日永岳 〜キタヤマオウレンとイワザクラ

2024年04月10日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 7.8km
• 登り: 745m
• 下り: 739m

コースタイム

岐阜県道200号神崎高富線の起点 - 中越林道 - 日永岳登山口 - 植林地急登 - トラバース道 - 稜線合流部 - 痩せ尾根急登 - 山県市最高点 - 反射板・日永岳 - 以下ピストン

天候

晴 時々 曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・岐阜県道200号神崎高富線の起点の路肩に駐車、県道は上部に石灰岩の採石場があり、ダンプーカーの往来が多く、すれ違いに注意

コース状況／危険箇所等

・行程の半分強がガッパ谷沿いの仲越林道歩き、林道終点で渡渉後に山頂部まで反射板の巡視路、上部ではクマザサが刈られた状態でした

写真

岐阜県道200号神崎高富線の起点からスタート
広場は旧美山町立仲越小学校の跡地のようで、ポツンと一軒家のような建物がありました
ガッパ谷沿いの仲越林道を上って行きます

アズマヒキガエルとその卵塊

キブシの花の蜜を採食中のコツバメ

ヤマルリソウを訪問中のビロウドツリアブ

カケス

ガッパ谷の滝

仲越林道終点から渡渉すると反射板巡視路の登山口

植林地の急登が続きます
トラバース道となるまでは歩き易い印象
林床のイワウチワの群落は途中から蕾となりました
ツルリンドウの葉も目に入りました

上部の稜線部からの伊吹山方面

山頂部に雲がかかった御嶽山

山頂部のナツツバキの太い幹
上部はクマザサが刈られていて歩き易い状態でした

山頂手前の小ピークの山県市最高点

鷲ヶ岳越しの北アルプス
薬師岳-鷲ヶ岳-槍ヶ岳-穂高岳

薬師岳

槍ヶ岳-大喰岳-中岳-南岳

穂高岳

乗鞍岳

山頂部の反射板

能郷白山

美濃平家岳

日永岳頂上の三等三角点『日永岳』1215.58m
山頂部の稜線部にホンシャクナゲ
葉が食べられていた樹もありましたが、犯人はカモシカさん？

ヒオドシチョウ

平家岳越しの両白山地
別山は隠れていそうです

平家岳の稜線越しの白山

平家岳

南側の舟伏山

ガッパ谷の2段の滝

ルリタテハ

鹿の死骸に集まっていたクロボシヒラタシデムシ

県道沿いの神崎川に流れ落ちるごろごろの滝

林道を歩いているとアカヤシオの花が落ちていて、周辺で満開となったアカヤシオが少し目に入りました

アカヤシオの花

ヤマザクラ

コウヤミズキ

イワタバコの若葉

ダイモンジソウ

イワウチワ（トクワカソウ）

アケボノシュスラン

ツクバネソウ
5枚の葉が輪生する個体もありました

イチヤクソウ

ミヤマカタバミ

タマゴケ

キクザキイチゲの群落

キクザキイチゲ

ハルトラノオ

フタバアオイ

ニシキゴロモ

スミレサイシン

タチツボスミレ

フイリシハイスミレ

ヒナスミレ

エイザンスミレ

ヒダボタン

ヒメヒダボタン

ミヤマセントウソウ

セリバオウレンの果実

キタヤマオウレンの群落
手前にイワウチワの葉も混じる

キタヤマオウレン

キタヤマオウレン葉は3全裂し、小葉の基部の葉柄が不明瞭（バイカオウレンは5全裂し、小葉の基部の葉柄が明瞭）
上中：上部に蕾
地域によって5全裂する葉となるキタヤマオウレンもあるようです

キタヤマオウレンの花
上左：蜜弁の花弁が6個
下中：蜜弁の花弁が4個
その他は5個
下：白い花弁のように見える萼片が4枚、ふつう5枚

イワザクラの群落

イワザクラの群落

満開のイワザクラ

イワザクラ

装備

MYアイテム

アルプス岳

重量：-kg

感想

アルプス岳

山頂部の稜線部からは伊吹山、能郷白山、白山、北アルプス、御嶽山、岐阜市街地などが見渡せましたが、中央アルプスは雲に隠れていました。
山頂部にはホンシャクナゲが沢山見られましたが、花芽が成長していた株は少ない印象でした。今年の花は裏年かも知れません。
林道沿いの岩壁や、登山口からの植林地の林床の前半でイワウチワ（厳密にはトクワカソウ）の花の群落が多数あり見頃となっていました。上部ではまだ蕾ができ始めでした。上部のイワカガミは蕾前でした。
山頂部ではコウヤマキとナツツバキも少し見られました。