1日目、宝剣岳北陵、南稜と周回 2日目、木曽駒ヶ岳そして再度宝剣岳に登る

2024年05月03日(金) ~ 2024年05月04日(土)

• GPS: 06:23
• 距離: 6.1km
• 登り: 501m
• 下り: 793m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:44
• 休憩: 1:17
• 合計: 3:01

距離 2.2km 登り 219m 下り 289m

11:51 スタート地点（宝剣岳）
11:52 11:59 宝剣岳
12:24 12:27 三ノ沢分岐
12:31 サギダルの頭
12:38 13:06 極楽平
13:19 13:57 千畳敷駅
13:57 13:58 千畳敷
14:44 乗越浄土
14:52 宝剣山荘

2日目

• 山行: 1:58
• 休憩: 1:59
• 合計: 3:57

距離 4.0km 登り 282m 下り 504m

4:29 宝剣山荘
4:30 天狗荘
4:42 中岳
4:50 4:56 木曽駒ヶ岳 頂上山荘
5:08 5:25 木曽駒ヶ岳
5:31 5:33 木曽駒ヶ岳 頂上山荘
5:42 5:45 中岳
5:54 5:57 天狗荘
6:10 6:36 宝剣山荘
6:51 7:02 宝剣岳
7:11 7:59 宝剣山荘
8:01 8:04 乗越浄土
8:26 千畳敷

1日目、千畳敷から宝剣岳まで全くログがとれてなかったので、スタートが宝剣岳山頂からになってます。宝剣岳山頂で気が付き、スマホを再起動させてログ取りを開始しました。

天候

3日：晴れ　夜から10m弱の北風。夕方1度
4日：晴れ　早朝マイナス2度、5m強の北風

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

バス、ロープウェイ 4月8日(月)から4月12日(金)までの5日間、メンテナンスのため運休。
https://www.chuo-alps.com/fare/
菅の台バスセンターP、1日800円。
菅の台バスセンター駐車場にて乗車券購入後、路線バスをご利用ください。
https://www.chuo-alps.com/access/
菅の台から往復1660円（7−15時、30分毎）＋RW往復2790＝4450円

宝剣山荘テント場　宝剣山荘東側の雪上　2000円TEL:0265-95-1919
4/27泊〜5/5泊　山荘直通携帯📱090-5507-6345
予約は090-5507-6345（宝剣山荘）
https://miyadakankou.co.jp/
https://miyadakankou.co.jp/chojosansou#encampment
宝剣山荘ブログ
https://www.facebook.com/profile.php?id=100057102475583

中央アルプス千畳敷ライブ
https://www.chuo-alps.com/live/
積雪量（累計）240cm※2024/04/26現在
　　　　　　　190cm※2024/05/07現在
100cm※2024/05/23現在

コース状況／危険箇所等

千畳敷〜乗越浄土5分位手前の一番急なところがすでに夏道露出。カール内は左からの落石注意！
宝剣山荘〜宝剣岳は半分くらい夏道露出。
宝剣岳〜極楽平は残雪なし。
極楽平〜千畳敷は全面残雪あり。上部半分は傾斜がキツく滑落注意。
乗越浄土〜中岳〜木曽駒ヶ岳は夏道90％以上露出。

その他周辺情報

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1911484.html

写真

5/3 8:21

2本目のバス便で千畳敷に着きました

5/3 8:21

千畳敷裏側に回り、南アと富士山を見る

5/3 8:22

左から甲斐駒、仙丈岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳、富士山、塩見岳、悪沢岳、赤石岳、聖岳、上河内岳、光岳。右端の三角は多分池口岳。

5/3 8:24

同じところから広角で撮影

5/3 8:44

アイゼンを付けてスタート。乗越浄土手前の一番急な所に雪は無いです。カール内は左からの落石注意！

5/3 8:55

ゆるく見えますが、中央やや左のオットセイ岩から上は30度以上の急斜面です。

5/3 9:01

空気が薄く息が上がります

5/3 9:04

左がオットセイ岩かな

5/3 9:17

雪が無くなった地点でアイゼンを外しました

5/3 11:01

宝剣山荘でテント泊料金を払い、テントを設営（氷の層があり整地に難儀する）。この時点で他にテントは1張り。正面が宝剣岳。

10/29 12:47

1980年正月登山時（木曽駒・宝剣・三の沢岳）の写真、右端の青が私のテント。冬の宝剣は何度か歩いてますが、きれいに晴れたのはこのときだけ。三の沢岳はラッセルがキツく何度も心が折れそうになりました。

