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Yamareco

記録ID: 6683156
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥武蔵

アカヤシオを求めて蕨山から有間山を経て奥多摩の川乗橋へ

2024年04月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
e351spAz その他3人
GPS
08:01
距離
18.6km
登り
1,516m
下り
1,415m

コースタイム

日帰り
山行
6:25
休憩
1:35
合計
8:00
9:20
85
10:45
10:45
5
10:50
10:55
5
11:00
11:30
30
12:00
12:15
20
12:35
12:35
25
13:00
13:30
15
13:45
13:45
15
14:00
14:00
20
14:20
14:25
20
14:45
14:45
5
14:50
15:00
15
15:15
15:15
125
17:20
17:20
0
17:20
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2024年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:
八王子06:59(JR八高線)
東飯能07:40
※バスは東飯能駅も停まるが座るために始発の飯能駅へ(徒歩10分弱)
飯能駅🚌08:00(国際興業バス)¥870
名郷🚌08:59

復路:
川乗橋🚌17:42(西東京バス)¥290
奥多摩駅🚌17:57
奥多摩18:18(JR青梅線)
青梅18:56/18:58
拝島19:16/19:18(JR八高線)
八王子19:33
飯能駅から1時間で名郷バス停に到着。国際興業バスは混んでも増発なし。
2024年04月20日 09:10撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
4/20 9:10
飯能駅から1時間で名郷バス停に到着。国際興業バスは混んでも増発なし。
名郷バス停のトイレは男女一緒で個室が1つしかないのですごく混んでいた。
2024年04月20日 09:17撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 9:17
名郷バス停のトイレは男女一緒で個室が1つしかないのですごく混んでいた。
最初は林道歩き。
2024年04月20日 09:25撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 9:25
最初は林道歩き。
林道終点で沢を渡るといよいよ登山道。
2024年04月20日 09:30撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 9:30
林道終点で沢を渡るといよいよ登山道。
スギの植林地を登っていく。スギ花粉の飛散は終わったようだ。
2024年04月20日 09:50撮影
4/20 9:50
スギの植林地を登っていく。スギ花粉の飛散は終わったようだ。
尾根に出ると広葉樹の新緑がきれいだ。
2024年04月20日 09:58撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 9:58
尾根に出ると広葉樹の新緑がきれいだ。
所々に石灰岩の岩峰がある。
2024年04月20日 10:05撮影
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4/20 10:05
所々に石灰岩の岩峰がある。
ちょっとした鎖場(ロープ場)。
2024年04月20日 10:08撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 10:08
ちょっとした鎖場(ロープ場)。
2024年04月20日 10:10撮影
4/20 10:10
ちょっと痩せた稜線。
2024年04月20日 10:15撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 10:15
ちょっと痩せた稜線。
これはミツバツツジかな。
2024年04月20日 10:18撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/20 10:18
これはミツバツツジかな。
アカヤシオは岩場に多い気がする。
2024年04月20日 10:29撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 10:29
アカヤシオは岩場に多い気がする。
イワウチワ
2024年04月20日 10:30撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/20 10:30
イワウチワ
アカヤシオは終わりかけのものが多かった。
2024年04月20日 10:34撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/20 10:34
アカヤシオは終わりかけのものが多かった。
アカヤシオとはいうが薄ピンク色。
2024年04月20日 10:37撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/20 10:37
アカヤシオとはいうが薄ピンク色。
これはピンク色のミツバツツジ?
2024年04月20日 10:42撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/20 10:42
これはピンク色のミツバツツジ?
ミツバツツジは紫がかった色がスタンダード。
2024年04月20日 10:47撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/20 10:47
ミツバツツジは紫がかった色がスタンダード。
手書きの「蕨山」の小さな標識のあるピーク。
2024年04月20日 10:48撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 10:48
手書きの「蕨山」の小さな標識のあるピーク。
そして蕨山展望台まで行くと「蕨山」の大きな標識。
2024年04月20日 10:51撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 10:51
そして蕨山展望台まで行くと「蕨山」の大きな標識。
展望台とはいうが北側にちょっと展望が開けているだけ。見えているのは二子山だろうか。
2024年04月20日 10:52撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 10:52
展望台とはいうが北側にちょっと展望が開けているだけ。見えているのは二子山だろうか。
大持山と武川岳も見える。
2024年04月20日 10:54撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 10:54
大持山と武川岳も見える。
