木曽駒ヶ岳 宝剣岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 493m
- 下り
- 492m
コースタイム
- 山行
- 2:20
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 2:50
- 山行
- 2:15
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 2:20
やはり人気がありますね、自分の想像を超える大勢の人々が押し寄せていました。
朝4時半の到着で始発から12台目のバスに乗ることができました。ということは1台のバスに50人乗れるとしたら、約600人が既に先行して行ったということですね。
いったい、何時からバスを待っていたのかなぁ。
その後も続々と途切れることなくバスもロープウェイも終日ピストン輸送だったそうです。
それと天候について、この時期の中央アルプスは難しいのかもしれません。
南西からの風、雲が丁度、中央アルプスでせき止められて、雲が溜まっているような印象でした。東に位置する対岸の南アルプスの空は雲一つない快晴で甲斐駒も仙丈ケ岳も白根三山も塩見岳も山頂がハッキリと見えたりしたからです。
天候 | 曇り 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
大雪山、トムラウシの縦走の余韻に浸って、他の山に行きたくない気持ちにとらわれてしまい、はや1ヵ月が経過してしまいました。
山以外の用事で忙しかったせいもありますが、そろそろ山へ行きたい気持ちが高まってきて、まだ登ったことのない空木岳と4年前に登った木曽駒ヶ岳からの中央アルプスの稜線歩きを楽しもうと『木曽駒ヶ岳から空木岳への縦走』を計画しました。
台風11号も丁度過ぎ去り天気予報も回復予報だったのですが、下界はそれなりに晴れ間を見せていたようですが中央アルプスの山々は厚い雲に覆われて、あいにくの天候となっていました。
初日の早朝こそ、晴れ間を見せていたものの、木曽駒ヶ岳の山頂で撮影を楽しんでいたころからガスって視界が悪くなり始め、登り終えて宝剣山荘へ戻ってきた辺りから、雨脚と稜線上の風も強くなり始めました。
それでも宝剣岳を乗り越えて、空木岳を目指すつもりでしたが、巻道を通った時に岩が滑る感じがしたので宝剣岳は危ないかなぁと思いました。無事通過したとしても、早朝すでに大勢の登山者が空木岳方面へも向かっており、その先の避難小屋や山小屋で宿泊場所を確保できるかどうかも不安でした。
雨風に打たれて、視界の悪い中で強硬しても辛いだけですし、散々な目で小屋へ到着しても寝る場所がないとなると悲惨なことになります。
万一、風が強いと稜線上の雨は強風に巻き上げられ、下から雨ミサイルの連射を受けることになりますし、長時間打たれるとさすがに体温も低下してくるし、ろくに寝場所も確保できないとなると危ない状況になりかねませんので、しばらく様子を見ることにしました。
強風と雨のなかで景色を楽しめないし、ただ山頂の標識を見に行っただけになりますし。。。
雨脚が弱まる気配がないので、この日は前に進むことを断念し、想定外でしたが早々と宝剣山荘に泊めていただくことにしました。
午前10時から山小屋に入って、することもないので、ひたすらシュラフに入って眠ることにしました。
翌朝、天候が回復していれば一気に空木岳を回って下山できる、その可能性に期待しましたが、夜中じゅう雨風は衰えず、朝になっても天候は回復せずで、空木岳は断念することにしました。
宝剣山荘となりの天狗荘でゆっくりしていると、朝8時半を過ぎたころから、ようやく雨脚が弱まり、時折晴れ間を見せるようになりました。
せめて宝剣岳だけでも登って帰ろうと宝剣岳を目指しました。
宝剣岳は2回目となりますが、前回はビビッて山頂の岩に登らなかったのですが、数々の山行を経て、ようやく高所恐怖症も和らいでおり、今回こそはあの岩に登りたいという気持ちもありました。
結果、4年越しで登れました〜 U\(●~▽~●)Уイぇーい!
縦走はまた今度の楽しみにとっておこうと思います。
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