鳥海山 「花盛りの鳥海山」 湯ノ台口より
- GPS
- 14:21
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,348m
- 下り
- 1,328m
コースタイム
- 山行
- 12:44
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 14:21
天候 | くもりのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場 45台ほど駐車可能 手前300mに75台分駐車可能 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●湯ノ台コース 登山口に登山届けあり ◆滝ノ小屋〜八丁坂〜河原宿小屋 八丁坂は少し大きめ石が多くありバランスと取るのが難しく歩きづらい ◆河原宿〜大雪路〜小雪路〜薊坂(あざみざか) 雪渓はアイゼンを使用したがツボ足でも問題ない、ただし下りは注意。 ガスで視界不良の時は注意 ◆薊坂〜伏拝岳(外輪山) 薊坂は急登だがじっくり登れば特に問題なし ◆外輪山〜七高山〜御室 外輪山から御室に下る登山道は急坂なので注意、石を落とさないように注意。 ◆御室〜新山(鳥海山) 岩のペンキを目印に進む 三点支持をしっかり ◆御室〜千蛇谷〜七五三掛〜御田ヶ原分岐〜鳥海湖 千蛇谷はまだ雪渓が残っていたので雪渓を下ったが、外輪山からの落石には注意。 なるべく外輪山から離れて進んだ方が良い。 御田ヶ原分岐から鳥海湖は整備された木道を進む。 ◆鳥海湖〜蛇石流分岐〜T字分岐(千畳ヶ原)〜幸治郎沢 鳥海湖から蛇石流分岐までの夏道が雪渓で途切れておりルートが解りづらい、雪渓踏みに注意、所々石畳が見えるのでよく確認して進む、夏道が雪解け水で川になっていた。 ◆幸治郎沢〜川原宿小屋 大きな石がゴロゴロしている急登 濡れていると石が滑りやすいので注意、なお雨天時は特に注意が必要。 雨が降ると滝のようになるかも?雨天時はオススメできない。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ウインドシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
常備薬
ロールペーパー
携帯
タオル
ストック
カメラ
アイゼン
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感想
今回久々の3人での登山は前から行きたかった湯ノ台からの鳥海山
一応皆さんのレコを参考に雪渓があるということなので、アイゼンを持って行ったのですが、思った以上に長い雪渓が続き、アイゼンを持っていなかった同伴者のY氏は苦労していました
河原宿小屋を過ぎたあたりから日没でヘッデンをつけての下山となり心細くなりましたが、リーダーのmanimaniさんの引率でなんとか下山できました
初めて見たチョウカイフスマや雄大な残雪の鳥海山
感動した1日となりました
去年は結局一度も山頂へ登ることが出来なかったので、鳥海山へ登ろう。
新緑の時期の鳥海山はまだ登ったことがなく、折角なのでレコ仲間のcode1997さんとyama1213さんを誘って出かけることにした。
3人とも鉾立からしか登ったことがないみたいだったので、今回は別ルートの湯ノ台口コースを登ることにした。
正確には自分は前に一度湯ノ台コースを登ったことがある、しかし遅めの入山だったので河原宿小屋で引き返したことがあった。
河原宿小屋まで快調に進み、アイゼンを着けて心字雪の大雪路、小雪路を登る。この日は視界良好でどこを登っても問題なかった。
しかし視界不良時は迷いやすいので注意が必要だろう。同行したyama1213がアイゼンを持ってきてなくツボ足で登っていたが余裕で登れていた、だが下りはアイゼンがあったほうが安全だろう。
あざみ坂の急登を登って外輪山へ、山頂付近が時よりガスることもあったが、天気はだんだんと良くなってきていた。
外輪山を進み七高山に到着。鳥海山は何度か訪れているが、七高山は初めての登頂だった。外輪山から御室への下降は急坂だがゆっくり降りれば特に問題はないだろう。石を落とさないように注意。
御室にザックをデポして空身で新山へ登る、巨岩が重なり合った新山はクライミング気分が味わえて楽しい。ぺンキの目印を頼りに登っていくと胎内くぐりがあり岩の間をくぐっていく、今にも崩れ落ちそうで怖い・・・貸切の鳥海山山頂だったが周りはガスっていて展望は望めなかった、残念。
御室に戻り昼食を済ませて下山開始、帰りは千蛇谷を下って行く、まだこの時期は千蛇谷の雪渓が残っているので谷に下りて雪渓を下ることにした。外輪山からの落石に注意して進んだ。
七五三掛〜御田ヶ原分岐は湯ノ台コースには見られなかったニッコウキスゲもここには群生して一面に咲いていて見事でした。
御田ヶ原分岐から木道を通り鳥海湖へ、湖畔に残雪と新緑と青空、このコントラストが一度見たかった。予想していた以上に見事で大変満足できました。
鳥海湖から下っていくと雪渓があり夏道が隠れて解り辛い場所があった、雪渓も少し急なので不安があればアイゼンを使用したほうが無難かもしれない。
雪渓の淵を進むと石畳の夏道があり、雪解け水で登山道が川になってしまっていた。
蛇石流の沢を渡り木道を進んでいくと千畳ヶ原(T字路分岐)に着く、千畳ヶ原は一面に草原と池塘が広がっていてなんとも雄大な景色でした。
そして遠くから見えていて急登だと解っていた、幸治郎沢の急登。
沢は大きな石がゴロゴロしており、両手を使って登るような急登だった。同行したyama1213氏がたいぶ疲労していてペースがゆっくりになってしまったが、何とか無事に幸治郎沢を登りきり一安心。だが河原宿小屋に着く頃には日没間近になってしまった。
八丁坂を下る頃には日も沈み、ヘッデンで照らしながらの下山になった。夜明け前にヘッデンを点けたことは何度もあったが、下山で使うのは今回が初めてだった。真っ暗な登山道を足元を確認しながら下っていった。滝ノ小屋前の雪渓でルートが少し解らなくなったが無事に登山道を見つけて下山することが出来ました。
下山時刻は21時!こんな時間に下山するのは初めてだ〜夜間下山も中々楽しいですね、ただし一人では夜間下山はやはりやりたくないですね^^;
今回の山行時間14時間21分、これは間違いなく過去最高の山行時間!
code1997さん、yama1213さん、本当にお疲れ様でした!
特にyama1213さん、膝を痛めて大変でしたが無事に下山できてよかったです。
これに懲りずにまたご一緒できたら嬉しいです。
登山を始めて二年目で毎週のように🗻登りしてますが、今回は初めて山の厳しさと自然の脅威を痛感させられました。S氏、F氏には大変ご迷惑をおかけしてしまいました。突然の身体の痛みと怪我は心が折れてしまいますが、自分への試練と思い何とか下山してきました。これも仲間がいたからこそと心より感謝しております。また、そこに山があるから懲りずに挑戦していきたいと思います!
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