辛かった!黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳へテント泊で登る
- GPS
- 19:21
- 距離
- 27.4km
- 登り
- 3,547m
- 下り
- 3,433m
コースタイム
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 6:42
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
5時すぎに着いた時には売店前の駐車場のスペースはまだ空きがありました。 トイレは駐車場の前にあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
整備はされていますが、梯子が多いです。 危険な個所はありませんでした。 七丈小屋まではほとんど樹林帯の中を歩くので眺望がありません。 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉は駐車場から車で約5分の所にある 白州・尾白の森名水公園「べるが」内の尾白の湯に行きました。 湯船も広く、泉質もとても良かったです。(大人820円) |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
週末天気がよさそうだったので、甲斐駒ヶ岳へ
当初は北沢峠から甲斐駒と仙丈ケ岳の両ピークを狙うつもりだったけど、甲斐駒ヶ岳は黒戸尾根から登らないと登ったことにならないなんて言うお方が・・・
ということで、黒戸尾根からテント泊のピストンで登ることにしました。
駒ヶ岳神社で登山の安全を祈願してから登山開始。
しかし、登り始めて10分ほどですぐにバテる。
それでも頑張って20分ほど歩いたが息も切れて足も思うように上がらない。
前日の夜に友達と遊んでいたから睡眠不足?
ビールと食材が多すぎて荷物が重くなりすぎ?
それとも体力不足?と思いつつ、我慢してひたすら歩く。
その後もペースが上がらず、バテまくり。
10分歩いて2分休憩みたいな感じを繰り返します。
途中から頭痛がして気がついたのですが
2,3日前まで風邪気味だったのが完治せずに
ぶり返したのだと思います。
こんな体調不良の中、日本三大急登の一つ黒戸尾根に
挑んでしまったことを後悔します。
やっとの思いで小屋にたどり着いたときの安堵感は
今まで登山をした中でも一番のものでした。
本当はテントを張ったら甲斐駒ヶ岳の頂上に行く予定でしたが
疲労度がピークだったので、翌日に体調が回復することを願い
この日はテント場でのんびりする事にしました。
ただ、テント場はあまり日蔭が無く
とてもじゃないけどテントの中にはいられないので
テント場の横の日蔭にマットを敷いて昼寝しました。
翌日3時頃に起きると、体調も良さそうだったので
予定通り甲斐駒ヶ岳の頂上を目指すことに。
写真は無いですけど、空は満天の星空でした。
この日はサブザックなので装備も軽くなり、昨日の苦痛がウソのようです。
頂上からは360°のパノラマが広がり
下界は雲が一面に広がっているものの
北アルプスやその先の白山そして富士山や
南アルプスの山々もよく見えて最高の眺望でした。
あまりにも景色がいいので、頂上でかなりノンビリしてしまいました。
その後テント場まで戻りテントを撤収。
少しでも荷物を軽くする為に残った食材を食べて
余分な水も捨ててから出発。
下りは体力的に少し楽になるかなーと思ったけれど
そんなことは一切無くダブルストックを駆使して
やっとの思いで無事下山。
体調が悪かったとはいえ、今回ほど体力的に厳しい山行は今までありませんでした。
さすが日本三大急登!
また登りに来ます!!
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