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Yamareco

記録ID: 6788924
全員に公開
山滑走
富士・御坂

富士山

2024年05月11日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:18
距離
12.9km
登り
1,953m
下り
1,950m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:07
休憩
1:12
合計
10:19
距離 12.9km 登り 1,953m 下り 1,950m
6:44
312
スタート地点
12:22
12:36
2
12:38
12:42
1
12:51
12:52
6
12:58
7
13:05
4
13:09
13:13
1
13:14
14
13:28
13:39
6
13:45
13:48
3
13:51
13:52
4
13:56
10
14:06
14:25
1
14:26
157
17:03
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
雪の状態は時々刻々と変化する。
k)ちょっと出遅れてスタート
1
k)ちょっと出遅れてスタート
k)どこから雪が繋がるか
k)どこから雪が繋がるか
k)振り向くと山中湖が見える
k)振り向くと山中湖が見える
k)スキーの人とアイゼンの人と
2
k)スキーの人とアイゼンの人と
k)いい角度
k)本日は大勢
k)ようやくお鉢
k)今年も来ました
1
k)今年も来ました
k)本日は展望良し
k)本日は展望良し
k)江ノ島見える
k)剣ヶ峰も人が多そう
k)剣ヶ峰も人が多そう
k)既にシュプールいっぱい
1
k)既にシュプールいっぱい
k)やってきました
2
k)やってきました
k)今年も登頂できたことに感謝
5
k)今年も登頂できたことに感謝
k)南アルプス
k)八ヶ岳
k)お釜の中が蟻地獄のようだ
2
k)お釜の中が蟻地獄のようだ
k)釜の中の人
祥子さんたち
2
k)釜の中の人
祥子さんたち
k)ここから行くが既に硬い
k)ここから行くが既に硬い
乗り合せで旅行気分
2024年05月11日 04:33撮影 by  Pixel 7, Google
1
5/11 4:33
乗り合せで旅行気分
最高の天気だぜ
2024年05月11日 05:51撮影 by  Pixel 7, Google
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5/11 5:51
最高の天気だぜ
2024年05月11日 06:12撮影 by  Pixel 7, Google
5/11 6:12
ラ)ブーツシートラでブル道スタート
2024年05月11日 06:51撮影 by  KYV46, KYOCERA
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5/11 6:51
ラ)ブーツシートラでブル道スタート
2024年05月11日 07:34撮影 by  Pixel 7, Google
5/11 7:34
2024年05月11日 07:34撮影 by  Pixel 7, Google
5/11 7:34
2024年05月11日 07:34撮影 by  Pixel 7, Google
5/11 7:34
2024年05月11日 07:36撮影 by  Pixel 7, Google
5/11 7:36
ラ)雪出てきた。
2024年05月11日 07:43撮影 by  KYV46, KYOCERA
5/11 7:43
ラ)雪出てきた。
ラ)まだまだ雪遠い。
2024年05月11日 07:47撮影 by  KYV46, KYOCERA
5/11 7:47
ラ)まだまだ雪遠い。
ラ)やっとアプローチシューズから換装。
2024年05月11日 08:22撮影 by  KYV46, KYOCERA
5/11 8:22
ラ)やっとアプローチシューズから換装。
2024年05月11日 09:29撮影 by  Pixel 7, Google
5/11 9:29
2024年05月11日 10:30撮影 by  Pixel 7, Google
5/11 10:30
2024年05月11日 10:55撮影 by  KYV46, KYOCERA
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5/11 10:55
2024年05月11日 12:13撮影 by  Pixel 7, Google
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5/11 12:13
2024年05月11日 12:14撮影 by  Pixel 7, Google
5/11 12:14
ラ)神々の領域。
2024年05月11日 12:26撮影 by  KYV46, KYOCERA
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5/11 12:26
ラ)神々の領域。
2024年05月11日 12:56撮影 by  Pixel 7, Google
5/11 12:56
2024年05月11日 13:02撮影 by  Pixel 7, Google
5/11 13:02
2024年05月11日 13:06撮影 by  Pixel 7, Google
5/11 13:06
ラ)一年振りの日本最高峰。
2024年05月11日 13:10撮影 by  KYV46, KYOCERA
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5/11 13:10
ラ)一年振りの日本最高峰。
2024年05月11日 13:12撮影 by  Pixel 7, Google
5/11 13:12
2024年05月11日 13:27撮影 by  Pixel 7, Google
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5/11 13:27
やま)日本一高いところに座る
2024年05月11日 13:28撮影 by  Pixel 7, Google
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5/11 13:28
やま)日本一高いところに座る
2024年05月11日 13:30撮影 by  Pixel 7, Google
5/11 13:30
マグロ漬け丼
2024年05月11日 19:34撮影 by  Pixel 7, Google
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5/11 19:34
マグロ漬け丼
撮影機器:

装備

個人装備
アウター手袋 予備手袋 防寒着 バラクラバ 着替え ビーコン スコップ ゾンデ 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 ガムテープ 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 サングラス ツェルト ナイフ カメラ

感想

既に雪がないシーズン。
残りはここしかないと毎度の富士山にやってきた。
富士山でも一番雪のありそうな須走からスタート。
当初の予定よりスタートが遅くなり、それが後々影響する。
まずはシートラでブル道を進み、2550辺りでブーツに履き替えて長靴をデポし、そのまま担ぎとシールで進むかは個人別に選択して進む。自分は荷を軽くして進みたいため、2800辺りからシールで進む。
この時点では雪は緩んでおり、お鉢まで全く問題なかった。
お鉢まで出て、余裕があったらお釜滑走もありだったが、スタート時間が遅く、東面の雪が硬くなるのを恐れて剣ヶ峰まで行ってピストンで戻る。
須走山頂からドロップする時間が14時を過ぎ、ヤバそうな感じ。
やはりメンバー一人が少し滑落したが事なきを得た。
風の影響か一気に硬くなり、滑り終えるまで同様であった。
滑り自体はあまり楽しめなかったが、これも山スキー。
これが板納めになるかは分からないが、今シーズンも富士山を滑れたことに感謝。



滑落やらかしました。
不可避の要素はなく、完全に自分のミスでした。
GPSログに残っていますが、山頂から滑走開始直後に板外れにより転倒→滑落。
幸いなことに、単純滑落で露岩ヒットなし、軽度打撲とパンツが破れただけのダメージでしたが、運が良かっただけです。
斜度、雪の固さからしてアカンやつでした。
仲間の助けもあり、大事至らず下山出来ました。
助けていただいた仲間に感謝しています。
以下、反省の意味で仲間内に報告した内容を転載しますので、どなたかの参考になれば。
以下、引用(一部個人名を書き換えています。)

滑落発生状況
午後2時半頃、須走頂上より滑走開始。
エントリーはktn92さんの前、他のメンバーの後。
ドロップポイントにパーティーメンバー以外の方が一名居て、動向を気にしていた。
その方がドロップしたの後に自分も続いた。
雪面が固くなりつつあると判断し、露岩を避けてライン取りすべく、右を谷に少し木葉でエントリー。
先行がターンした、平に開けたスペースを狙い進行。
スペースが狭いこともあり、コンパクトに板の向きを変えるべく、右方向へジャンプターンした。
思いの外、雪面が固く、エッジが流れたので、グリップを得ようと強く荷重したところ、ビンディング解放。
左右同時に近い状態で解放した。
実際は片方が解放し、転倒の衝撃で他方が解放したかもしれない。
右を下にした姿勢で転倒し、滑落が始まった。

滑落時に取った行動 
即座に左脚を大きく振り、慣性力で腹這い姿勢にした。
両ウィペットを立てるが、先の平な部分しか刺さらない。
勢い着けて再度立てるが刺さらない。
荷重集中必要と判断し、左のみ立てたら三角板まで刺さったが、ウィペットのブレードが雪面を切り裂き、滑落止まらない。
その直後、雪面の固い塊?に弾かれウィペット抜ける。
再び左側のみ三角板まで打ち込み、刺さったので、続いて右も打ち込んだら滑落停止した。
この間、自分感覚では3〜5秒、距離10〜15m程度と感じていたが、下山後にGPSログを確認したら、標高差35〜40m、距離60〜70mほど滑落していたようだ。
滑落を目撃していたパーティーメンバーのコメントからも、それが実際であったと思われる。

滑落時に留意したこと
滑落時の姿勢は腹這いになった後、膝と腹で接雪し、膝下は挙げて引っ掛けからの回転を避けた。
また、顎を挙げていた。
これは、ギャップ乗り越えした際にボクシングで言うところのアッパーを受けないようにする目的だった。
ウィペット打ち込みの位置は脇の下、所謂「小さく前習え」の位置、打ち込む時にシャチホコの姿勢になるようなイメージの荷重を掛けた。

その他、副次的要素
滑落停止した時を後に思い出したが、外れた板は片方はリーシュも外れ、100mほど下で止まった。
一方はリーシュ外れず、身体の下にあった。
滑走面が接雪していて、その上に身体が乗っていたので一層滑り、加速していたようだ。
滑落開始直後は雪面固く、ウィペットが刺さらず停止しなかった。
あの時、パニックを起こして「止まれ!止まれ!」と、ガリガリといつまでも引きずっていたら停止しなかったと思う。
何度も打ち込み動作を繰り返し、三角板まで入ったら、そこで荷重としたのが功を奏した。


