記録ID: 6766176
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雪山ハイキング
北陸
大門山登山&県道54号線MTB踏破(西赤尾→刀利ダム)
2024年05月05日(日) [日帰り]
osamuin
その他1人
体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 10:59
- 距離
- 72.4km
- 登り
- 2,678m
- 下り
- 2,680m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:33
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 11:00
距離 72.4km
登り 2,683m
下り 2,680m
5:46
52分
スタート地点(桜が池)
16:46
ゴール地点
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
桜が池を起点として大門山登山、県道54号線(福光上平村線)のブナオ峠から刀利ダム側を走破。 ・桜が池〜西赤尾(MTB) 桜が池から五箇山トンネルを抜け相倉合掌集落を抜け、庄川右岸の道路を通り、道宗道の起点である行徳寺に参拝。 相倉合掌集落内は、自転車を降りて押し歩きで通過(駐車場から奥は時間帯により通行制限の看板あり)。 庄川右岸の道路は、道宗道との合流点近くで土砂崩れ(二か所)。MTBを押し担ぎで通過。通行止めの案内、バリケードなどなし。 ・西赤尾〜ブナオ峠(MTB) 県道54号線(福光上平村線) 西赤尾のゲートからすぐに落石少々(以前、崩落して復旧した箇所だと思う)。 そこを過ぎればしばらく安定した路面が続く。 上部は残雪がだいぶん融けたのでMTBでの走破率は大分高まったと思われる。 倒木や泥濘、路面の荒れなどそれなりにあるが押していけば自転車でも可。 部分的な崩落個所にパイロンあり。 ブナオ峠手前は笹が張り出してきた。 沢を数回横切るので水には困らなないが、南斜面なので晴れると暑い。 ブナオ峠まで距離があるので、可能であれば自転車利用が便利。 ・大門山〜ブナオ峠(登山) 序盤はブナの林の中を夏道で緩やかに登っていく。 北側は崖になっている。 標高1200mを超えると残雪が出てくる。トレースあり。 緩い斜面は登山道よりも雪の上を歩いた方がスムーズ。 ただし、小枝処理や雪渓間の藪漕ぎが少々。倒木もある。 標高1300mを超えると急登になる。夏道の階段を登っていく。 上部は夏道が雪に覆われだす。雪質は柔らかいので登りやすい。 標高1400mを超え、分岐手前は夏道となり笹に覆われている。 笹の葉と皮膚が擦れるので長そて、グローブを付けた方が良い。 分岐点に案内表示板とベンチがある。 分岐から踏み跡を辿って笹を藪漕ぎして鞍部まで下り登り返し。 雪が豊富となり雪面をトレースに従って上がっていく。 所々藪が出て、笹に覆われて夏道が分かりにくい。 山頂は雪の平原で眺めが良い。 南に白山、大笠山、奈良岳、東に人形山、三ヶ辻山、北アルプス、乗鞍、御岳 北は石川県境の山並みの奥に医王山、金沢市街、砺波平野など。 下山時はチェーンスパイクを装着。 赤摩木古山分岐点付近は笹に覆われているので道が分かりにくい。 ・ブナオ峠〜刀利ダム(MTB) ブナオ峠からすぐに残雪があり、短いトラバースが一回。 とにかく廃道寸前で路面状況は最悪である。 落石、倒木、泥濘、道路欠損、部分崩落、木の枝やツル、笹が繁茂しているところもある。峠直下から延々とこれらが連続して現れ、都度、押し・担ぎが要求される。 まだ時期が早いので下草が少ないのでが救いである。 標高800mから高いところは乗車率は極端に低い。最近の豪雨による路面の削りが多いように思われた。乗ってもハンドリングなど要求されるので緊張した時間が続く。 MTBに木の枝を巻き込んだり、ハンドルにツルが巻き付いたりする。 部分的に崩落しているところの通過が最も神経を使う。また、落石や倒木を押し担ぎでパスするときは体力を削がれる。 標高590mで道路が完全に削られていて刀利ダム側から車両はそこまでしか入れない。谷間に自転車と一緒に降りて登り返して道路に復帰した。 車の轍を見たときは安心した。 そこから下はようやく車が通れる状態となり、狭い舗装路が中河内まで続く。 中河内には家屋があり養蜂も行われており、道路脇に水が出ている。 ダム湖に近づくと狭い真っ暗なトンネルがあり、ライトは必須。 そこを過ぎると刀利ダムまでの途中にゲートが一か所ある。 |
その他周辺情報 | 桜が池 https://www.pref.toyama.jp/1706/kurashi/kankyoushizen/kankyou/mizuhozen/1shirou/meisui/04/34.html |
写真
撮影機器:
感想
県道54号線の刀利ダム側は完全に廃道になり、早めにMTBで踏破しようと考えていた。
あまり時期が早いと雪があり、遅いと藪で苦労しそうなのでGWの期間に行ってみることにした。
また、大門山も暫く登山していなかったので、同時に登山も組み込んでみた。
当日は快晴でO氏と一緒に行動することとなり心強かった。
この時期はまだ雪が多いので、チェーンスパやウィペットなどの登山装備を背負って桜が池をスタートした。
唯一、県道の刀利ダム側の道路情報が無かったことが不安要因であった。
序盤に、早速、崩落個所を超えて西赤尾にたどり着いくこととなった。
ブナオ峠の登りと大門山登山は、ほぼ順調だったが、ブナオ峠の刀利ダム側の走破は道路の状態が大変悪化していた。とにかく目の前に現れる障害をクリアしていった。
その結果、通過に大変な労力を要したが幸いにも完全に道が崩落しているところが無かったので無事通過できた。
中河内の手前で道は完全に無くなっていたので、そこからは車やバイクは入れない。
今後はどんどん自然に帰っていくのであろう。そして、人も歩けなくなる日が近いではなかろうか。
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