最初の小さな標識があるところまで戻り昼食にした。
2024年04月20日 11:26撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 11:26
最初の小さな標識があるところまで戻り昼食にした。
有間山方面に進むとまた「蕨山」の標識があった。蕨山にはいくつかピークがあるようだ。
2024年04月20日 11:32撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 11:32
有間山方面に進むとまた「蕨山」の標識があった。蕨山にはいくつかピークがあるようだ。
有間山に向かうと途中に大きなあずまやがあった。
2024年04月20日 11:41撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 11:41
有間山に向かうと途中に大きなあずまやがあった。
かなりの急傾斜を登っていく。
2024年04月20日 11:50撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/20 11:50
かなりの急傾斜を登っていく。
思ったより早く「有間山」に到着。でもよく見ると「橋小屋の頭」と書いてあり、地図の有間山よりはひとつ手前のピークだった。
2024年04月20日 11:57撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 11:57
思ったより早く「有間山」に到着。でもよく見ると「橋小屋の頭」と書いてあり、地図の有間山よりはひとつ手前のピークだった。
こちらは北側へ向かう斜面。
2024年04月20日 12:10撮影
4/20 12:10
こちらは北側へ向かう斜面。
仁田山と書いてある方が目指す南側方面。
2024年04月20日 12:14撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 12:14
仁田山と書いてある方が目指す南側方面。
本当の「有間山」に向かっていく。
2024年04月20日 12:15撮影
4/20 12:15
本当の「有間山」に向かっていく。
この辺りはブナも多い。
2024年04月20日 12:17撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 12:17
この辺りはブナも多い。
地図にある有間山のピークには「タタラノ頭」の標識が。道志山塊の赤鞍ヶ岳もそうだが、マイナーな山は山頂名が錯綜していることも多い。
2024年04月20日 12:35撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 12:35
地図にある有間山のピークには「タタラノ頭」の標識が。道志山塊の赤鞍ヶ岳もそうだが、マイナーな山は山頂名が錯綜していることも多い。
所々歩きやすい尾根道、そしてピークを越えていくの繰り返し。
2024年04月20日 12:37撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 12:37
所々歩きやすい尾根道、そしてピークを越えていくの繰り返し。
有間山付近はシロヤシオも多いらしいが、新緑もまだまだで全然まだだった。
2024年04月20日 13:00撮影
4/20 13:00
有間山付近はシロヤシオも多いらしいが、新緑もまだまだで全然まだだった。
次のピークはツコウの頭
2024年04月20日 13:03撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 13:03
次のピークはツコウの頭
ちょっと広めのピークだったのでここで休憩した。
2024年04月20日 13:28撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 13:28
ちょっと広めのピークだったのでここで休憩した。
友だちからいただいたモカロールでくつろぎのひと時。
2024年04月20日 13:28撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 13:28
友だちからいただいたモカロールでくつろぎのひと時。
2024年04月20日 13:30撮影
4/20 13:30
新緑もなく寂しい稜線。
2024年04月20日 13:35撮影
4/20 13:35
新緑もなく寂しい稜線。
あの稜線が都県境の稜線か。
2024年04月20日 13:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 13:39
あの稜線が都県境の稜線か。
2024年04月20日 13:40撮影
4/20 13:40
一度有間峠で林道に出る。
2024年04月20日 13:45撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 13:45
一度有間峠で林道に出る。
大きなブナ。
2024年04月20日 13:59撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 13:59
大きなブナ。
名栗湖(有間ダム)と棒ノ折山。
2024年04月20日 14:05撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 14:05
名栗湖(有間ダム)と棒ノ折山。
日向沢ノ峰に向かって登っていく。
2024年04月20日 14:08撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 14:08
日向沢ノ峰に向かって登っていく。
ここは高圧鉄塔の管理道にもなっているようだ。
2024年04月20日 14:11撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 14:11
ここは高圧鉄塔の管理道にもなっているようだ。
見晴らしのいい高圧鉄塔の下。
2024年04月20日 14:21撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/20 14:21
見晴らしのいい高圧鉄塔の下。
西側には大持山とその向こうに秩父さくら湖(浦山ダム)が見えている。
2024年04月20日 14:21撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/20 14:21
西側には大持山とその向こうに秩父さくら湖(浦山ダム)が見えている。
この辺りからアカヤシオが一気に出てきた。
2024年04月20日 14:25撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/20 14:25
この辺りからアカヤシオが一気に出てきた。
標高が上がったからかちょうど見頃。
2024年04月20日 14:26撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/20 14:26
標高が上がったからかちょうど見頃。
今年ははずれ年らしいが、それでもなかなかの見ごたえ。
