行者還岳〜七曜岳
- GPS
- 03:58
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 788m
- 下り
- 289m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
崩落地ありですが、どうにか歩けるしロープもあります |
写真
感想
もう週末が待ち遠しいというか待てない!!
金曜日は2時間早退して散髪してと・・・・
どんだけの意気込みで行く気なんだ、俺?
八経ヶ岳は以前に未遂で終わっています
行者還岳も八経ヶ岳と同じような登山口ですが、やはりクルマがかなり多い(帰宅時に駐車地見ました!)と思うので、登山者があまり来ない側の90番ポストからの登りします
ここも最近になって気付いたのですが、本当に皆さんの駐車地は? 登山口(取り付き)は? など不明点が多くて躊躇していました
また行者還トンネルまでの距離も考えると、また今度というような気軽に足を進められない(ガソリン代が!)など条件が厳しいのです
が、やはり一度でも「行ってみようか、調べよう」などと興味を示したが最後(何が最後だ!)、数日前から「行者還岳へ登る しんどいかもしれないが七曜岳までのピストンする」と決めてしまいました
数日前からまずは土曜日の天候
あくまでも降雨でないなら行きますが、やはり青空の下歩きたいし写真も残したい
上手い具合に土曜日前後は曇り〜雨模様のようだが、土曜日だけが太陽マークが見てとれる
これは私への御褒美か? 試練を与えられて「本当に行って戻れるのか?」と試されているのか?
まあ、そんな冗談は置いといてまず最近の膝痛が耐えられるのかどうか
結論から言うと、モンベルのインソールを戻した(靴に再挿入した)ら何てことない以前の快適な歩きに戻り、翌日の今も痛み・疲れともにかなり改善(というかほとんど無いに近い)という状態です
とにかく金曜日は早退して(金曜日の朝に決めた)まで行くんだから、準備なり早寝をしないと意味がない
それでも就寝は22時を過ぎてしまうが、頑張って2時半起床し3時半頃には家を出れたので良かった
かなり飛ばし気味で急ぎますが、あくまでもR309を南下することはしません
時間的に深夜〜早朝にかけての走行なので対向車の心配はないのですが、なにせあの酷道309という道は飛ばせません
R169を快走して時間稼ぎし、東側(南側)から行者還トンネルへ向かう方がきっと快適に運転できると思います
結果、5時半には登り始めることが出来、まして昼過ぎにはクルマへ戻れたというのは驚異でした
90番ポストは一番乗り 山深いので閑です
階段を昇り、久しぶりの大峰奥駈道歩きが出来ます
今日のルート、本当に辿り着けるか戻れるか半々という感じで進みますが、やはり歩き出すと疲れはあっても必ず行くし戻る!(当然のことを言い切ってます)という意気込みで進みます
登りだしてすぐに朝食のため休憩します
車中で食べようかと思ったが、到着一番乗りしたのに出足が一番でないというのはプライドが許さない(何の?!)のでまず歩き出すことにした
そういう意気込みも、その後の歩きに良い影響を与えるんだと言い聞かせて、食べ終わるとともに直ぐ進みます
大峰奥駈道合流路までは上りばかりで特に展望もありません
合流地では弥山が目の前に見渡せて、肉眼で山小屋まで見えます
本当に大峰奥駈道に居るんだなと、合流地で時間ばかりが過ぎます
慌てて進みますが、非常に快適そうな道が見えます
途中で白い花畑のような中を通り過ぎます
名前が判らないので写真だけ撮り進みます
途中の好天は何枚もの写真で判ります
色んなシーンを目にするたびに足を止め、シャッター押して感慨深く景色を眺めます
しかし、時間のあることなので仕方なく進みます
行者還小屋に着きますが、ココは有料ログハウスですか?
外観も室内もまずキレイ
建て方がログハウスなのでしっかりしていて、ガラス窓もハンドルでの開閉など、今まで大峰奥駈道で見た山小屋とは2ランク程度上位かなと感じました
もちろん私は山小屋利用経験もないし、見た目だけでの判断ですが維持するのも大変なのではと思う
往路では室内探検しただけで、行者還岳を目指します
距離的に近いのでワクワク感は最高潮という感じです
山頂への分岐路では明らかにショートカットしてるなと思いながら進みます
ほどなく行者還岳山頂に着きますが、前評判通り展望が在りません
仕方ないので次の七曜岳に向かいます
途中、みなきケルン横を通ります
悲しい事故は起こります
内容的にズブの素人の山歩きでないはず(大学の登山部員)でも命を落とすほどのことが起きたのですね
いま、私はこうして素人のくせに単独で軽装で歩いています
いま凍えることは無いにしても、滑落や病気・けがはどんな時でも遭う可能性は在るのですね
手を合わせてから「俺、頑張るから(見守ってね)」と呟いて後にします
その後の七曜岳への道は険しい訳ではないがなかなか味のある歩きですね
今日は本当にインソールのおかげで足への負担はかなり少ないです
「もう止めようか」という迷いは一度もありませんでした
山頂に着くと、3日間掛けて南下されている方と話し込み、結構な時間が過ぎてしまいました
だがいろんな意味で得たものが在り良かったです
七曜岳山頂からのパノラマ写真は久々の好天もあり、非常に良い財産となります
あまりゆっくりもしていられないので、この後は急ぎ足で戻ります
昼食をどこかでと考え、帰路では行者還岳小屋内にて食事しました
小屋前にて食事するつもりでしたが、風が在ってバーナーが使えないようなので入り、初めて山小屋内で食事しました
直ぐにひとり登山者が来られ、和歌山から来たがクルマで3時間掛かったと、大阪中部から来た私よりも時間が掛かっているなと話しました
その後に、七曜岳で遭った方も入ってこられました
すこしまた話をして、その方は今夜も山泊まりするので食事の差し入れをしようと差し出しましたが「十分なので大丈夫」「じゃあ、一つだけでも」とかさばらない小袋の蟹雑炊を差し入れました
「何も返さなくていいのですか?」「私はもう2時間もすれば終わりますから」といいカッコした奴みたいな言葉を残し発ちました
その後はもう戻ることだけを考え、歩く先にタイタンが見えたときはびっくりしました
往路では気付かなかったが? なぜだ?
