アッチッチの薬師岳

2024年04月28日(日) ~ 2024年04月29日(月)

• GPS: 22:10
• 距離: 43.1km
• 登り: 2,965m
• 下り: 2,950m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:10
• 休憩: 0:19
• 合計: 9:29

2:49 スタート地点
4:14 4:17 飛越新道登山口
6:48 6:49 飛越新道分岐
7:46 7:46 寺地山
10:50 11:03 神岡新道分岐
12:04 12:06 太郎山
12:11 12:11 太郎平小屋
12:18 宿泊地

2日目

• 山行: 12:00
• 休憩: 0:41
• 合計: 12:41

3:17 宿泊地
3:30 3:30 薬師峠
5:09 5:09 薬師岳山荘
5:51 5:51 薬師岳避難小屋跡
6:05 6:27 薬師岳
6:38 6:39 薬師岳避難小屋跡
6:57 6:58 薬師岳山荘
7:22 7:23 薬師平
7:43 7:43 薬師峠
9:05 9:05 太郎平小屋
9:16 9:16 太郎山
10:53 11:07 神岡新道分岐
12:34 12:35 寺地山
14:51 14:52 飛越新道登山口
15:58 ゴール地点

天候

28日ー快晴、29日ー晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

飛越トンネルの登山道手前6kmで完全通行止め。
5月1日開通とのこと。

コース状況／危険箇所等

気温が高すぎて早朝でも雪が締まっていない。
4月29日の午後の飛越新道はズボリと春の小川。

写真

4/28 2:52

飛越トンネル手前6km、車が10台以上止まっていると思ったら、道路が除雪車により強制的に封鎖されています。

4/28 4:15

6km歩いてやっと登山口。自転車2台、シューズのデポ1足。ここまで車走行に問題となるような箇所は一切なし。自己責任ということで、去年みたいにA型バリケードにしておいてよ〜。

4/28 6:47

登山口から少し登ると雪が繋がりました。チェンスパで進みますが、大きな沈み込みはありません。

4/28 7:47

寺地山を過ぎると展望が開けました。北ノ俣岳がドーン。

4/28 7:47

その右、笠ヶ岳。

4/28 7:47

そのまた右、乗鞍岳。

4/28 7:47

さらに右、御嶽山。

4/28 7:47

左は今回目指す、薬師岳。

4/28 7:48

さらに左、立山方面。大日岳、ちょこんと剣岳。

4/28 9:32

避難小屋を過ぎて北ノ俣岳への雪面を登ります。

4/28 8:51

後方には遠くに白山。

4/28 10:35

稜線手前は雪がきれて夏道を進みます。ハイマツが少々うるさい。

4/28 10:51

稜線に乗り上げました。テントが一張り。絶景を眺められる好物件。ブロックの溶け具合が気温の高さを象徴していますね。バックは北ノ俣岳。

4/28 10:51

その左、反時計回りに、黒部五郎岳〜鷲羽岳、その奥に槍ヶ岳。

4/28 10:51

水晶岳、赤牛岳。

4/28 10:51

そして、目指す薬師岳。

4/28 10:51

剣岳、立山、鍬崎山。

4/28 11:05

有峰湖の奥、うっすらと富山湾まで見えているんじゃないかな？今日は本当に雲一つない最高の天気になりました。稜線の雪は緩んでいますが。

4/28 12:05

太郎平小屋が見えてきました。もう疲れました。太郎平にテントを張ります。
本日は終日チェンスパでした。

4/28 12:36

おっと、テントを張る前に大事なやつ。
ビールと日本酒を冷やしてっと。

4/28 13:42

テントを開けると薬師岳の見える優良物件。風も無い予報なのでこの程度の風除けで大丈夫でしょう。

4/28 17:18

右手に水晶岳。

4/28 17:18

野口五郎岳。

4/28 17:18

北ノ俣岳。

4/28 17:18

太郎山。

4/28 18:27

夕焼け。山々は染まりませんでした。
温かい夜でした。

4/29 4:32

暗い中出発し、薬師平を過ぎた尾根に乗り上げた辺りで空が白み始めました。
早朝でも気温が氷点下にならず、温かいのは良いのですが、雪が締まっておらず体力を消耗します。

