八ヶ岳デビュー 富士見高原〜西岳〜編笠山〜富士見高原
- GPS
- 11:12
- 距離
- 22.0km
- 登り
- 1,474m
- 下り
- 1,459m
コースタイム
- 山行
- 7:59
- 休憩
- 3:11
- 合計
- 11:10
天候 | 晴れのち曇り、ガス多め |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
富士見高原ゴルフ場に登山者用駐車場があります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○登山口〜不動清水 五叉路分岐までは作業道をショートカットするように緩やかな登山道が続きます。不動清水が西岳の登山口となり、水量豊富な「長命水」があります。 ○不動清水〜西岳 標高1530mの不動清水から標高2398mの西岳まで標高差868mをほぼ直登で一気に上がります。 高度を上げるにつれ、植生がシダ、苔、ハイマツと変わっていきます。 天気がよければ西岳山頂から南アルプスが見えますが、この日はガスで何も見えませんでした。 ○西岳〜青年小屋 源治新道と呼ばれるこのコースは高低差が少なく歩きやすいです。 青年小屋の少し手前に「乙女の水」という水場があり、水量豊富な冷たい水があふれ出ています。 青年小屋では食事をいただくことができます。 (ラーメン、カレーライス、おでん、など) ○青年小屋〜編笠山 小屋の裏手が登山口となり、ゴーロ歩きから始まります。 ペイントのある岩がコースのようですが、足が届かない岩もあるので、無理をせず自分の歩幅に合った岩を選択しましょう。 樹林帯に入っても岩の段差が続きます。 ○編笠山〜杯流し 編笠山から富士見高原/信濃境駅方面の下山はゴーロ帯から始まります。 基本的には青年小屋からの登りと同じですが、下りの方が難易度が上がります。 樹林帯に入ってからは九十九折に下っていきます。指導標やリボンが豊富にあるので、道に迷う心配はないです。 <Record> 出発時刻/高度: 05:13 / 1330m 到着時刻/高度: 16:25 / 1330m 合計時間: 11時間12分 合計距離: 21.96km 最高点の標高: 2501m 最低点の標高: 1327m 累積標高(上り): 1277m 累積標高(下り): 1241m |
その他周辺情報 | 小淵沢IC近くに道の駅「こぶちざわ」があります。 お土産、食事はもちろん、無料で足湯が利用できます。 |
写真
感想
当初予定では、瑞牆山に行くつもりでした。
「てんきとくらす」によると、15時から雨マーク。
行くか止めるか迷って、付近の山をチェックすると編笠山は夜まで雨マークがありません。
瑞牆山は晴れた日に行くとして、今回は編笠山に行くことにしました。
中央道を下りるインターは須玉から小淵沢へと2つ遠くなりましたが、インターを下りてからは編笠山の方が近いのでトータルのアクセスだと30分以上短くなりました。
編笠山へのアクセスは観音平と富士見高原がありますが、観音平は駐車場がすぐ一杯になるというので、富士見高原から登ることににました。
ついでに西岳から登って編笠山から下りてくる周回コースにします。
朝5時前に富士見高原ゴルフ場登山者専用駐車場に到着。
どうやら2番乗りのようです。
(先に着いていた品川ナンバーはすでに出発済でした)
ゴルフ場内の指導標に従って舗装路を進んでいくとほどなく登山口へ到着します。
登山道に入ってからも五叉路分岐や杯流し入口、不動清水など分岐ごとに分かりやすい指導標があるので、迷う心配はありません。
不動清水から西岳へ入ると途中林道を何本か越えますが、分岐のない一本道になります。
ほぼ直登で登っていくので、やや単調なコースですが、先月登った男体山ほどキツくはありません。
樹林帯の中を歩くので眺望はありませんが、高度を上げるにつれ植生が変わっていくので、飽きずに登れました。
高山植物の花があちらこちらに咲いていて目を楽しませてくれます。
