龍ノ口山〜金山〜本宮高倉山【車中泊登山の旅2日目】
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 08:18
- 距離
- 30.4km
- 登り
- 1,652m
- 下り
- 1,648m
コースタイム
- 山行
- 9:42
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 10:12
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・龍ノ口山…グリーンシャワーの森駐車場 ・金山…金山寺山門手前の駐車スペース ・本宮高倉山…牟佐スポーツ広場駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・龍ノ口山…地蔵〜龍ノ口八幡宮の間は少々キツイ急坂。ロープなどもあるので、危険とまでは言えない。 ・金山…特にないが、ルートの北側で荒れた自動車道にアナグマと鉢合わせ。 ・本宮高倉山…太戸の滝〜頂上までは少々キツイ坂。 ・牟佐山…何度もコースアウト。久々にキレながらルートを探しながら下りました。 |
その他周辺情報 | 【温泉】天然温泉 岡山桃太郎温泉…大人990円。年中無休。10:00〜23:00。 今回はパス。 |
写真
道が分からなかったので住人さんに伺うと、お庭から通していただきました。ありがとうございます。
(本ルートは私有地を通っています。今回は住人の方のご厚意で案内いただきました)
私有地を通らない道はあります。ただ細いので分かりにくいかも。
一目見た瞬間、よろしくない方の衝動に押されてしまいました。
以前は、こういうことがありました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6468679.html
結果起きたのが、こちら
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6470384.html
行者コースと呼ばれているみたいです。少々レベルが高い。「ロープに100%頼らないように」というありがたいお言葉も見られます。右手は崖になるので落ちないように注意して歩行しましょう。
この岩場、そこまでキツイ傾斜はありませんが、事故・怪我・救助の事例もあるとのこと。
原因は下記ページにあるとおり、合格祈願の参拝客が普段通りのスニーカーでこの岩場を登ってきたからではないでしょうか。
【参考ページ】https://www.city.okayama.jp/kurashi/0000034043.html
昨晩は誰一人いなかったのに、この時間だと駐車場はかなり満車状態。人気のある山なんでしょう。
また、草刈りをされてる地元の方もいらっしゃいました。草刈りの時期ですね。これを書いている今日、自分も地域の溝掃除と草刈りをやってきました。
このあと、急に空腹でお昼に買っておいた巻きずし1本まるごとペロリと完食しちゃいました。
【詳しくは】https://www.kinzanji.net/pagoda/
登山道の真ん中に顔を出しているので踏みつけないように注意。
登山道は特に難しいところはありませんでしたが、何回かルートから外れました。もっと近道して金山へ向かうこともできたかもしれませんが、登山をしにきたのでとりあえず計画ルートを歩みます。
以下引用「伯耆大山を中心とした、伯耆・出雲・美作・備中北部・備後北部一帯の地方は、古くから牛馬安全の神・大山智明大権現(だいせんちみょうだいごんげん)(通称・大仙さん)への信仰が盛んであった地方」
【ソース】https://www.hiroshima-bunka.jp/modules/newdb/detail.php?id=355
ここに停めても良かったな。計画ルートのスタート地点である高蔵神社にどこも駐車スペースがなく、路駐するのも憚られたので移動。思い切ってこの太戸の滝駐車場まで来て停めてもよかった。
GPS狂ってしまって大変。いや、道が分からなさすぎる。微妙なGPSの動きでコースアウトしました。そっちに正規ルートないだろうという方向にちゃんと開けた道っぽいものがあったり、苦戦。徐々に山の中は暗くなり僕は焦り始めます。もっと楽に行けると思っていました。
あと楽ルートとピンクテープは合ってない。このルートは二度と通りたくない。(いや、練習としては大事です)
でも、どうして道を間違たらもとに戻るべきかは理解できました。
ここまで何回「ふざけんな!」ってキレたことか💦
それより単にここまでの疲労で動きが悪くなってる。
ぼーっとしたり、視界がぼやけたり、ヤバい。
最後まで集中!集中!
