花に始まり、花に終わる… ガスでも大盛況の白山
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,495m
- 下り
- 1,482m
コースタイム
天候 | 小雨、曇り、霧、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
観光新道 旧越前禅定道に合流する尾根に乗っかるまでが急登で、更に道が沢と化して厳しめだが、以降はお花畑っプリが、すごいです。 弥陀ヶ原~室堂~御前峰 弥陀ヶ原は現在は熊笹がメインの状態。道自体は極めてよく整備されており、やや行き届き過ぎなくらい。室堂からの道は多数あるのに表示が薄く、道迷い に注意。 砂防新道 整備状態は良好も、大雨のあとのため、なかなか沢状態が続きました。 |
その他周辺情報 | 白山ひめ神社 風格あります 。加賀一宮 まいもん寿司 金沢は回転寿司が旨いと専ら言われていますが本当に旨いとおもいます。 好日山荘 金沢店 ゲイターの靴底で踏むゴムが切れていたため購入。家に白山の山と高原の地図おいてきたのでそういう意味でも助かりました。 |
写真
感想
7/10から始めた東北、尾瀬裏、北陸 山行を主とした旅も本日の白山を以て山行としては終了としました。7/27からは普通に仕事なので日常に戻らないと。
一昨日にさくさく越後駒を下山したのは昨日白山に登るためだったのですが、早朝の登山口ですでにあいにくの豪雨で風強し。このまま上に行ったら益々悪いだけと判断し、白山の登山翌日の能登半島観光という予定を差し替え、昨日は能登半島ドライブ、本日白山登山としました。連日の登山の疲労が溜まってきていて一昨日の越後駒で朝起きれなかったことなどを勘案すると、一息休めと言われているものと判断。実際、昨日お休みできたために体が軽くて楽でした。
上述のようにマイカー規制が頭にあったので木曜登山と考えていましたが、木の夜というか金の深夜0時を越える前に市の瀬を突破すれば問題ないとの道案内のおっちゃんのアドバイスに従い、木の夜に別当出合駐車場に入って車中泊して早朝出発しました。
別当出合の案内板によると観光新道は下り危険 砂防新道は登り危険との表示があり、当初砂防から登って観光で下る予定でしたが、別当出合から旧越前禅定道である観光新道を登り 砂防新道を下りました。
このルートは砂防新道の下りの時にどんどん登ってくる人が来て参ったことを除き、まずまず作戦成功だったと思います。観光新道でしんどいのは別当出合から合流までの急登であり、岩の沢と化して滑りやすいこと。
昨日大雨で予想通り滝になっていたのを見ると、砂防で上がって観光で降りるのがオーソドックスのようですが、逆の方が安全かと思います。
観光新道の旧越前禅定道区間は尾根道なので道が沢と化す懸念は少ないのと共に、この稜線ではお花がまるで整備した庭園のように花畑となっていました。長旅のスタートだった飯豊の花畑ぶりを思い出しながら、花に始まり花に終わると表題にしましたが、花の乱舞ぶりは長旅の最後のここ白山の観光新道 尾根道区間が最高だったと思います。その上、眺望は全くダメダメだった本日のなかで唯一、眺望がまずまずだったのもここでした。荒島がある大野盆地がちらり、手取川が流れる石川の平野も何となく見えましたし、それと対岸の砂防新道脇の滝も、反対の釈迦新道の尾根からの滝なども見えました。頂点で眺望がなかったことを除き満足の山行となりました。
以前荒島に登った際に大野盆地の平泉寺白山神社から山を登って市の瀬に降りてそこから白山に尾根道を登るのが本来の越前禅定道と知り、やはりラストは旧来の遥拝道で行きたいという考えも実はあったのですが、当時の人たちは一体何日かけて登ったのでしょう?ちょっと真似できそうにないかなと思いますが、今でもルートとして記載されているので行って行けないことはないのでしょう。そのうち行ってみてもいいかなと。
残念ながら高度2100m以上は終始霧雨で、特に白山神社奥宮でもある御前峰は完全にガスの中。白山の全容については、荒島、御嶽、乗鞍などからよく見ているのでよしとします。
思い起こせば7/10の飯豊日帰りピストンに始まり、登らなかった日は7/13,7/23の二日間。本日7/24を以て百を16座登頂したことになるようです。北海道、屋久島、九州を除くと残り18座。年内に北海道以外の百を登頂を掲げましたが、今年の目標は何とかなる目処が立ってきたかと思います。
正直疲れました。途中はやややっつけ登山だったことは否定できないですし、むしろそちらの方が多かったかもしれません。
当初白山はお盆の雲の平周遊に組み合わせの予定でした。しかし、新潟あたりまで来てしまうとスキーなどでよく来ている勝手知ったる土地、疲労感とマンネリ感でどうにもなりませんでした。当初計画では越後駒の後、巻機、苗場、上州武尊の予定でしたが、これらは関東や自宅からいつでもいけるしと考え、富士から遠い北陸に変更。行ったことがない土地に散策する観光の要素を強く押し出してなんとか乗り切りました。
明日は北アルプス西側の富山、岐阜側の各登山口を下見しつつ、観光しながら帰ります。それにしても山以外も足で動いている田中陽希氏 やっぱ凄いなと改めて思いました。
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