崩レノ沢(ザレ沢、ザレノ沢)から破風口、加入道山
- GPS
- 09:05
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 996m
- 下り
- 995m
コースタイム
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 9:05
天候 | 快晴、暑かった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
タイトルの名称は「崩レノ沢」、文中は「ザレノ沢」にしました。深い意味はありません。国土地理院の地図では「ザレ沢」になっているようです。 ①ザレノ沢前半 大きな岩が中心で、滑ったり、岩が動いたりする事に注意すれば、これらはいつも通りで問題はありません。標高1105m付近、一ヶ所岩をよじ登るところがありますが難しくはありません(7:50の写真)。 ②ザレノ沢後半 問題は後半、写真でいうと7:53以降、傾斜がキツくなって、岩、石がやや小さくなってくると、四つん這いになって、そっと登っても、石の雪崩れ状態に。足側で崩れると、上からも崩れてくるので、怖かったです。装備としてはヘルメットだけ。岩の大きな所へトラバースを繰り返して、登りました。幸い大きな落石はありませんでした。 ③破風口直下(写真で8:54以降) 普通の土の斜面ですが、傾斜は厳しく、掴めるものはなんでも掴んで、上がりました。破風口に向かって左に、割としっかりした木の幹や根、右に掴む所があまり無い岩盤、岩、真ん中が柔らかくて、崩れる土砂(写真で9:41-10:04あたり)。破風口直下は、更に危ないルートです。何事もなく登れたのは幸運、偶然かもしれません。私にとっては、難しい、危険なルートでした。普通の人には、お勧めはしません(私は、普通以下)。 |
写真
感想
2022年6月8日のbeer141様のヤマレコ(記録ID: 4377260)を参考にさせていただきました。ありがとうございました。ヤマレコの写真を見て、こんなところに行ってみたい、と思った次第です。
△△泙螢筌泪譽海望紊っていないルートであることからも、きっと難しい面があるのだろうとは思っていました。「崩レノ沢」だけでなく「ザレノ沢」「ザレの沢」などで検索すると、もう少し先人らの記録があることが分かりました(まーとぴ(MartP)🌋様、ヤマレコ記録ID: 1891616、peb02110m様、kamoto様のヤマレコ記録ID: 663107)。斜度がきつい事も、ザレが崩れてくること(岩の雪崩みたいな)も、つかめるものが少ない(土に埋もれた岩の多くは信頼できない)ことも、思っていた以上でした。準備不足でもありました。反省です。斜面の土に埋もれた岩を部分的に掘ってステップを作ったり、比較的しっかりした木の根っこを頼りに上がっていきました(これも結構危ない)。また四つん這いで、両足だけに荷重が、急にかからないように、そっと移動するよう気を付けました。3点保持の確証がないまま、先に進まざるをえないような、危ない場面はいくつもありました。何事もなく登れましたが、運がよかっただけかもしれません。危ないルートでした。
ルートとしてのいい点は、下の方は水量の豊富な沢で、上に行くと涸れますが、大きなごつごつした岩の上を歩てゆく、わくわく感はありました。また振り返ると、緑の美しい畦ヶ丸をずっと見ることができる点もいいことで、斜面で踏ん張りながら何枚も写真を撮ってしまいました。丹沢の中でも、また別の意味で迫力のあるルートではありました。
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