く甲武信小屋に着いたのでゆっくりと昼食
午前中のせいか、人は少なく、テン場にはまだテントは張られていない
スタッフの話だと混むのは午後からだとか
のんびり休憩をとって下山開始
まずは木賊山に登り返す、木賊山からは延々続く下山ルート、3時間で1300メートルを下る
今回の行程で一番キツイ場所
黙々と下る、途中シャクナゲの花が、まだ残っている場所もあり気分転換になるが、それにしても長い下り
展望がなく、景色が単調なせいか、同じくらいの標高差の谷川岳の西黒尾根よりもキツイ
長い下りも終わり西沢渓谷に到着
予定より1時間ほど早く、1本前の14時40分のバスに駆け込むように乗車
少々、余韻のない終わり方
奥秩父、八ヶ岳縦走も残り区間は
・雁坂嶺〜雲取山
・白樺湖〜松本
の残り2行程、仕事の休み次第だが、今年中にコンプリートできればいいな、と思う
山頂を踏んで、景色を楽しむ山行もいいが、ただ歩くことを目的にして、下山したとで繋がったルートを見ながらニンマリするような山行もいいものである
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