5/3 11:07

アタックザックで宝剣に登り、極楽平に下ります。

5/3 11:08

天狗岩

5/3 11:11

「冬季登攀技術・装備のない方は登山禁止」看板

5/3 11:14

渋滞してると思ったら誰も登ってませんでした

5/3 11:18

アイシーな箇所もありました

5/3 11:19

鎖もだいぶ出てます。ここを登り右に回り込むと雪は無くなりました、次の画像です。

5/3 11:24

頂上直下のトラバースの核心部ですが、すでに雪は無いです。ここから2〜3分で山頂です。

5/3 11:27

山頂です、ソロが極楽平方面に降りていきました。正面の岩は数年前の5月に登りました。降りるの怖かったです、もう登りません。（その時の画像↓）
https://yamareco.info/modules/yamareco/upimg/63/632684/16cfaff8f837b9cb6cee945cbf7b2d80.jpg

5/3 11:34

2名登ってきました。ここは狭いので人が多くなる前に自撮りしました。

5/3 11:35

御嶽、日は御嶽に沈みんですが雲で見られませんでした

5/3 11:35

三の沢岳、2度行きましたが結構キツイです。

10/29 12:49

昔の正月登山時の三の沢岳
冬季はトレースもなく鞍部付近は雪深く何度も諦めかけました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1911484.html

5/3 11:35

左から空木、南駒（一番うしろ）、熊沢。ここも昔、正月登山で越百山から縦走しました。

5/3 11:36

右は和合山（伊那前岳と間違える方多い）、正面奥は湯の丸とか浅間山で右端に蓼科山が見えます

5/3 11:55

南稜を下ります、雪が無いのでアイゼンは外しました。

5/3 12:05

途中の登り返しの鎖場

5/3 12:07

登り返しの鎖場

5/3 12:26

三の沢岳、もう夏でも行くことは無いでしょう

5/3 12:13

宝剣南稜を振り返る

10/29 12:49

正月登山、三の沢岳に行った時の宝剣南稜

5/3 12:35

極楽平

5/3 12:37

順番待ちです。大学の登山サークルで7人が下山中。

5/3 12:38

上で滑落すると下の人も巻き添えになるので慎重に下ってます

5/3 12:54

私はラインを変えて下ることにしました。自分のキックステップの跡。クライムダウンですが、太ももを伸ばし切らないので筋力を使います。年寄りの私は何度も太ももを伸ばして休みました。右上のこちらを見ているソロも自分でラインを決めて下ってました。

