甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳
- GPS
- 16:39
- 距離
- 30.1km
- 登り
- 3,446m
- 下り
- 3,393m
コースタイム
- 山行
- 5:46
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 7:28
- 山行
- 6:01
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 7:40
天候 | 7月18日(土) ときどき雨、強風 7月19日(日) 晴れのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
帰りは13:30の北沢峠発のバスを予定していましたが、人が多くなるのを見越してか13時頃からじゃんじゃんバスが来て詰め次第発車していました。広河原に早めに着いてしまい時間の合うバスがすぐにありませんが、乗り合いタクシー[1100円+協力金100円]に乗って芦安まで帰りました。 ちなみに悪天予報のためか、土曜の駐車場、バスともにガラガラでした。 そして日曜は満車でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
駒津峰から甲斐駒に至る部分は狭い岩場で雨で濡れていると危険。 また、甲斐駒山頂直下はどの方角も似たような景色になりコースが分かりにくく、ガスで視界が狭くなると迷う恐れあり。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
予備電池(1)
カメラ(1)
地図(1)
コンパス(1)
笛(1)
ライター(1)
ナイフ(1)
保険証(1)
飲料(1)
ティッシュ(1)
バンドエイド(1)
タオル(1)
携帯電話(1)
計画書(1)
雨具(1)
防寒着(1)
手袋(1)
ストック(1)
ビニール袋(1)
替え衣類(1)
シュラフ(1)
ザックカバー(1)
水筒(1)
時計(1)
非常食(1)
テント(1)
テントマット(1)
コンロ(1)
ガスカートリッジ(1)
コッヘル(1)
ファーストエイドキット(1)
医薬品(1)
ラジオ(1)
|
---|---|
共同装備 |
車(1)
ツェルト(1)
|
感想
7月の連休土日に南アルプスの甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳にテント泊で行ってまいりました。
連休はもともと槍ヶ岳を狙っていたのですが、北アルプスは台風の影響が残りそうだし、一緒に行こうとしていた仲間も急遽行けなくなったので、ソロでの南アルプスに方針変更。計画では甲斐駒ヶ岳の後、仙丈ヶ岳から仙塩尾根を通り両俣小屋でテン泊、間ノ岳から北岳まで周る欲張りプランだったのですが、体力と急変した天候に戦意喪失して甲斐駒と仙丈ヶ岳までで帰ってきました。
夜中の0時に芦安の駐車場に着き車を停めて寝ましたが、翌朝起きても周りに車がいない。。。「やっぱりバス運行中止になったのか?」と不安ながらバス乗り場に向かうと、ガラガラのバスが待っている。2年前に北岳に行った時の喧騒とのあまりの違いに戸惑いながら乗車。広河原にはそこそこ人はいましたが、北沢峠行きは2台のバスで出発。テント場に着いてもまばらで、さすがに今日来るのは無謀だったかな?と思いながら、場所は選びたいホーダイ。ただ、設営完了したとたんに強い雨が降ってきて、今日は1日テント場で過ごすか。。。と思いましたが、出発予定時刻をちょっと過ぎたところで雨が止んだので、とりあえず出発。
土曜は甲斐駒に向かう予定でしたが、こんな天候なので行けるとこまで行ってみようと歩き始め、仙水小屋までの渓流沿い歩きは「雨もまた風情があるね」くらいの余裕をかましてましたが、樹林帯を抜けたところで強風と雨に煽られ、このまま進んで良いものか悩みつつ、もう少し進んでみようと仙水峠まで到着。ここまでで撤退される方もいたのでまた悩みつつ、次の駒津峰まで行って判断しようと登りを再開。途中雨が止み景色も少しだけ見え始めたので、これは天候回復か?と思うも、駒津峰に到着するとまたもや強風。そして甲斐駒もガスで見えない。「さすがに止めよう」と思ったところで、そそくさと2人組の方々が前に進んで行ったので、もう少し行ってみようと先に進んでしまいました。いやーなかなか撤退判断ってできないもんです。甲斐駒山頂への岩場は濡れて滑りやすく、天候が悪い中で向かうのはリスクがありましたね。そんなこんなで苦労して着いた山頂は、眺め無し! 強風で寒い! 長居できずに下山。下りもガスでルートも見失いがちなので、行きにしっかり目標物や岩の形を覚えていないと変なところに下りかねない。ヒヤッとする時もありました。
日曜は晴れ予報なので、仙丈ヶ岳には期待しながら登りました。朝イチは確かに晴れており、小仙丈ヶ岳に向かうコースで森林限界を出てからの眺めは大変すばらしかったですが、小仙丈ヶ岳から見える肝心の仙丈ヶ岳のカールの背景が曇り空。ここが一番の見所だっただけに少し残念。でも見えるだけまだ良いか。仙塩尾根に行くつもりでテン泊装備を担いで登っていましたが、連日の登りが堪えたのか、かなり足に疲労を感じ始めており、この先5時間の尾根の登り下りに耐えられるか怪しいと思ったのと、仙丈ヶ岳山頂に着いた途端に急にガスが湧き上がり、雲行きが怪しくなってきたため即座に下山を決断。藪沢ルートで下山し始めましたが、途中から雨がザーザー降ってきて、2日連続でレインウェアのお世話になってしまいました。いやー本当にゴアテックス様様です。藪沢ルートはガレ場やザレ場も多く、登りには使いたくないルート。濡れた岩に2度ほど転倒しながら、逃げるように帰路につきました。
いつも割と天気に恵まれる方でしたので、若干楽観視してしまっていた節がありましたが、強風とガスを交えた雨を前に、もう少し慎重にリスク判断と、自分の体力を過信しない計画を立てなければいけなかったなと。それでも少しの時間ながら見ることの出来た景色には感謝感謝の山歩きでした。
↓すべての写真はこちらに置いてあります
https://globalbonsai.myportfolio.com/2015-mtsenjougatake
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する