記録ID: 6719605
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無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船
帳付山
2024年04月29日(月) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 07:03
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,288m
- 下り
- 1,286m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
3つのピークを辿るルートは距離が長く、急登、急な下り、ロープもあるので初心者の方の単独行動は避けた方がいいでしょう。岩場があるので装備に手袋を加えてください。尾根に出ると水場はありません。天丸橋登山口から天丸沢をたどるルートは道が不明瞭です。ピンクテープや指導標を見落とさないように。何回か渡渉します。大雨の後など水量によっては渡渉が難しいこともあり得ます。大山への分岐までロープがある巻き道が2ヵ所ありますが、足元はしっかりしており心配ありません。沢を離れてからは小尾根を登ります。傾斜が急でザレている箇所があります。大山山頂へはロープがある岩場やヤセ尾根がありますが、短いのでゆっくり歩けば問題ありません。小さなピークからいったん下って上り返す箇所があるので、ルートを確認してください。天丸山山頂直下は数十メートルの岩場で、ロープを伝う急斜面です。取り付きは垂直に近く、その後もかなり急です。難易度は高い方です。足場はしっかりしているので、3点確保で慎重に上ればクリアできますが、初心者の方、ロープを使った急な岩場を経験していない方には、お薦めできません。登る場合にはザックを置いて行くと楽です。その場合は「頂上アタック中」などの表示を忘れずに。岩場は上るより下りが大変です。自分が降りるルート、足場をしっかり確認してください。馬道のコルから帳付山へは小さなアップダウンを繰り返しながら標高を上げていきます。急登、急な下りが連続し、道の脇が急傾斜、絶壁になっている箇所が多数あります。ロープの下りも。踏み後がはっきりしなかったり、交錯したりしている箇所があるので、ピンクテープなどを良く確認してください。馬道のコルからの下山道は全体に歩き易いですが、石や落枝が多いので捻挫、転倒に注意してください。崩落箇所があり落石にも注意が必要です。落葉に覆われた道では落葉の下に石などが隠れていることがあります。油断しないようにしましょう。社壇の乗越からは鋪装された林道です。 |
その他周辺情報 | 道の駅上野、川の駅上野、まほーばの森、上野スカイブリッジ、鍾乳洞「不二洞」、浜平温泉「しおじ湯」(日帰り入浴可)など。 |
写真
感想
群馬県上野村の埼玉県境に連なる大山(1540m )、天丸山(1506m)、帳付山(1619m)を周回しました。上野村から見る大山と天丸山は鋭い岩峰、帳付山は美しい三角形を描いて見えます。ガイドブックでは「西上州の秘峰三山」と紹介されています。帳付山は昔、ここから山々の樹木の様子を見て帳面に記録したことが由来と言われ、それだけ高く、奥深い位置にあると考えられていたということになります。何度も上野村に来ていますが、なかなか足を運べませんでした。沢沿いから小尾根、岩場と変化に富む大山、久しぶりに手応えがある岩場登りの岩峰天丸山、帳付山は急斜面、絶壁を縫う道を何度もアップダウンを繰り返しながら標高を上げ、体力と神経を遣います。山頂周辺からは上野村の山々や両神山、浅間山、はるかに八ヶ岳などの眺望を楽しみました。三者三様の魅力を楽しんだ後は、馬道のコルから社壇乗越への長い歩き。まぶしい新緑の中、この日の山行を振り返りながら歩きました。久しぶりの本格的な山歩き。眠っていた身体が目を覚ました感じです。山頂や尾根筋に咲くアカヤシオツツジも堪能しました。3つの山は地元の観光案内では「上級者向け」となっています。ピークを一気に踏むルートは難易度が高くなります。それぞれの山だけでも十分楽しめますので、自分の体力、技術に合わせて行程を組んでください。
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