甲斐駒ケ岳(黒戸尾根・七丈小屋泊)
- GPS
- 28:50
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 2,754m
- 下り
- 2,742m
コースタイム
4:39竹宇駒ケ岳神社-6:21横手白須分岐-6:55刃渡り-8:19刀利天狗
-9:00五合目小屋跡9:30-10:19七丈小屋10:45-11:45八合目-13:17山頂14:00-15:50七丈小屋
【6月13日(日):2日目】
6:10七丈小屋-7:00五合目小屋跡-7:30刀利天狗-8:37横手白須分岐-9:30竹宇駒ケ岳神社
天候 | 12日 晴天! 13日 標高2500以上は晴天 2000以下曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2010年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況 ・神社から分岐まで=下のほうはごろごろ石、上は土の道をずーっと登る。 ・分岐から笹の平=ちょっと緩やかな笹原の道をずーっと登る。 ・八丁登り=雨が降ったら小川になる(昨年経験)根っ子と土の道をずーっと登る。 ・前屏風の頭から刀利天狗=道が岩に変わり石碑が増えてくる。最初の長い階段あ り。をずーっと登る。 ・刀利天狗から五合目小屋跡=はじめての下り(帰りは登り)あり。 ・五合目小屋から七丈小屋=梯子と鎖の連続をずーっと登る。 ・七丈小屋から八合目御来場=かなりの傾斜に所々残雪がある道をずーっと登る。 ・八合目から山頂=岩の道(所々残雪あり)をずーーっと登る。 (小屋の状況) 水場(水道)は、水道管がまだ凍っているので使えません。(市観光協会要確認) 宿泊者(キャンプ利用者)は、小屋内にあるタンクの 水が使えます。(宿泊者は無料、登山者に販売はしていない) 食事はまだヘリによる輸送がなされてないので(食事は7月から、こちらも市観光協会に要確認) 自炊のみ(カップラーメン等は販売している) 素泊まりは3500円、寝具は+1000円 ストーブを点けており室内の温度は22度ありました(朝6時の外の気温8度) ビールは500缶のみありました。 猫はまだ麓から戻っていないそうです。 去年はちょうど6月12日に戻ってきたそうですが 今年はまだ見ていないとの事 小屋主人談 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
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写真
感想
急登、鎖場、梯子、のオンパレードで足は折れ無かったが
心は2回骨折し、何度も複雑骨折しそうであった。←あくまでも心の話です。
が、↓こんな感じでとても楽しかった。
神社で登山の無事を祈りスタート。
分岐までスタスタと意外といい感じ、先が長いので力を温存しながら登る。
八丁まで来た、気合を入れなおしスタスタと、お、意外と順調に登れる。
あれ?もう刀渡り?おっと意外と大丈夫だ、刀利天狗にさくっと着いた。
よし、もう少ししたらサービスゾーンの下りだ・・お?もう五合目小屋跡だ。
小屋跡で、腹減ったから食事、あ、山頂が見えた!←実は違った。
さてここからは梯子と鎖ゾーンで七丈小屋を目指す。
鎖場、梯子と危険なので心の褌を締めなおす。 登る、登る、登る。
あ、見覚えのある小屋が見えた!
小屋までは意外と体も心も大丈夫だ!
さて小屋に宿泊代を払い、いらない物を置いて出発。
ここからは、未知のゾーン・・・まずは8合目ご来場を目指す。
いきなりの残雪ゾーン・・・どうやって登るの?3歩進むザーーーー滑る・・・
うぉぉぉ怒りのキックステーップ!ザーーー滑る・・・
横を見ると若干の木の枝、すみません使わせていただきます
そしてなんとかクリアー
しかし急だ・・・やっとの事で8合目、ここまでで、かなりのエネルギー消失・・・
カロリーの友を摂取し再度、上を目指し足を出す、出ない・・・だが出す。
朝、一緒にスタートした人たちがそろそろ下りてくる・・・
励ましの言葉に力がわく、一応笑顔を作ってみるがおそらくバテバテがバレバレ・・・
よっしゃあそこが頂上、見えた!