原因要因
・斜面の状態を良く観察しないまま、一回目のターンから雑にジャンプターンした。
・ザラメでしょ?と決めつけがあり、センター107の板を使用した。
・天気予報から、午後2時頃まで雪は固くならないと判断し、山頂付近の滞在時間が長くなっていた。実際は想定外に早い時刻に固くなった。
・賛否あるだろうが、トゥーピースロックすべきだったかもしれない。
・今シーズンは該当の板、ラインのベーコンを多用し、慣れてきていて扱いきれると過信していた。
・過去の経験値で40度くらいまでの斜面、ある程度、固い斜面は滑れる過信があった。
振り返れば、それらのシビア要素のある滑走は、自分が最も信頼しているショート板の使用が大半で、ラインのベーコンは自分のベスト板ではなかった。

反省 今後の為に
・どんな斜面でも、エントリーから数ターンは様子見で丁寧に。
・当日に想定される状況は、悪い方向に幅を見て、シビア局面になっても対応できるマージンを持つ。
・他の滑走者を良く観察し、姿勢や滑走音、スプレーなどから、状況をイメージする。
・転倒、滑落などしないことが大前提だが、滑走斜面が、仮に転倒したら停めれる雪面なのかをイメージし、停めれないと判断したならば、停めれる雪面になるまでは横滑りなどで凌ぐことも必要。
・道具の選定や、ターンの方法などを自分の思いや都合で決めない。
適した道具、適したメソッドは状況が決めてくるので、自分がそれに合わせていく。

最後に
今回の滑落は、自己の慢心から起きたことで、反省しています。
不幸中の幸いで、大した怪我もなく下山できていますが、それは山行を共にしたパーティーメンバーの支えがあってのことです。
皆さん、ありがとうございました。
また、楽しいはずの山行を台無しにしたこと、お詫びいたします。

私事ですが、今回はじめてシビアな滑落を経験しました。
かしこまっての滑落停止訓練の経験は無いのですが(実践での経験値の蓄積は多数)、今回滑落停止できたのは、亡き父から教えを受け、訓練ではないシビアな滑落の現実を(一応、頭では)理解していたからかと思います。
どうやら、父は「まだ来んな。」と言っているようなので、今後も安全登山を心掛けることにします。

今回の私のミスが、皆さんの今後の安全登山の一助となれば、と纏めました。

今回は上までシートラで腸腰筋トレーニング🤣
下りはスキー!今年はアルペン!どんなシチュエーションであってもスキーは楽しい♪

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訪問者数:479人

コメント

下山してくるのに大分時間が掛かっていたようで心配してました。
無事で何よりです!
またどこか山で。
2024/5/13 18:01
いいねいいね
1
もっちーさんコメントありがとうございます。
やらかしましたわぁ‥ウィペット何度も弾かれて、最悪を覚悟しましたよ。
停止後、ダメージ大して無いと判断しましたが、中一日過ぎたら身体のあちこち激痛で、今日の仕事は拷問でした。
また、どこかの山でお会いしましょう。
2024/5/13 20:14
いいねいいね
2
ランドレさん、その後の体調はいかがでしょうか。
もっちーさんのレスで大事ないようにも思いましたが、数日後に色々出てくることもありますので。
何はともあれ、大事にならずなによりです。
カチカチ斜面など事前に分かった時は、ビンディングをロックしようか迷って、ケースバイケースにはしていますが、今回のレコを読む限り、今までよりロックする機会が増えそうです。板が外れると、頭が下になりやすくもなりますし、停止し難い状況となるのは間違いなさそうですから。ただ、足がよじれて骨折ということもありそうなので、ちょっと悩むところではありますけど。
とりあえず元気なお姿で再開できそうなので良かったです。
2024/5/15 12:24
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1
グリーン☕⛷さんコメントありがとうございます。
板外れは間違いなく、私の判断ミスです。
気持ちが雑になっていて、安易な判断、行動をした結果ですね。
しかしまぁ、停まって良かったですよ。
野馳にデータ解析しましたが、最大の加速度は5Km/秒で最大速度28km/hでした。
つまり、ブレーキ行動があと2秒ほど遅れていたら、時速40km/h位まで加速してたかも?
これは腕の力だけで停めれると思えない‥😅

ダメージの方は、月曜日がMAX痛かったですね。
一日遅れて痛みが出るあたり、歳を感じますw
でも、明日にはジョグできそうな位の回復具合。
来期に向けて夏の間もトレーニング頑張ります。
2024/5/15 15:20
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1
プロフィール画像
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