硫黄岳、本沢温泉



- GPS
- 22:54
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,016m
- 下り
- 1,342m
コースタイム
- 山行
- 1:50
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:50
- 山行
- 4:36
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 5:14
天候 | 二日ともほぼ晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
本沢温泉口までは車が入ります。あまり広くはありませんが、全て舗装の安全な道です。本沢温泉という道案内看板は少なく稲子湯の標識を頼りに進みます。 途中で左に折れて、本沢温泉口に向かいます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし 標識が十分にあり、迷いやすい場所なし ただし、硫黄岳山頂はなだらかなので、ガスに巻かれた時は帰路を失うかもしれません。ケルンが登山道沿いに積んであります。これをたどればよいでしょう。 |
その他周辺情報 | 141号船沿いは清里などがある避暑地です。適当に飲食店などがあります。 |
ファイル |
GPSログ
(更新時刻:2015/07/01 20:22) |
写真
感想
硫黄岳登山と本沢温泉
長野県南部八ヶ岳連邦の一角にある硫黄岳に登りました。
普段一人山行の多い私ですが、今回は山友と総勢5人で。
しかもやはり珍しい山小屋泊まり。
実は硫黄岳はついでで、本命は麓の本沢温泉です。
日本最高所2150mの露天風呂です。
大きな沢の斜面に湧いています。
畳二枚ほどの小さな浴槽に白濁した源泉が流れ込んでいます。
お湯は硫黄臭がとても強い。かなり遠くまで臭いが流れてきます。
身体にも滲み込みます。自宅で入浴しても臭いがとれません。
翌日まで臭いが残りました^^;
脱衣室も何も有りません。
浴槽がポツンと有るだけ。勿論、混浴です。
私達が行った時ににはビキニの若い女性が入っていました(^^ゞ
見上げれば荒々しい硫黄岳の姿。
野趣あふれる露天湯です。
今回は珍しく山小屋に泊まりました。いつもは貧乏テント山行です。山小屋はこれで五回目。テント泊が許されない場所だけでした。
開山祭と重なり、盛大な宴会がありました。樽酒をご馳走になりました。一行に小屋にツテがある人が居ます。お陰で個室を頂きました。ギュウギュウ詰めの雑魚寝が当たり前の山小屋ではかなり贅沢なことです。
山小屋も良いものです。
本沢温泉から硫黄岳までは約2時間。
良く整備された登山道を登ります。一時間ほど登った時に稜線にでます。ここにはヒュッテ夏沢があり、小休止。
これより進路を南に変え、硫黄岳に向かいます。一時間ほどで到着。
なだらかで広々した山頂です。ケルンがいくつか立っています。道しるべなのでしょう。
いつもの「走れ!」ポーズで記念写真。
山歩きでは非日常的な風景に出会うことが出来ます。
雄大な山岳風景、光り輝くご来光、無辺の雲海、可憐な高山植物・・などなど
これらは勿論素晴しい。
最近思います。これらのような派手さはありませんが、森そのものがとても美しい。
地面は苔むし、シラビソという松のような樹が林立しています。
少し霧が掛かり、いまにも森の精霊が現れそうです。
少しツンとするような独特の香りがあります。
大好きな匂いです。 この香りを嗅ぐだけでも来る価値があります。
森は色彩も乏しく、雄大でもありません。
しかし、「帰って来た」と思わせるうな安心感があります。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する