ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 675021
全員に公開
沢登り
奥秩父

金山沢右俣右沢から両神山 沢から百名山4座目

2015年07月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
3.4km
登り
608m
下り
608m

コースタイム

日帰り
山行
4:10
休憩
0:40
合計
4:50
7:00
50
スタート地点
7:50
8:00
10
1215m二俣
8:10
8:10
90
大ナメ
9:40
9:50
20
大笹北遡行終了点
10:10
10:30
80
11:50
11:50
0
11:50
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山梨県側から雁坂トンネルを超えてすぐ、出合の丘駐車場で車中泊。
早朝に上落合橋登山口に移動
コース状況/
危険箇所等
駐車場から落合橋側に戻り、橋の右脇から出合に向かってクライムダウンして入渓。滑りやすいので注意。

ゴーロ帯の河原へ降り、落合橋をくぐって金山沢右俣遡行開始。いきなりナメの連続が出迎えてくれる。
10分程歩く左2:右1の二俣を左へ進む(1165m)。すると再び12mほどのナメ滝が続く。しばらく行くと右沢と左沢を分ける左2:右3の二俣。今回は延々とナメが続く右沢を選択する。右へ進んで5分ほどで8m滝。右壁から超える。直登は難しい。
ここを超えると倒木の多いゴーロ帯となりすぐに1:4の二俣。左は水流の細い急なナメが続いている。ここは水流の多い右へ。4mほどのホールドの多い滝を超えると、いよいろ100m以上延々と続くナメ滝。ここがこの沢のハイライト。適度に傾斜があるが、フリクションがきいて登りやすい。ここで一気に高度を稼ぐ。
その先に水流5:1の二俣。右側は滝をかけて流入している。この先50mほど登ると水流が涸れる。その先はなるべく本流筋を詰めあがるように忠実に沢形を詰めていく。
 左右に崖が出てくると大詰め。最後は広葉樹の生える脆い斜面を登ると、梵天尾根上の大笹北側の鞍部にたどり着く。

ロープや登攀具を念のためを持参したが使用せず。唯一右壁から超えた8m滝だけがやや難しいが、あとは初級者でも問題ない。
その他周辺情報 下山後はR299経由、赤谷温泉小鹿荘の日帰り湯(600円)。
関越道で多少の渋滞に巻き込まれつつも、5時前には帰京できた。
登山届出して出発
2015年07月12日 06:53撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/12 6:53
登山届出して出発
入渓しまーす!on
2
入渓しまーす!on
いきなりのナメがお出迎え
2015年07月12日 07:24撮影 by  iPhone 5s, Apple
1
7/12 7:24
いきなりのナメがお出迎え
金山沢右俣は基本的にナメの連続
2015年07月12日 07:29撮影 by  iPhone 5s, Apple
3
7/12 7:29
金山沢右俣は基本的にナメの連続
最初の二俣。ここは左
2015年07月12日 07:34撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/12 7:34
最初の二俣。ここは左
階段状のナメが連続
2015年07月12日 07:35撮影 by  iPhone 5s, Apple
2
7/12 7:35
階段状のナメが連続
楽しく登れる
2015年07月12日 07:36撮影 by  iPhone 5s, Apple
3
7/12 7:36
楽しく登れる
右沢と左沢を分ける二俣。今回は右に
2015年07月12日 07:47撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/12 7:47
右沢と左沢を分ける二俣。今回は右に
いよいよナメのスタート
2015年07月12日 07:54撮影 by  iPhone 5s, Apple
1
7/12 7:54
いよいよナメのスタート
水流中を登っていく
2015年07月12日 07:55撮影 by  iPhone 5s, Apple
1
7/12 7:55
水流中を登っていく
2015年07月12日 07:55撮影 by  iPhone 5s, Apple
4
7/12 7:55
ここから延々と続くナメ
2015年07月12日 07:57撮影 by  iPhone 5s, Apple
5
7/12 7:57
ここから延々と続くナメ
ナメばっか。 on
2015年07月12日 08:19撮影 by  iPhone 5s, Apple
2
7/12 8:19
右から枝沢が入るとこの先で水流が涸れる
2015年07月12日 08:29撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/12 8:29
右から枝沢が入るとこの先で水流が涸れる
あっという間にナメも終盤
2015年07月12日 08:29撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/12 8:29
あっという間にナメも終盤
文字通り、大詰めにはいります on
1
文字通り、大詰めにはいります on
本流筋を忠実に詰めると、梵天尾根の大笹北側のコルに出る
2015年07月12日 09:36撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/12 9:36
本流筋を忠実に詰めると、梵天尾根の大笹北側のコルに出る
踏み跡しっかりついてます on
1
踏み跡しっかりついてます on
ここから山頂までは20分ほど
2015年07月12日 10:04撮影 by  iPhone 5s, Apple
3
7/12 10:04
ここから山頂までは20分ほど
下山は金山沢右俣左沢直上を下る作業道で
2015年07月12日 10:49撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/12 10:49
下山は金山沢右俣左沢直上を下る作業道で
数箇所トラバースする枝沢は全て右俣左沢に流入する
2015年07月12日 10:58撮影 by  iPhone 5s, Apple
7/12 10:58
数箇所トラバースする枝沢は全て右俣左沢に流入する
あっという間にゴール
2015年07月12日 11:46撮影 by  iPhone 5s, Apple
1
7/12 11:46
あっという間にゴール
撮影機器:

