鶏冠山−池口岳
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- GPS
- 34:38
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 2,461m
- 下り
- 2,457m
コースタイム
- 山行
- 8:31
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 9:01
天候 | 27日曇り後雨 28日快晴♪ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■シャクナゲ沢ルート〜犬切尾根 踏み跡はうすいもののテープ等あり。夏季はヒル対策をしっかりと! ■犬切尾根〜鶏冠山北峰 犬切尾根は巨木が林立する素敵なところです。藪もほとんどありません ■鶏冠山北峰〜笹平〜池口南峰 以前に上げていただいたレコを参考に真北へコンパスを振ります。一見「こんな方へ?」という感じの斜面を下ります 水場は池口南峰から派生する谷で水量豊富。水場入口は何か所かありピンクテープが巻かれてますが、谷へ下る鹿道を行けばどこからでも取れます ■池口南峰〜池口北峰 南峰〜北峰間、危険個所はあるものの踏み跡はしっかりしてます ■池口北峰〜登山口 全体的よく整備された登山道で問題ないかと思いますが、黒薙上部はオーバーハングしており大変危険 |
その他周辺情報 | 遠山の「かぐらの湯」は、施設もきれいで泉質も良いです♪ |
写真
感想
池口岳の端正な双耳峰を初めて意識したのは、もう10数年前のことになります
当時山をやってなかった私にさえも「あの山は何て言うんだろ?」と激しく興味を掻き立てられる姿でした
これまで幾度かその山頂に立とうとしながら機会を逸してきましたが、今年こそ行くぞっ!と決意を固め梅雨の晴れ間をうかがってました。せっかくだから1泊してゆっくり居たい・・でも都合のつく27・28の土日は雨の予報・・・
ところが週の後半から前線の動きが速くなり、日曜日の等圧線なら晴天が期待できそうです!土曜日は若干荒れても我慢しよ。池口山頂で晴れてくれればヨシ!って事で決行です
27日朝。一昨年犬切尾根へ行った時に駐車した「畜産センター跡」へ向かうとなんと進入禁止になってます
それでは・・・と池口川北岸の道へ入ったら最初だけ広い道。奥へ行くほど道幅は狭まり、落石多数(><;)バックも転回もできない〜〜!!ああぁぁぁ〜〜〜助けて〜〜〜〜!!!
マジヤバいと思いました。車の運転は苦手なんです・・・(;_;)
それでもなんとか広い場所までたどり着き転回。また怖い道を恐る恐る運転してやっと抜け出した時には魂抜けた気がしました(笑)
気を取り直して出発。1時間くらい予定より遅れてしまった。
先程の道を歩いて行くと美しい廃村落に出ました。廃・・・と言うにはまだ人の息吹があるような佇まいでしたが。
村落を通り抜け、池口を渡河し、シャクナゲルート取りつき。
ザレやすい地質とは言えルートは2年前より踏み跡は薄い感じがする。それでもテープはけっこうあるし、迷う心配はなさそう
このコースで一番気がかりなのは山ビル。雨上がりなので特に多い。
こまめにスパッツの中に入ったヒルを払い去りながら進むと、高度1400辺りからヒルはいなくなった感じ。気持ちも少し軽くなる♪
犬切尾根に出ると大好きな巨木達が迎えてくれます。時折日も射して雨に洗われた緑が瑞々しく輝くさまをシアワセな気分で歩きます。
天候も良くなってきたし、この調子だと上でも晴れが期待できるかな♪
・・・でもそんなに甘いもんじゃなかったです。高度2000m辺りから前線の影響を受けるようになり悪天候へ。
鶏冠山北峰へ出た途端、激しい風と雨。やはり南ア主稜線は違います。
笹平へ出ると遮るものがないだけに雨風の影響を強く受けます。「雷があると怖いところ」と思っていましたが、その気配はありません。それでも早くここを抜けたいと思う一心で幾筋かの鹿のトレースを辿ります
2100mの凹地へ来た時「ふっ」と風が弱まり気持ちも「ほっ。。」予定とは違いますがここを幕営地に決定。
夜中も強風で周りの木が折れて倒れてこないか心配でしたが、いつの間にか熟睡。朝方には風もおさまり二日目の一歩を踏み出した途端、みるみる現れた池口南峰に感動でした。
出発地から池口北峰を出るまで4時間半(歩くだけならこの半分以下)ゆっくり歩き、ゆっくり山と花を愛でて・・・。
北峰山頂にまったりと1時間。昼を摂るでもなく・・・こんな過ごし方は初めてかもしれません。
本当は池口から更に先へ行く長距離なコースを想定していましたが「もう少しこの山に居たい・・・」と思ったのです。
背中の母にたしなめられたのかな?「そろそろゆっくり歩きないよ・・・」
長い大きなループを描く山もまた行くかもしれませんが、私にとってこの山歩きが山とのお付き合いの何かを変えてくれたような、そんな感じがしました
追記
下山で使った藪ルートの林内で山ビルにやられました
髪の毛の中に居たので下山後気付かないまま髪をほどいたら「ポトッ」・・・「ん?やあぁぁぁ・・〜〜!!!」びっくりしたぁ。
そのあと温泉で頭からの流血がどうなったかはナイショです☆
山ビルのお住まいへ ご苦労様でした。でも、 本当に良い山ですけどね。
今回は お母さんと同行でしたか? そんなに思ってもらえる(お父さんもですが)お母さんがうらやましいですね。
ijikemusiさん、こんばんわ
本当にいい山ですね。静かで少し鬱蒼としてて。。
ijikemusiさんのレコ、同じ6月だった事もあり、大変参考になりました
ありがとうございました
池口から見た南方は魅力的な稜線でした
かつて皆々様が歩いた辺りも見えてたのかな?
