【ときめき百名山】 演歌のふるさと岩木山 ♪風に吹かれて 津軽平野に〜 (岩木山神社から吉幾三のように歩く)


- GPS
- 09:32
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,471m
- 下り
- 1,264m
コースタイム
- 山行
- 8:06
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 9:32
(車道歩きを含む。嶽温泉から1時間くらい歩いてその後バスに乗る)
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
レンタカーで岩木山神社へ 岩木山神社に停める。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■百沢コース 今回登りで歩いた。 残雪歩きが500mくらいあります。 残雪の下は沢なので踏み抜いたら大変です。序盤は雪解けが進んでいて、踏み抜きしやすい状況。慎重に歩く必要がある。 軽アイゼンがあるといい。下りはお守りでピッケルがあったほうがいいかも。 ■嶽温泉コース 下りで歩いた。 ゆるやかで歩きやすいコース。地元の小中学生は遠足などではこっちからあるくらしい。 両コースとも低木がうるさいところがある。 |
その他周辺情報 | 百沢温泉、嶽温泉、その他いくつか温泉がある。 http://www.iwakisan.com/hot_spring/hyakuzawa.html 株式会社 百沢温泉に入りました。 少し熱いが個性的ですごくいいお湯。塩化物泉のお湯なので冬の寒い時期のほうが向くかもしれない。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック(1)
ザックカバー(1)
コッヘル&バーナー(1) カセットガス(1)
ライター(1)
割り箸(1)
ヘッデン(1)
予備懐中電灯(1)
地図(1)
コンパス(1)
GPS(1)
筆記用具(1)
テープ(1)
タオル(1)
帽子(1)
スパッツ(1)
合羽(1)
折りたたみ傘(1)
手袋(1)
飴玉(1)
行動食(1)
おやつ(1)
非常食(1)
トイレットペーパー(1)
ごみ袋(3)
ストック(2)
予備充電器(1)
サブバッグ(1)
水(1)
お昼ごはん(1)
デジカメ(1)
熊鈴(1)
笛(1)
腕時計(1)
軽アイゼン(1)
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感想
風に吹かれて津軽の名峰・岩木山に登ってきました。
太宰治はその山容を「十二単を拡げたようで、透き通るくらいに嬋娟たる美女」と喩えている。津軽平野から眺めるとそれはそれは美しい山容だ。
岩木山は青森のシンボル的な山で、なおかつ津軽の人にとっては心のふるさとです。岩手山が岩手のシンボル的な山であるとすると岩木山は津軽のシンボル的な山だ。
弘前市内からはどこからも迫力のある立派な山容を眺めることができます。
岩木山は最も登ってみたい山の一つだった。
本当は去年の10月に登る計画をしていたのだが、仕事が入ってしまい、今年の10月に登る予定でいた。
今、弘前が舞台になっているアニメ「ふらいんぐうぃっち」を観ていて、岩木山や岩木山神社がでてきて、ほっとなうちに登りたくなってきたので行ってきた。
僕はこの地方を謡った演歌が大好きだから、ヤマレコのタイトルに「演歌のふるさと岩木山」と付けてしまいました。
この地方の情景や望郷を謡った演歌は実に多いものだ。僕が勝手に選んだ「日本演歌百選」にはこの地方を舞台にした演歌が多数含まれています。
「津軽平野」「望郷じょんから」「津軽海峡冬景色」「津軽恋女」「津軽恋唄」「酒よ」「酔歌」・・・
(演歌に明るくない人でもたぶん聞いたことがことがあるはずだ)
この地方には日本を代表する演歌の名曲がそろってます。北アルプスや南アルプスが山の聖地だとしたら、津軽地方はまさしく演歌の聖地と捉えても過言ではないと思う。
この地方の民謡の津軽山唄もひとシーズンも15メートルの降雪に耐え暮らしている人の叫びにも聞こえ、江戸中期の起源とされ、唄は辛さを和らげる為に生まれたとも言われているそうだ。
津軽地方には日本の歌や音楽の原点があるような気がします。
そこにそびえる岩木山は魅力満点でした。
岩木山は、古くから山岳信仰の対象とされていて、「お山参詣」(津軽地方最大の農作祈願祭)では多くの人々が五穀豊穣や家内安全を祈願して、登山囃を奏でながら集団登拝して、八甲田連峰から昇る御来光を拝む。
国の重要無形文化財にも指定されているそうだ。ここまでふもとの人々に親しまれている山はほかにそうはない。
どれをとっても文句なしの百名山だ。
弘前市 プロモ-ションサイト
他人の山行やレコにケチを付けて喧嘩を売るつもりはさらさらないのだが、ヤマレコで岩木山の記事を読むと八甲田と岩木山はセットで一日にニ山登っている人が少なからずいる。
土木利権利権道路で8合目まで車で行って、そこから山頂を目指して歩き、「岩木山終了〜、その日のうちに八甲田」などと言っている人が多いのは非常に残念に思う。
「日本百名山」の著者、故・深田爺が見たらどう思うだろう。
「岩木山終了!!その日のうちに八甲田山・・百名山一日二座達成!!」などと書いているような人は現地の人にも失礼だし、なによりも、山に失礼極まりない。
(こんな馬鹿にするような登り方している人はそのうち山の神様の天罰が下るのではないかと思う)
勘違いしないで欲しいが、だからと言って「富士山を一合目から登れ」とか「登山に車を使うな」とか「一回で一座しか登るな」などと言っているわけではない。
もっと山を味わいながら登るべきだと言いたいだけです。
どんな道だったか、どんな木が生えていたか、どんなお花が咲いていたか、山からどんな景色が見えたか、ふもとの人はこの山とどんな関わりを持っているのか・・・
そんなことを思い巡らしながら、登って、下山したらふもとの温泉にでも浸かって疲れを癒やす。こういうふうに余裕を持ちたいものだ。
今日は岩木山は岩木山神社から歩くのが正統なルートのような気がして岩木山神社から登りました。
ここから歩くと1400mくらいの登りでそこそこ登りこたえがある山だ。
途中から渓雪歩きがきつかった。
午前中にずいぶん早い時間に下りてくる人にすれ違い、「もう登ってきたんですか?」と尋ねると、雪の状態が好ましくなくて引き返してきたという人に数人すれ違った。50くらいの夫婦は途中で引き返して、車で再チャレンジして山頂で再び会った。
先週もこのコースで登ったという地元のおばさん曰く、先週と比べると雪がだいぶ融けて危なくなってきていると言ってました。
アニメ「ふらいんぐうぃっち」PV第2弾
今日も山の神様に感謝。明日は八甲田に登ります。
ぷはー
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