装備

共同装備
補助ロープ→氏家<br />ハーケン・ハンマー→氏家<br />30mロープ→漆原<br />ツェルト→漆原

感想

久方ぶりの晴れの週末。気温は30度を超す猛暑日でしたが早朝の沢筋はひんやりのスタート
今回は沢から百名山の第4座目で両神山、神流川水系金山沢右俣へ。
八丁峠ルートの登山口辺りで左俣(八丁沢)と分岐して、延々続くナメ滝をかけながら両神山へ突き上げる。右沢と左沢どちらにするか悩んだけれど、今回は噂に聞く長大なナメ滝を見たくて右沢をチョイス。左沢は滝が連続してよりピークに近い鞍部に詰め上がるが、今回は楽しさ重視で。

前日の都合で山梨市駅で集合し、無料の雁坂トンネルを通過してすぐの駐車場で車中泊。翌朝に落合橋の駐車場へ移動。落合橋駐車場にはトイレはない。

落合橋のたもとから沢に下降する薄い踏み跡をたどって入渓。
次々に二俣が出てくるので読図しながら忠実に本流筋を詰め上げる。
大ナメ滝手前の7m滝だけ直登できなかったので、右壁をトラバース気味に突破。基本的に沢なれたパーティーならロープは必要ない。

噂に聞く120mの大ナメ滝は圧巻。水流の中を自由に各々が突破し一気に高度を上げていく。ここを通過すると二俣があり、ゴーロ帯。まもなく水流が涸れる。今回は沢慣れたメンバーだからか、ここまでわずか1時間強で終わってしまった。

水流が枯れると一転して読図が肝心。地形を読みながら忠実に沢筋を詰めていくと、最後は藪こぎなしで梵天尾根の大笹北側の鞍部に出られる。
会心の読図で見事に予想地点に詰め上げた。

山頂からはあいにく遠くが霞んでしまい、富士山も西上州の山も奥秩父の山も見えず。休憩して下山は少し戻って廃道となった作業道を下っていく。
踏み跡はあるものの足場の悪いトラバースが連続して、あまりよくない。
山頂から1時間半ほどで下山して、温泉に入って、そば食べて、5時過ぎには解散した。

120m大ナメ滝は楽しいけれど、思ったより短い沢で若干拍子抜けの感。ただ水流が消えたあとの詰めの読図がなかなか難しく、鍛えられた沢だった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3159人

コメント

ゲスト
わだちさん
おはようございます。
ちゃくちゃくと沢から100名山すすんでおられますね
両神山とナメってちょっと結びつかない印象でしたが、きれいなナメ床でした。みなさんは、ラバーですか?
2015/7/14 9:51
Re: わだちさん
今回は自分だけラバーで2人はフェルトでした。意外と苔とヌメリが多くて、ラバーだと若干滑るくらいでしたよ。
遡行時間も短いので初級者連れた場合なんかでもおすすめの場所です。
2015/7/15 20:23
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら