大雪渓より白馬岳・旭岳。〜ツクモグサとライチョウの楽園!〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,878m
- 下り
- 1,866m
コースタイム
天候 | 快晴のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・林道には雪ナシ。 ・林道終点〜白馬尻小屋:夏道ときどき雪。 ・白馬尻小屋の手前から雪渓歩きスタート。周囲から断続的に落石あり。遠くで音がしてることもあれば、前方を歩いていた登山者のかなり近くに落ちてきたケースも。 ・葱平(たぶん)から一部夏道露出有り、利用。やがてまた雪渓と合流。小屋直下は夏道ときどき雪。 ・稜線は雪ナシ。 |
写真
感想
山は行けても昼間に軽めハイクくらいかな、という予定だったのですが急な変更があって一日確保できました。
なのでツクモグサリベンジ!
白馬山荘のHPに「ツクモグサと、咲き始めのウルップソウの共演が見られるかも」との情報もあり、連続で八ヶ岳はさすがの私も面白くないので、白馬岳をチョイス。
ひょっとしたら三山周回も…と視野に入れて、頑張って早起きして4時半猿倉発。おかげで猿倉荘前に駐車できた。
林道歩きを経て、白馬尻小屋より下から大雪渓のはじまりはじまり。
空は笑っちゃうくらい真っ青で、大雪渓にお似合い。
「このくらい雪に埋まってると”大雪渓”らしくて楽しい」とshunさん。
(ところで大雪渓大雪渓と書いていると、日本酒が飲みたくなってきます。爆)
しばらくはツボ足で。斜度が急になってきたところでアイゼン装着。
足に重りがつけられ、ふくらはぎがすぐに悲鳴をあげる(笑)。
雪渓内は落石がたくさん転がっている。そしてなう落石んぐ。周囲でカラカラと落石の音が鳴り響く。
登りでヒーコラいってると足元ばかり見つめてしまうが、周囲を見渡すことも大切。五感を研ぎ澄ませて登ろう。
休憩した葱平(と思しき辺り)から一部夏道が出ていたので利用。この区間でシナノキンバイを見ることができました。アイゼン脱げば足休めにもなるかなと思ったのですがそうでもなかった…(笑)。
休憩でおやつの補給が足りなかったか、この先あまりペースが上がらず立ち止まることが多かった。頂上宿舎って見えてからが遠い〜〜。
盛夏は花盛りの宿舎までの登りも、今はまだ雪メイン。これからに期待ですね。
頂上宿舎は小屋開けの準備中でした。さあ、待望の稜線へ。
剱にご挨拶し、例のモノを探す。
いや、探すという行為はまったく必要なかった。道沿いにわんさかいましたツクモグサ!
八ヶ岳より一つ一つの花は小さめに感じられたけど、数は物凄い!
6〜7株の塊がここにもそこにもにも!え!あっちにも!?わ〜〜〜。
ってな感じ。お花畑状態です。
まだ時間が早いせいか気温が低いせいか、への字口してるみたいにしっかりと閉じていたけど、開いて黄色味が増せばその雰囲気はより感じられそうでした。
ウルップソウは、ほんの〜り青みがかっているがまだ小さめの蕾がほとんどでした。こちらも数はた〜〜くさんあります!
眺めのいい山荘前のベンチでたっぷり休憩し、身軽になって山頂アタックへ。
こちらの道沿いもツクモグサだらけ。白馬すげー。
レコで「小蓮華方面に下ると綺麗に咲いているものがある」と事前に情報を得ていたので山頂から少し下ってみました。
あるけど、やっぱり閉じていたので「今日は?この時間帯は?こんなもんなのかな〜」と諦めて引き返しました。
が…!
同じ日に登られていたtrekker_さんのレコを拝見し衝撃!
私達は下るのが足りなかっただけのようで、もっと進めばちゃんと開いているツクモグサの株があったみたい〜〜!勿体ないことをしました。
でもまあ、山頂から下山し山荘でまたたっぷり休み、再度出発するころには開いている個体も見つけられたのでOKOK〜。
三山周回はまたの機会とし、今回はかねてより気になる存在であった旭岳に立ち寄ってみました。
三山の眺めが新鮮な角度。勿論ほかに誰もいないので静かに景色を楽しむことができ満足。ライチョウも出現、至近距離で写真を撮ることができて満足満足!
(ライチョウさんにとってはストレスだったかもしれません…(汗))
旭岳でのんびり過ごしているあいだ、どんどん雲がわき上がってくるのがわかる。
予報通り天気は下り坂になりそうだ。
ガスり始めたなか下山開始。途中でまたライチョウさんと、ちょっとだけ花をつけてるウルップソウも発見。よしよし。
雪渓の下りはあっという間ね!無事猿倉荘に帰還。
全開のツクモグサは見られなかったけど八ヶ岳とは比べものにならない数の多さに驚嘆。
ライチョウはコンセプトに含めていなかっただけに予想外にたくさん出会えてラッキー☆
いいお天気で人も少なく静か、満足のいく山行でした。
来年もツクモグサは白馬にしよっかな〜。
おしまい♪
yokowvさん、こんにちは。
先日はお疲れ様でした。
あの後、旭岳に登られたのですね。
ライチョウとの素敵な写真には、感動しました。
写真もお上手で、コメントも素敵。
あの日を思い出しながら、楽しませて頂きました。
ありがとうございます。
8枚目の写真は、フキノトウのその後です。(笑)
コメントありがとうございます♪
一瞬、フキノトウのなれの果てかなとも思ったのですが、でもまさかこんなに背が伸びないだろう、、、と。
まんまる食べ頃のフキノトウにしか興味が無いもので(笑)、勉強になりました。ありがとうございます。
「大雪渓」で「フキノトウ」って・・・。おっとヨダレが(笑)。
ライチョウさんを間近で見ることが出来てテンションあがりました!雲やお山をバックになかなかいい写真が撮れてご機嫌でした♪
よい一日でしたね!
ご近所同士ですので、またどこかのお山で一緒になりそうですね。
花の咲く山に trekker_さんあり!?なんて。
楽しさがあふれてるレコですね。
それに足も速い!
白鳥はもうそれ以外に見れないし、多くの写真で目の付け所や構図が・・カメラの性能だけではないようで
雷鳥さんは「もっと撮ってくれ」それとも「何しとんねん」なんて言うてはりました?
サクラにびっくらですわ
コメントありがとうございます。
ライチョウさんは…カメラ小僧2人に挟み撃ちされて戸惑っていたことでしょう(汗)
飛んで逃げちゃうかな?と思いきや、そうしなかったのはメスを守るためだったのでしょうね。
そういえば100ミリマクロもザックに入れていたのでした。常用レンズの望遠側が最大85ミリなので、手間を惜しまずつけ替えていればもっとツクモグサやライチョウに寄れたはず。。。まいっか。
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