要するにショートカット気味にほんの真横は通過していましたが、低い位置にタイタンがあるため気付かなかったようです
車内のノートにはちゃんと記しました
その後も展望せずに、3時間予定での下山を2時間半で完了でき昼過ぎにはクルマへ戻りました
ここから3時間程度はドライブが必要ですが、往路を戻らずにR309北上して行きます
昼も過ぎたのでもうこちら方面への登山者は来ないだろうと、狭い酷道を北上します
結果、想像近い時間での帰宅できて今日は完全な登山を終えました
今日の歩きは、大峰奥駈道歩きとしては順位が高い歩きだと思う
最高峰の八経ヶ岳・弥山を知らないので本当のランク付は違うのかもしれません
良い意味で、適当な人数しか遭遇しなかったこと
困難な迷いとなるシーンが無かったこと
好天に恵まれ、寒くなかったこと
まだ、虫や蜘蛛の巣攻撃に遭わなかったこと
そして翌日のいま、ほとんど疲れ・身体の痛みないことなど
今回の大峰奥駈道歩きは最高に近かったと思う
人にも奨めたいし、また行きたいという気持ちが強いですね
ああ、でももう「来週は何処へ行こうか?」思案したくなるよなぁ
ta_chanmさん、こんにちは。
早い時間での峯入り、教科書ですね!?時間に余裕を持つ・造るのは基本ですよね。
早起きの「得」なのか、梅雨の合間の快晴と新緑が素晴らしい組み合わせです。
写真18の群生している白い花は「クサタチバナ」環境省レッドデータ・準絶滅危惧種です。まさに、今が見ごろですね。
そして、なみきケルンは安全登山、、、考えさせられる場所です。
さて、次は何処へ!?天気は?期待と不安が巡りますね。
DCTさま、こんばんは。
記述中の膝の痛みがあったための不具合は、たった1枚のインソールが原因でありました。
それが元で「最近歩きたいと感じない」「直ぐに引き返したい」など原因か判らず、そしてしばらく大峰奥駈道から離れていました。
今回、やっと行者還岳に登ることが出来て「なんといっても大峰だよなあ」を再認識した次第です。
クサタチバナ、う〜んそういう名前は聞いたことがあるな程度なのですが、準絶滅危惧種なんて聞いたら次回からは気にするだろうし大事にしないといけないと思うことになるでしょうね。
単独歩きなので、道中に勉強になることはあまりありません。
なのでお話しできる状況(チャンス)があれば誰かれ構わず話し掛けるようにはしています。
他愛のない会話から、何かは引き出せるというか自身の肥しになるんじゃないかと思えるからです。
そういう意味では、DCTさまからの準絶滅危惧種というコトバもひとつになります。
知らないことが99.9%で、知ったことはほんの一握り。
でも、好きなことのためだから積み重なっていくんだろうと思います。
コメありがとうございます。
DCTさまからの情報は、他にもたくさん自身に植え付けた跡があります。
そういう意味では有難く思いますので、今後も吸収させていただきます。
ta_chanmさん、こんばんは。
インソールで膝痛が改善されたのは良かったです。
問題点は足元によくありますが、まさしく文字通りでしたね。
到着一番乗りしたのに出足が一番でないというのはプライドが許さない、の部分はわかるような気がします。私と相方はいつも出発準備に時間がかかって、出発前からすでに追い抜かれていますので(笑)。
行者還岳はヤマレコデビュー前に登ったきりで、もう2年もご無沙汰しています。その時はシロヤシオが満開でしたが、今年はどこもウラ年のようです。
写真5は良いですね。この時間でないと撮れないショットですから。
mechabiさま、おはようございます。
いま朝の5時ですが大峰に向かうのではありませんよ〜
平日出勤は毎日4時10分起床なので!
インソールの件は気付いて良かったです
膝サポーター購入など、また出費が・・・・と考えていたので
しかしやはり、快適な歩きとそれよりも大峰奥駈道は最高です
R309を通行できたのも収穫ですね
クルマでの通過であってもなんども停まっては写真撮影
帰宅時間が掛かるのも仕方ありません
健康で、時間があれば「行きたいところへ向かい戻る」のは止められません
どこかでお会いできればいいですね!
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