2024年04月20日 14:28撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/20 14:28
今年ははずれ年らしいが、それでもなかなかの見ごたえ。
2024年04月20日 14:30撮影
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2024年04月20日 14:31撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2024年04月20日 14:32撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2024年04月20日 14:34撮影
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2024年04月20日 14:35撮影
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やっと目的のアカヤシオをたくさん見ることができた。
2024年04月20日 14:36撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 14:36
やっと目的のアカヤシオをたくさん見ることができた。
2024年04月20日 14:36撮影
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4/20 14:36
この稜線から去年、天目山(三ツドッケ)の帰りに歩いた登山道。
2024年04月20日 14:47撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 14:47
この稜線から去年、天目山(三ツドッケ)の帰りに歩いた登山道。
防火帯だろうか、気持ちの良い尾根道。
2024年04月20日 14:48撮影
4/20 14:48
防火帯だろうか、気持ちの良い尾根道。
日向沢ノ峰
2024年04月20日 14:53撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 14:53
日向沢ノ峰
ヘリコプターがホバリングしていた。蕎麦粒山で救助活動をしているようだ。
2024年04月20日 14:56撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 14:56
ヘリコプターがホバリングしていた。蕎麦粒山で救助活動をしているようだ。
日向沢ノ峰にて
2024年04月20日 14:59撮影
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4/20 14:59
日向沢ノ峰にて
目の前に川苔山を眺めながら一気に標高を下げていく。
2024年04月20日 15:05撮影
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4/20 15:05
目の前に川苔山を眺めながら一気に標高を下げていく。
去年ここを歩いた時は霧が出ていたので初めて見る景色。
2024年04月20日 15:05撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 15:05
去年ここを歩いた時は霧が出ていたので初めて見る景色。
どんどん高度を下げていく。
2024年04月20日 15:10撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/20 15:10
どんどん高度を下げていく。
2024年04月20日 15:13撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 15:13
去年は時間が押していたため、やっと着いたと小躍りしたくなった踊平。
2024年04月20日 15:15撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 15:15
去年は時間が押していたため、やっと着いたと小躍りしたくなった踊平。
ここから川乗橋バス停まで約2時間の林道歩き。
2024年04月20日 15:18撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 15:18
ここから川乗橋バス停まで約2時間の林道歩き。
ハシリドコロ
2024年04月20日 15:37撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 15:37
ハシリドコロ
ワサビ田が奥多摩らしい。
2024年04月20日 15:40撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/20 15:40
ワサビ田が奥多摩らしい。
きれいな沢と、
2024年04月20日 16:02撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 16:02
きれいな沢と、
滝を楽しみつつ歩く。
2024年04月20日 16:10撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/20 16:10
滝を楽しみつつ歩く。
ヤマザクラが見頃。
2024年04月20日 16:16撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/20 16:16
ヤマザクラが見頃。
芽吹きの山の色合いがとてもいい。
2024年04月20日 16:18撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 16:18
芽吹きの山の色合いがとてもいい。
いろいろな緑色が混じり合う芽吹きの色にぽつぽつとヤマザクラ。
2024年04月20日 16:34撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/20 16:34
いろいろな緑色が混じり合う芽吹きの色にぽつぽつとヤマザクラ。
去年は時間がぎりぎりで走った林道をのんびり歩く。
2024年04月20日 16:41撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/20 16:41
去年は時間がぎりぎりで走った林道をのんびり歩く。
2024年04月20日 16:50撮影
4/20 16:50
のんびり歩いたので川乗橋バス停までちょうど2時間だった。
2024年04月20日 17:19撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 17:19
のんびり歩いたので川乗橋バス停までちょうど2時間だった。
2024年04月20日 17:19撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4/20 17:19
奥多摩駅から「東京アドベンチャーライン」。これは奥多摩駅⇔青梅駅を4両の車両。
2024年04月20日 18:05撮影 by  moto g32, motorola
4/20 18:05
奥多摩駅から「東京アドベンチャーライン」。これは奥多摩駅⇔青梅駅を4両の車両。

