鴈ヶ腹摺山〜黒岳〜白谷ノ丸(大峠から):新緑の森林と展望の草原。
- GPS
- 06:07
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 876m
- 下り
- 876m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良く整備されている。一か所だけ、黒岳主稜線の手前、針葉樹の倒木で道が分かりにくい所がある。 |
写真
感想
気温も高くなってきたので、標高の高い出発点からにしよう。林道も開通しているし、10日は良い天気らしい。大菩薩の大峠から周辺の眺望の良い鴈ヶ腹摺山や白谷丸に行ってみることにした。大月市真木からの林道は長いが、幅の狭い所も少ないし、一部舗装に穴がある程度で問題ない。
駐車場から上に向かって直ぐ右に、鴈ヶ腹摺山への登山口がある。最初は若干登りもあるトラバースが続く。辺りは落葉広葉樹林で新緑がきれい。しばらく行くと、左に曲がって、尾根を登るようになる。今朝は冷え込んだのか、道には霜柱がいっぱい。ジグザクの登りは、大きな岩が出てくるとほぼ終わりで山頂直前の草原に出る。ここを登ると鴈ヶ腹摺山山頂である。山頂の向う側は深い樹林で、富士山の方向は開けている。旧500円札の富士山の撮影地だそうだ。南アルプス南部も見える。
大峠まで戻るが、山頂少し手前からは、白谷ノ丸、黒岳が良く見える所がある。大峠から、今度は黒岳に向かう。休憩所前を通って、尾根に取りつく。やや急登もある。こちらも落葉広葉樹の明るい尾根である。樹間から富士山も見える。赤岩ノ丸まで登ると、登りは落ち着き、樹相が変わる。最初少しの間、常緑広葉樹が多いが、その後は、奥秩父大菩薩に多い、苔のある深い森という感じになる。倒木が多い。徐々に急な登りも出てきて、主稜線に出る。黒岳は左に直ぐである。黒岳山頂は樹林に囲まれ、眺望はない。
ここはやはり眺望の良い白谷ノ丸まで行っておかないと。黒岳から樹林帯を下って行くと、開けた鞍部に出る。ここは眺望はないが、その先、少し登ると白谷ノ丸の山頂である。一気に眺望が開ける。右から、八ヶ岳、甲斐駒、白根三山、荒川岳、赤石岳の南アルプス。そして、正面には富士山。杓子山、御正体山から丹沢方面まで良く見える。やっぱり、スッキリ見える山頂はいい。白谷ノ丸のすぐ下に、岩と砂の小ピークが見える。白谷小丸である。そこまで行ってみることにする。白谷小丸も眺望が良い。特に富士山と、扇山、権現山など近くの山がきれいに見える。
白谷小丸からは、白谷ノ丸、黒岳を経て、往路を戻ることになる。今日のルートは、1560mの大峠からなので、直ぐに山の雰囲気が味わえるところが良かった。秋とかも良いかな。今日出会った方は、鴈ヶ腹摺山方面で8人、黒岳〜白谷ノ丸で5人位だった。
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