【引用ページ】https://www.city.okayama.jp/museum/okayama-history/13musa-ohtsuka-kofun.htm
装備
備考 | 昨日買った夏服で登山。夏用のコンプレッションも良い。特にアイスアーマーインナーキャップ(タープ付き)は頭部を冷やせるので快適だった(ただ長丁場だと頭の締め付けがキツイかもしれません)。 |
---|
感想
車中泊3回目の今回の宿泊地は「龍ノ口グリーンシャワーの森駐車場」。翌朝はここから直で登山開始できるので一石二鳥。しかし、着いたのは夜9時。電灯もないので何があるのか分からない中駐車しました。鳥や獣の鳴き声がときどき聞こえます。音楽を聴きながら車中泊の準備を進めました。トイレ近くに駐車したので、ヘッドライトつけて暗闇の中無事用を足すことに成功。あとは寝るだけ。もう車内は暑くて車中泊できないかもとアドバイスいただきましたが、少々肌寒い感じでした。夏用の掛け布団を持って行ったせいかもしれません。
では、それぞれの山の感想です。
龍ノ口山、山頂まではハイキングにぴったり。朝の登山を楽しんでいる方とすれ違いました。この後から、少々登山道っぽい道になります。東側に行くに連れて荒れた山道になり、出口(別の登山口)には泥濘があったりしました。
「地蔵」とは地蔵という地区名のこと。地蔵岩は少し分かりにくいです。さらに登山口も分かりにくい。ここから所謂「行者ルート」開始。急登地点がいくつかあります。ただこの行者ルートの登山口で登るのが辛い場合は登るのを止めるのもありだと思います。体力と技術に自信のある方は登って楽しいと思います。僕は…ブツブツ小言を漏らしながら登りましたよw
段原〜龍之口八幡宮の間には素晴らしい眺望があります。ここで休憩するのもいいですね。
GWの始まりの日の人も多いからか、登山客が多く賑わっていました。朝の登山、とても気持ちよかったです。
金山のルートは他の登山者の記録を参考にしました。金山寺から東側へぐるりと回りながら登っていくスタイル。途中の一般道(とは言えない荒廃ぶり)まではコースアウトしてしまいましたが、特別危険な箇所はありません。
金山寺に歴史を感じましたが、金山は休暇村という観光名所の没落ぶりがはっきり見え、違う意味での歴史をみることができました。
金山頂上以降は一般舗装道路となりましたので、ゆっくり走って下りました。途中ヒルクライムされてる方とすれ違いました。集落に入ると朽ちた住居がある一方で「招き猫美術館」のように古民家を再生しようとする新しい動きもみられて新鮮でした。ルートから逸れてもう1つ(?)の金山寺(神社?)を参拝。本当に誰も入っていないのではないかと疑うほどの荒れ具合でした。
ガイドブック「新ルート岡山の山」には【牧山駅〜金山寺〜金山〜高野尻〜眼鏡橋〜苫田温泉跡〜栢谷口バス停】のルートを紹介していた。苫田温泉跡は見てみたいと思いました。
最後に、本宮高倉山。駐車場所が見つけられずパニックになりましたが、別に計画のスタート地点に置く必要はないので、柔軟に対応。少しは臨機応変に行動できたかなと思いました。
この山、‖生佑梁譴鮓るかどうか、¬矯柑海惺圓かどうかのルートで難易度が変わってくると思いました。ストレートに高倉山へ登ればそんなに苦しまなくて済むと思います。さらにいえば一般道を歩けば苦労せずに登りきることも可能でしょう。
滝をめぐるコースは個人的経験だとそこそこキツイ急坂を登ることになります。一度は歩いて損はないと思うので今回の自分のコースはそれほど悪いとは思いません。
頂上まで頑張って登ると、そこには様々な方向への眺望が待っています。正直ここで昼食の時間にしたかった・・・と思う程素晴らしいです。まぁ、登山前にご飯は食べちゃったので代わりにエナジーゼリーを飲みました。
ここから次の牟佐山へ一般道を通って楽々クリアを思い描いておりましたが、現実はとてもとても厳しかった。牟佐山への登山道、本当にキツイ。道が分からない。GPSでルート確認して進んでも微妙な違いでコースアウトしてしまいます。だんだん暗くなる山道。焦り始めます。
ピンクテープもありますが、何ヵ所か地図のルートと乖離していましたのでかなり困りました。林業向けに舗装された道(非アスファルト)に下りたら進みやすいかと思えば、実は遠回りになっていたり。それでもルート復帰できたので一安心。このまま牟佐山山頂を目指します。自分の背丈ほどある笹薮があるのですが、しっかり歩けるように手入れされていました。やはり地域の方が草刈りなど整備されているのでしょうか。本当にありがとうございます。(これで藪漕ぎもあったら途方に暮れて泣いてしまっていたかも!?)
下山の道は最初は道も分かりやすく簡単に下りれたので「もうあとは大丈夫だ」と思った矢先、今度は滑りやすい落ち葉地獄の始まり。あたりの暗さは深まるばかり。ダイソーの100円ヘッドライトが照らすかすかな明かりが心の支えとなり、何回かブチギレながら下山しました。
この日も8時間、30kmの登山と個人的にかなりヘビーな山行となりました。
最近ますます調子にのって無茶な登山計画を実行しようとしています。ちょっと反省して、休みをいれて膝を労わるなどしようと思います。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する