太田部塚山古墳群・塚山・竹ノ茅山・三ツ山＆太田部峠ぐるっと周回

2024年04月13日(土) [日帰り]

• GPS: 07:46
• 距離: 13.3km
• 登り: 999m
• 下り: 1,003m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:15
• 休憩: 1:31
• 合計: 7:46

距離 13.3km 登り 1,004m 下り 1,005m

6:54 スタート地点
8:19 8:27 太田部塚山古墳群
8:39 8:46 塚山神社跡
8:59 9:12 塚山
9:43 9:57 竹ノ茅山
10:32 10:44 三ッ山
11:12 11:37 鞍骨山
12:30 12:36 三等三角点 幕岩
12:55 13:01 太田部峠
14:40 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

太田部公衆トイレの駐車スペースを利用

コース状況／危険箇所等

一般ルートではありません。ほぼバリです。
古墳群へのルートは案内が集落内に一つ、林道と交差する場所に一つあるがその途中は作業道と交錯していたりして非常に分かりづらい。
太田部峠道の下りは獣除けネットが張りめぐらされていてかなり難儀しました💦

写真

3年ぶりに吉田太田部にやってきました　
太田部公衆トイレから出発💨

道路脇にまん丸フキノトウ

満開のミツバツツジを見ながら車道歩き

空き家となっている古民家
養蚕農家の造りです

軒下には蚕棚など養蚕農具が置かれたままになってました

太田部古墳群への案内

人がほとんど歩かないであろう林道の真ん中にニリンソウが芽を出してました

耕作跡地を登って行きます

ニリンソウが咲き始め

ミヤマエンレイソウ

ミミガタテンナンショウは至るところに出てました

植林帯の中を登る　
こうした窪んだ道は昔から歩かれていた証

いったん林道に出る

林道を横切って先へ　
ここに古墳群への案内柱があります

作業道が交錯していて分かりづらい　
3年前にかなり迷いました

かすかに分かる林の奥に続く踏み跡　

その踏み跡を辿ると古墳群の標柱がありました

はっきり古墳と分かるものはなくてそれらしき高まりがいくつか見えます

この辺もそれっぽい　
前方後円墳もあるらしいが分からず仕舞い

さらに奥にある塚山神社跡に行きます

神社跡の入口にある御神燈の残骸

しっかり御神燈と彫ってあります　
苔むして古さを感じるなぁ

対の片方は倒れちゃってます　
3年前は確か立っていたはず

塚山神社の御神体だったと思われる磐座　

頂部に石祠

磐座を横から　
柱状節理っぽい

後ろ側から見る

一段高くなった場所から見下ろしてみる　
植林帯の中にここだけぽっかりと空間が開いていて異次元の世界

その上にも小さな磐座

石祠にはお供え物がありました　
お神酒でしょうか

稜線の反対側は大規模伐採地

御荷鉾山がよく見えます

塚山へ急斜面を登る

ダンコウバイ

塚山山頂とうちゃこ　
ワタクシは3年ぶり4回目、相方は3回目の登頂

山名板

三等三角点あり　
点名も塚山

証拠写真

次の竹ノ茅山が見えます

この辺から群馬埼玉県境を歩く

稜線をそのまま辿れば竹ノ茅山に行けるが作業道が山頂の電波施設まで続いているのでこちらを歩きます

この分岐を左に登れば竹ノ茅山

電波施設が見えました

そのすぐ裏手が山頂

ここは銀板のプレート

証拠写真その2

植林が埼玉県側、自然林は群馬県側

ここで県境稜線を離れます

獣除けネットの脇を下るがイバラがスゴい

三ツ山が見えた

三ツ山の岩峰を見上げるが、アカヤシオが見えない・・

少し登るとポツポツ咲いてます

ヒカゲツツジとアカヤシオ

ヒカゲツツジのほうが多い

さらに岩稜を登って・・

山頂の石祠にご挨拶

南斜面はそこそこ咲いてます

まだ蕾もあるけど全体的に少ない

証拠写真その3

前はピンク色に染まってたんだけど今年は殺風景な山頂

アセビは満開です

少ないけどミツバツツジが咲き始めてました

太田部側はほとんど伐採されて丸裸

アカヤシオは残念だったが超満開のアセビの花にご満悦の相方

鞍骨山です　
標識にも年季が入ってきました

証拠写真その4

ネットの向こうに塚山を見ながら昼メシ

ふたたび稜線を歩いて・・

ここで車道に出ます

しばらく林道歩き

この辺からまた尾根に取り付きます

ニガクリタケ　猛毒です　
このキノコは季節場所問わずどこでも出る

855.4mピーク

三角点があります

三等三角点　
点名は幕岩

塚山と御荷鉾山

太田部峠にとうちゃこ　
古道が乗っ越しているのが何となく分かります

ヤマザクラの古木に古い標識

峠道の痕跡を辿って太田部に下ります

里では終わっているカタクリがポツポツ咲いてました

鹿に食われないよう若木にカバーがしてあります

ルイヨウボタンはまだ花芽でした

ウグイスカグラは満開

雄鹿の頭骨が落ちていてちょっとビックリ　

道型がはっきり分かるけど荒れてます

尾根上を行きます

石祠　
先週godohqnさんが修復したものだと思います

太田部の山村集落がよく分かる風景

かなりヤブっぽくなってきました

獣除けネットに沿って下ります　

作業道もヤブっぽくなってます

峠道に復帰したがこの状態　
竹害的状況

が、獣除けネットに行く手を阻まれる　
3年前よりネットの設置が増えてますね

なので仕方なくヤブ漕ぎして進む

ヤブ漕ぎしてたら食べごろのタラノメが目の前に・・　
いただきました♪

太田部林道に出てバリ歩き終了

出発地点が見えてきました　
車が1台増えてます

今日も怪我無く無事下山(^O^)

振り返って山に一礼

感想

こたっきー

先週のgodohanさんのレコに刺激されて、塚山古墳群や神社跡の磐座、三ツ山のアカヤシオなどをまた見てみたくなり、さっそく出かけてきました。

で、古墳群や磐座の雰囲気は変わらないままで良かったのだけど、三ツ山のアカヤシオは今ひとつでちょっと残念。代わりにヒカゲツツジやアセビは満開でいい感じでした。
前回も苦労した太田部峠道の下りは、獣除けネットが増設されていて行く手を阻まれたり、道自体もヤブ化が進んでいて苦労も倍増、前回よりも20分ほど余計に時間を要することに。
こうした古い記憶が廃れていくのは残念ではありますが、過疎化が超加速している現状ではしょうがないことです。