5/3 13:11

ここまで下ると傾斜も緩み一安心。ただ、太ももが疲弊して、乗越浄土の登り返しがキツかったです。

5/3 13:13

極楽平を見上げる。この手前で下向きで下る。

5/3 13:30

千畳敷に着き、アメリカンドッグを食べながら休みました。南アに雲が湧いてきました。

5/3 13:55

2日間の無事をご祈念

5/3 14:29

オットセイ岩

5/3 14:45

宝剣山荘、だいぶテントが増えました

5/3 15:47

左が私のテント。木曽駒は明日行くことにしました。

5/3 17:02

夕日前に夕ご飯を食べました。冷凍のグランタンです。

5/3 17:07

牛皿風の冷凍食品

5/3 18:06

夕食後、外気温は1.6度。夜はマイナス2度でザラメ雪が凍ってました。

5/3 18:33

夕日を見に行きましたが、御嶽には雲がかかりダメでした。

5/3 18:36

木曽駒にも雲がかかりはじめ、諦めて右下のテントに戻りました

5/3 18:45

テントは10張り程度まで増えました。

5/4 3:53

4日早朝。カップ麺で朝食

5/4 4:30

快晴です、テントからは和合山あたりからの日の出になるので日の出30分くらい前に木曽駒に向けて出発しました。アイゼンは付けずにアタックザックに入れました。

5/4 4:41

中岳

5/4 4:42

頂上山荘と木曽駒、小屋泊の団体さん（10人位？）が山頂手前に見えました。夜間から風が強まり10m位の北風が木曽駒方面から吹いてました。

5/4 4:50

頂上山荘で日の出に気がつく。

5/4 4:53

日の出時間を数分ミスりました。30m戻り雪原で撮影。素晴らしい日の出です！

5/4 5:11

山頂に着きました。団体さんが社付近にいたので反対側を撮影。左端が木曽前岳、右端が宝剣岳

5/4 5:11

正面に富士山

5/4 5:11

これを見に来ました！

5/4 5:12

伊那前岳から南駒ケ岳

5/4 5:13

宝剣方面のパノラマ、素晴らしい！

5/4 5:14

御嶽

5/4 5:14

乗鞍

5/4 5:15

槍穂！

5/4 5:15

パノラマ、左端が御嶽、右端が富士山

5/4 5:15

山頂の社

5/4 5:16

富士山アップ

5/4 5:17

御嶽山と乗鞍岳

5/4 5:18

宝剣から南駒

5/4 5:18

宝剣アップ

5/4 5:18

空木、南駒アップ

5/4 5:21

北岳、間ノ岳、農鳥岳アップ

5/4 5:38

5月2日に雪が降り、その名残

5/4 5:51

日中の水たまりが凍結してます。ツボ足なので、景色に見とれてうっかり乗ると滑って転倒します。

5/4 5:54

宝剣、もう一度行くことにしました

5/4 5:56

テントは昨夜からの強風で常時北側が風で押されてました。

5/4 6:40

露出した鎖、この手前でツボ足のソロに抜かれました。ソロは駒ヶ根インターからですごいなと思いました。下山後ymvさんと分かりました。千畳敷に下山中に再会しました。

5/4 6:51

宝剣山頂です

5/4 6:51

空木、南駒、三の沢岳

5/4 6:53

恵那山

5/4 6:53

正面奥は安平路山かな？

5/4 6:53

白峰三山

5/4 6:54

左は光岳、右の三角は池口岳で双耳峰まで見えてます

5/4 7:10

ほとんどが撤収して下ったようです。小屋泊は20人くらいいましたが、こちらもほとんどが下山したようです。遅くなるとRWが2時間待ちなるようです。

5/4 7:11

雪が凍り、ペグの掘り起こしにスコップでは歯がたちません。

5/4 7:44

ピッケルで氷を砕くように堀りました。割り箸ペグが見えてきました。割り箸ペグは半分は掘り起こしで割れました。

5/4 8:25

千畳敷に着き、極楽平方面を撮影。

5/4 10:40

駒ヶ根高原、ここは楽天圏外でした！なぜかカメラが作動せず。ここからはスマホ画像です。

5/4 10:41

こまくさの湯で汗を流しました。今日は帰宅せず松本までなのでゆっくりできます。

5/4 11:31

すが野でランチ、30分待ちでしたが待った甲斐がありました。

5/4 12:08

ソースカツ丼とザルうどんのセット。カツは柔らかく、ソースの味もよく、うどんはコシがありとても美味しかったです。

5/4 17:54

松本付近の道の駅で車中泊せずに美ヶ原の思い出の丘（トイレあり）ですることにしました。他に車中泊は3台ほど。夕日前にテーブルで夕ご飯（焼きそば→餃子とチャーハンの間違えでした）を食べました。

5/4 18:27

夕日を見に徒歩5分ほどの思い出の丘に行きました。素晴らしい夕日を見ることができました！夕日の左は槍穂高です！翌日は美ヶ原ロングトレイルの王ヶ頭〜烏帽子岩分岐を歩きました。

撮影機器：

Canon IXY 650 Canon

SH-RM12 SHARP

SP-2000 FUJI PHOTO FILM CO., LTD.

感想

ケン

今年はまだ1度もテント泊していない。今シーズン最後の雪山テント泊を宝剣山荘で計画。GW前の予定日は晴れ予報だったが20m以上の強風予想で断念。5月3〜5日にテント泊に最適の予報が出た。混雑覚悟でラストチャンスと思い行ってきました。

このような山行は行く前からドキドキ・ワクワク感がたまらないです。

宝剣と木曽駒は厳冬期も含めて何度も行き来しているので、地形的にはある程度分かっていました。5月の宝剣岳は3回目、トータルでは8回になりました。なお積雪は平年並らしいです。

予報は的中！最高のコンデションのなかテント泊を満喫してきました。目的は雪山テント泊でピークハントではありませんでしたが、行程の短い宝剣岳と木曽駒ヶ岳には行ってきました。夕日は木曽駒と御嶽に雲がかかり見られませんでしたが、朝日は権現岳方面からバッチリ見ることができました。

4日、宝剣の登りで駒ヶ根インターからのソロに抜かれ、千畳敷の下りで再会し一緒に話しながら下りました。下山後日記にコメントがあり、ymvさんと分かりました。

テント泊を楽しみ、宝剣、木曽駒を絶景を見ながら歩けて最高でした！

駒ヶ根に下山後、道の駅での車中泊の代わりに、美ヶ原の希望の丘駐車場（トイレあり）で車中泊して北アに沈む見事な夕日を見てきました。翌5日は美ヶ原ロングトレイル（王ヶ頭〜烏帽子岩分岐）を歩いてきました。

備忘録：シリオ冬靴、グリベル12爪、グリベル60センチピッケル。冬寝袋、薄い銀マットとエアマット、ユニクロウルトラライトダウン。

ヤマレコアプリかスマホの不具合で3日の千畳敷〜宝剣岳までログがとれてなかった。宝剣岳でヤマレコを見たら現在地を示す▲が千畳敷のままだった。仕方なくスマホを再起動させてログをスタートさせた。

楽天はテント内は圏外、20mほど乗越浄土（千畳敷側）方面に行くと圏内。

コメント

鷲尾健

宝剣岳、木曽駒ヶ岳お疲れ様でした
素晴らしい朝日と夕陽、山から眺める山々も素晴らしいですが、稜線に見え隠れする太陽の美しさはまた別格ですね

ケン

鷲尾健さん

以前見た稜線からの朝日と夕陽、山から眺める山々を見るのが目的でテント泊しました。RWを利用すれば40分でテン場に着くのもここに決めた理由です。
夕日はダメでしたが、それ以外は予想を上回る景色が見られて幸せでした。

コメントありがとうございます。