花の名前が分かればもっと楽しめるのでしょうが、さっぱり分かりません。(帰ってからネットで調べてみましたが、間違っているのもあるかも)
山頂に到着したときは先行者が1組(2名)いましたが、すぐに出発されたので、山頂を独り占め状態でした。
晴れていれば南アルプスが間近に見られるはずですが、今日はガスっていて何も見えませんでした。
待っていてもガスが晴れる気配がないので、青年小屋を目指して進みます。
西岳から青年小屋までは殆どアップダウンのない平坦な道が続きます。
最近、直登続きだったので、平坦な道がありがたいです(笑)。
乙女水で青年小屋方面から来た母娘3人組に遭遇。この日反対方面から来た人に会ったのはこれが最初で最後です(笑)。
子供たちの給水待ちしている間にお母さんと少し話をしたところ、権現岳を目指したものの、切れ落ちた崖に怖くて引き返してきたそうです。
西岳には登る予定はないそうですが、ここから山頂まで1時間くらいと言うと行ってみますのとのことで、給水が終わったら西岳に向けて出発されました。(観音平に車があるので、また青年小屋に戻って下山するそうです)
母娘たちを見送ったら、給水して青年小屋を目指します。
5分ほどで青年小屋に到着。
小屋で食事可能か確認したところ、軽食メニュー(カレーライス、ラーメン、おでん、天ぷらうどん)が食べられるとのことなので、カレーライスを注文しました。
外(テラス)、土間、中(談話室?食堂?)で食べられるというので、せっかくなので、中でいただきました。
小屋番さんも感じがよくてとても良い小屋でした。
ランチだけなのに気を使ってストーブまで点けていただいてすいません。
小屋で英気を養ったらいよいよ編笠山を目指します。
小屋裏の橋を渡ったら、一面のゴーロ帯です。
岩の所々に矢印や○印がペイントされているので、どうやらそこがコースのようですが、足が届かない岩もあるので、ペイントは無視してマイペースで進みました。
それでも歩きにくいことこの上ないので、思った以上に時間がかかりました。CT30分のところを47分かけています。
樹林帯に入ったところで、振り向くと権現岳がきれいに姿を見せているではありませんか。
前後に人がいないことを確認したら、ザックを降ろして一眼レフを取り出しました。本レコに登録したのは1枚(写真66)だけですが、帰って写真を整理すると同じような写真を沢山撮っていました(笑)。
編笠山山頂は一面のゴーロ帯で、そこそこ人がいました。
ガスっていて展望がありませんが、ガスが薄くなった隙間に僅かですが、赤岳を見ることができました。
晴れていれば南側に下界を北側に八ヶ岳の山々を見ることができたのに残念です。(というか天気がこんななのを承知で来たのですが(笑))
下山は南側のゴーロ帯を越えて行きますが、青年小屋からの登り以上に岩歩きに苦しめられました。(私がヘタレなだけ?)
樹林帯に入ってからは結構斜度のある道が続くので、これを登ってくるのは結構大変だなと感じました。
山頂直下にあった「最後だダッシュ!」と同じ案内板が設置されていましたが、どれも書かれたCTが厳しすぎる気がします。
その他にも色んな山岳会や自治体が設置したと思われる案内板が多数ありました。
リボンも多数あるので道に迷うことはありませんが、これといった目印が何もないので距離感が掴みにくいです。
迷うことはないと書きましたが、実は杯流しの直前でリボンを見失い、作業道に強引に下りてしまいました。
通りかかった車に富士見高原登山口までの道を聞いたら、ちょうど今から行くところだから乗って行きます?と言われ思いがけず楽して下山してしまいました(笑)。
ルート図の終盤が遠回りしているのは、そのせいです。
駐車場に着いたら小雨が降り出したので、乗せてもらって助かりました。
ちなみに帰りの中央道は事故渋滞にハマって散々でした。
お疲れ様でした。
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