感想

蕨山はこの時季アカヤシオが咲いているようだ。
ただ蕨山の登山口となる名郷バス停へは飯能駅からのバスとなり、このバスは棒ノ折山の登山口となるノーラ名栗・さわらびの湯バス停を通るのでかなり混むので避けたい気もする。
2年前に武川岳に登った時はこの名郷バス停を避けて少し登山口までは遠くなるが西武線の芦ヶ久保駅から松枝バス停へ行きそこから登ったくらいだ。↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4241092.html
結局行きは飯能駅からのバスで我慢することにして、帰りは蕨山から南へ有間山、日向沢ノ峰と経て川乗橋バス停へ下り奥多摩駅に抜けることにした。
これなら帰りのバスは混まないし乗車時間も短い。
日向沢ノ峰から林道経由で川乗橋バス停へ至る経路は去年シロヤシオを見に天目山(三ツドッケ)・蕎麦粒山に登った時の下山路と同じだ。↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5514862.html
うまくすればアカヤシオとシロヤシオ両方が楽しめるかもしれない。

飯能駅から名郷へ行くバスは東飯能駅も通るのだが、出発地点の飯能駅で満席になってしまうので東飯能駅で待っていては絶対に座れない。
東飯能駅から飯能駅までは徒歩10分弱なので、ここを歩いて都心方面から来る西武線よりも前に飯能駅に着ければ逆に座れる可能性が高くなる。
八高線で東飯能駅に7:40に到着し、徒歩で飯能駅には7:47に着いたが、西武線の到着は7:51。
バス停には1つ前のバスを見送った人たちが並んでいたが、充分に座ることができる順番だった。
西武線で来る友人たちには30分後のバスなら座れるはずと連絡したのだが、結局同じバスに座らずに乗ったようだった。
飯能駅から名郷まで約1時間、立っているにはちょっときつい時間だ。
この路線、登山シーズンには人気の路線だが増発しているのは見たことがない。
近隣の西東京バス、神奈川中央交通、富士急バスは登山客が殺到する時期には増発してくれることが多いのだが、国際興業バスは余裕がないのかもしれない。
棒ノ折山の登山口となるノーラ名栗・さわらびの湯バス停で乗客のほとんど下車するのかと思っていたが、降りたのは1/3くらいだった。
この時季は名郷バス停から蕨山や大持山、武川岳へ登る人が多いのだろうか。

蕨山へは沢沿いを林道で上がっていき、林道が尽きたところで沢を渡ると登山道になった。
周囲はスギの植林地だが、くしゃみが出ないところからするとスギ花粉の飛散は終わったようだ。
北側の武甲山、大持山から連なっているのでところどころ石灰岩の岩峰がある。
稜線に上がった岩場の所で最初のアカヤシオを発見した。
アカヤシオはこの付近ではチャートの山である両神山で有名だし、前に見に行ったこともある栃木の鳴虫山も石裂山もチャートの山だった。
蕨山でも所々チャートっぽい赤い石を見かけたので、アカヤシオはチャートの山を好むのかもしれない。
蕨山の山頂は3つあった。
最初のピークは展望はないが緩やかな広い場所で、次のピークは大きな標識があり人がたくさんいた。
地図には「展望台」とあったが、そんなに展望がいいわけではなく北側に二子山や武川岳、大持山が少し見えただけだった。
人が多いので最初のピークでゆっくりと昼食にする。
そして有間山方面に進むと3つ目の「蕨山」の標識があった。

大きな「有間山」の標識のあるピークには30分ほどで着いたが、そこは登山地図でいう「橋小屋ノ頭」だった。
地形図の有間山の場所には「タタラノ頭」の標識があった。
この辺りのピークの総称が「有間山」なのかもしれない。
この辺りは標高が1200mを越えてくるので新緑もまだ全然だった。
当然シロヤシオなんて咲いているわけがない。
去年天目山(三ツドッケ)辺りでシロヤシオを見たのは5月半ばだったので、アカヤシオとシロヤシオを同時に見る事なんて到底不可能だったのだ。
アカヤシオは芽吹きより前に咲き、芽吹き切ってから咲くのがシロヤシオのようだ。
アップダウンを何度か繰り返し、一度有間峠で林道を越え登り返した先の新秩父線51号鉄塔の先辺りで今回一番のアカヤシオの群落を見ることができた。
今年はハズレ年らしいが、それでもピンク色の大きな花をたくさん付けていた。
この高圧鉄塔の場所は見晴らしが良く、東には名栗湖(有間ダム)と棒ノ折山、西には秩父さくら湖(浦山ダム)と大持山の全体像が見えた。

そしてそこからさらに高度を稼いで標高1300mを越えた日向沢ノ峰付近で埼玉県から東京都に入る。
日向沢ノ峰から先は去年も歩いているので一安心だ。
ヘリコプターがやけに旋回しているなと思ったら隣の蕎麦粒山の上でホバリングし、見ていると救助隊員がするするとあっという間にロープで下りていった。
蕎麦粒山で救助要請があったのだろうが、明るいうちで良かったなと思った。
そんな救助活動を目の当たりにして偶然居合わせたトレランの方とお互いに気を付けましょうと声を掛け合う。
踊平から先川乗橋までは2時間の林道歩き。
ただ周囲は新緑の柔らかい黄緑色や灰緑色に覆われていて、そこにヤマザクラがぼんやりとピンク色に咲いているのが美しく、見飽きることがない。
川乗橋バス停は川苔山から下りてきた人たちが多く、乗り込んだ東日原から来るバスも意外に混んでいたが座れないほどでもなかった。
蕨山から有間山を経て日向沢ノ峰の縦走は意外とアップダウンが激しかったが、友人たちとの絶え間ない楽しい会話で気分よく歩くことができた。
そして夏山縦走の準備としてもこの位は歩いておかないとなと思った。

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