段々に訪れたいと思っています
おはようございます。お久しぶりです。
二日間のワイルドな山行、お疲れ様です。
ヒルの巣窟に、嵐の幕営地、誰もいない深南部
まさに、山の醍醐味ですね。
日曜日は、晴天だったようで、何よりです。
心がけが良かったようですね
それにしても、頭にヒルとは、新境地です。
足や腹はやられたことがありますが、頭からの出血はホラーです
こんばんわ。totokさん
私の周りではさほどワイルドではありませんょ
笹刈テン泊の方がかなりワイルドですから〜
(特にyama-takeさんが一緒だと)ぜひ次回は醍醐味を!
頭のヒルはびっくりしました
nucchiさんが以前「奴は木の上からも狙ってくる」とか書いてくれてましたが
登山口からの350mはかなり早く下ったのでまさか!と思ってました
頭からの出血はホラー・・・確かに!
ども!kokuzooさん♪久しぶりッス♪
テン泊2日間ヤマなんていいなぁ〜〜!ってか、テン泊ってデビューじゃないですか?
ゆっくりで短め(koさんにしては)だったみたいですが、そういうのも良いですよね
私はなんだかんだで山に行けない毎日でヒィヒィしてますよ
ヒル・・・ちょっと・・・苦手・・・
頭にいたら・・・きっと気絶してるでしょう
また行けるようになったら一緒に歩いてくださ〜い
双児山に行きたいんですよ〜
こんばんわ〜
ふふふ〜
momoGさん、ワタシも毎日かなり体使ってるから山結構大丈夫かも?
・・・と思ったら一か月ぶりは結構きつかったです
でも、いつもは日帰りの軽荷が多い為、ボッカ力がないからだと思われるので
常に重荷のmomoさんなら大丈夫でしょう
ヒル、今のところ双児山にはいませんから大丈夫ですね
┐気鵑發好きな分杭からかな?
またご一緒しましょう
この尾根、行きたいとは思いつつも怖くてなかなか行けません。
5月までか、10月以降でなければ私は無理すね。血を見慣れていないので(笑)
光岳直登コースをいつかは!とも思っています。
お疲れ様でした。
過ぎたことは忘れるのが一番ですよね・・・
負けないで!!nucchiさん!・・・なぁんてキャラじゃないと思いますが
nucchiさんが正解です。
ヒルやダニに会いたくなかったら避ければ良い
ヒルさんたちが居るところに行くのは私達なので文句は言えません
光岳直登コース?どこの尾根or谷かな〜〜
kokuzooさん、すばらしい深南部
ijikemusiさん・・・お姿が見えないと思ったら、大遠征じゃないですか
totokさん ヒルに憧れているのかと驚いちゃいました。違いましたか・・
momoGさん 忙しそうでなにより・・・・ヤマに行けるといいですネ
nucchiさん 光岳直登コースって、どこかなぁ
(スミマセン、ヒトのレコにあれこれと・・・・・)
皆さんありがとうございます
下山日から一週間以上たったレコに沢山のコメントびっくりです・・・
yamaさん便乗しましたよん
ワハッ
ヒルは鹿のヒズメに寄生して広域に広がったそうです
前回は尾根まで持ち上げてしまった反省をもとに、できるだけ気を付けて歩いたワケです
()つけてますが(笑)いつもオジャマするのは私の方です・・・と思って歩いています
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