しかしあの刀はなんだ?あ、あそこじゃない・・・
ひ〜ひ〜言いながら刀の岩をクリア、あぁあそこが頂上だぁぁぁ近くて遠い・・・
よいしょ、よいしょ、と、久々に口に出しながら登る。
よっこいしょういち、と一人で言って笑う、ランナーズハイに近い
山ノボラーズハイになっている・・・←造語、気にしないで次に進むべし。
で、着きましたぁぁぁ。
山頂に着いた時は嬉しくてこみ上げるものが・・・
しかし下山時間5時間30分の表示を見て我に返る(意外と近い・・・)
山頂は鳳凰の時と同じく、ほぼ貸切状態(まだ北沢峠組がいないので静か)
ハエがうるさいが、気にせず山頂をブラブラと楽しんだ。
白くて眩しい山頂は、期待以上の別世界だった。
小屋では熟練山やさんと楽しくおしゃべり。
ほんと、小屋でのおしゃべりはいつも楽しく、色々教えていただけるので
勉強になります。
そして泊まって良かったのは、先月登った鳳凰三山と美しい日の出が見られた事。
そして下山、いや〜よくこれ上がったなを、壊れたCDのように連呼する。
そして川の音が近づきスタートのつり橋に着いた。
雨にも降られず良かった。
神社でお礼のお賽銭(ちょっと多めに)
尾白の湯で疲れを取る、湯船に浸かっている人達に登山の事を自慢したいが
女湯の話題で盛り上がっているので、そそくさと出て再度、洗い場でガシガシ洗う
ちょ〜気持ちい〜。
帰りは、ガスで登った山が見られないのが残念だだったが
ちょっと山ノボラーとして、また一つ大人になった気がしながら
気分よく、南アルプス山麓を後にした。
ヤマレコの皆さんは、日帰りと言うツワモノの方たちが
多いので、ちょっと心配でしたが山小屋泊という安心感
もあったので、楽しく苦しく嬉しくと充実した登山だった。
一緒だったはず(スタートと途中で、ですが)のヤマレコユーザーさんと
あえず残念でした・・・(次回はもっと事前に情報交換します)
記念写真を一緒撮りたかったが次回のお楽しみにします(笑)
同じ登山1年生なのに日帰りで難なくクリアされてました
凄いです、またどこかでお会いしましょう。
今を遡る事と一年前、登山は富士山にしか行った事が無いのに
無謀にも、甲斐駒ケ岳を黒戸尾根から登り、悪天候で七丈小屋まで
行って敗退。
山を嫌いになりかけたが、尾瀬に行って山を好きになり
その後、色々な山に行った。(行く度に道具が増えてお金減る)←俳句風
そして山を嫌いになりかけた(自分がアホだっただけですが・・・)
理由の黒戸尾根を登る、と心に決め目標にし実行。
おかげさまで登ることができました!!
ヤマレコユーザーの皆さんには日記やコメントで
アドバイスや励みのお言葉をいただき
また、今回の山行の間にお言葉を頂いた
ヤマレコユーザーの方々(後からたくさんの方がいた事を知りました)に
この場をお借りしてお礼を申し上げたいと思います。
ありがとうございました!!(ちょっと大げさですが本心なので・・・)
お疲れさまでした!
天気 にも恵まれ良い山行でしたね!
ところでいつの間にか?
お互いソロになってましたね・・・。
Ulmatsuさん
同じタイミングで
コメントしてましたよ
はい天気は良かったです。
欲を言えばもう少し八ヶ岳あたりも見えれば・・・
でしたが、山頂が白く美しく、とても良いところでした。
to4さん、こんばんは。
昨日は、お疲れ様でした。
また今度どこかで会えるチャンスを楽しみにしています。
そのときまで、またこのヤマレコで
tayukayuさん こんにちは
ハイ ヤマレコで行動(山行)をcheckさせて
頂きますね
しかし激登もそうですが
お二人は激下りでしたね
840Rです。
ほんとにうらやましい。。。
甲斐駒ケ岳。
梅雨に行きたかったのですが、なかなかその勇気が無くて、行動にでれていませんよ。
いろいろ参考にさせていただきますね。。
梅雨入りしちゃいましたね・・・
甲斐駒のブログ拝見しましたよ
勇気ある撤退も必要ですね
直近で、富士山に行かれると思ってました
僕も参考にさせていただきます。
相方は、すべての山に・・・を見て
840Rさんがカッコいいと言っていますよ
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