4/29 4:51

どんどん雪壁を登っていきます。難しい処、怖い処は有りません。本日は朝からアイゼンです。

4/29 4:56

水晶岳の方が染まってきました。薄曇りですが今日もいい天気になりそうです。

4/29 5:02

薬師岳山荘手前からは夏道となりました。

4/29 5:07

山荘の向こうに薬師岳。手前は避難小屋のあるピークで、頂上は二つ奥ですね。

4/29 5:15

北ノ俣岳が赤く染まってきました。

4/29 5:21

黒部五郎も。

4/29 5:21

槍・穂高も。

4/29 5:37

近いようで遠い。

4/29 5:51

避難小屋まで来ました。標高は頂上とほぼ同じ。
写真の雪壁は右に迂回できます。

4/29 5:53

ビクトリーロード

4/29 6:04

もうちょい。

4/29 6:25

とうちゃ〜く。

4/29 6:10

暖かい頂上です。風が全然なければTシャツ一枚になっていたと思います。

4/29 6:07

北薬師岳がカッコイイ。

4/29 6:08

後立山

4/29 6:08

赤牛岳、水晶岳

4/29 6:09

槍・穂高岳アップ

4/29 6:40

さあ下山します。
写真は鍬崎山。標高2090mですが、存在感充分。

4/29 7:25

薬師平を下っていきます。太郎平小屋が見えますね。

4/29 7:36

薬師峠が見えてきました。太郎平への登り返しがエラソ〜。

4/29 8:01

本日の第1章終了。第2章は北ノ俣岳への登り返し。午前9時ですが雪が完全に緩んでいます。ワカンを装着。

4/29 9:24

ハロが出ています。予報どおり天気は下り坂の模様。

4/29 10:19

雷鳥登場。この季節の姿が一番好きです。

4/29 11:11

しょっちゅう立止りながら、やっと北ノ俣岳手前の下山道分岐。
ここから本日の第3章。
薬師岳、さらば！

4/29 11:42

緩やかな雪の下りは楽楽。
次の寺地山への登り返しがエラソ〜。

4/29 13:45

樹林帯はズボリまくり。
雪解け水が登山道を流れて春の小川。

4/29 14:45

ショウジョウバカマを愛でながら、、、、。
登山口到着。

4/29 15:27

本日の第4章。林道6kmの歩行。これが本山行の最難関になろうとは、スタート時は思いませんでした。
隣の尾根の新緑が美しい。

4/29 15:40

道端の花に癒されながら、、、。
実は膝が痛い。足の裏が痛い。登山道ではなんでもなかったのに、登山靴でのアスファルト歩行だから？歩き方がおかしい？急な下り坂だから？

4/29 15:45

車まであと1kmの地点で道路整備の作業中。
休日返上で作業をしてくださっている方々に文句も言えず、、、。
開通は明後日5月1日だそうな。連休までに開通できなかったの〜？

4/29 16:42

麓は桜が満開。
温泉で確認したら両足とも豆ができていました。
連休後半戦の山行、大丈夫か？

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

感想

shunnmio

　昨年のGWに飛越新道を利用して、日帰りで黒部五郎岳に登りました。　連休なので当然皆さんテント泊。　絶景地に建てられたテントを羨ましく思いながら下山したのですが、その時に「来年は自分もテントを背負ってこの山域にくるぞ。」と強く思ったのが本山行の動機です。
　ゲートの所に10台以上の車が停められていたので、にぎやかな山行になるかな？と、思ったのですが、野口五郎岳に向かわれる方が多いのか、北ノ俣岳以北でお会いしたのは、黒部五郎岳・薬師岳両方に登頂された女性1人と、室堂から縦走された男性1人、薬師岳からの下山中に遠くに姿が見えた登行中の2人組のみでした。
　下界では記録的な暑さとなったようですが、山でも標高3000mの早朝でも氷点下にならない状況で、温かいのは良いのですが、雪が締まってくれず、体力を消耗する雪質でした。　しかし、視界良好で2日間とも絶景を満喫できた良き山行となりました。
　登山口手前6km地点で通行止めになっていることは承知していましたが、自己責任で簡単にゲート奥に侵入できると思い込んでいました。　実際はゲートとして除雪車が止められていて、歩いて登山口間を往復することに。　自転車を用意するか、せめてランニングシューズを使用してデポしておけば良かったのにと、後悔しています。　最近、膝が痛くなってから歩き方がなんかおかしいなあとは思っていたのですが、その影響か帰りの登山靴でのアスファルト歩行で足に豆を作ってしまいました。　3日間では完治しないよな〜。　連休後半戦の山行が心配です。