真夏に塔ノ岳に登るのは間違っているだろうか?
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- GPS
- 08:16
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,109m
- 下り
- 1,576m
コースタイム
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 8:16
二ノ塔 10:42ー50
三ノ塔 11:06ー17
烏尾山 11:41
行者ヶ岳 12:05
休憩 12:18ー31
政次郎ノ頭 12:48
書策小屋跡 12:59ー13:09
新大日 13:26
木ノ又小屋 13:41ー14:01
木ノ又大日 14:03
塔ノ岳 14:34ー15:34
金冷シ 15:46
花立 15:51
花立山荘 15:57
天神尾根分岐16:14
堀山の家 16:31ー36
駒止茶屋 16:51
見晴茶屋 17:13
雑事場ノ平 17:15
観音茶屋 17:25
大倉バス停 17:44
休憩
二ノ塔 8分
三ノ塔 11分
休憩 13分
書策小屋跡10分
木ノ又小屋20分
塔ノ岳 60分
堀山の家 5分
計 127分(2時間7分)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰 神奈中バス大倉 小田急線渋沢駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは秦野駅、ヤビツ峠に ヤビツ峠〜塔ノ岳 よく整備された道、前日の雨で水溜りになっているところがたまにある。 危険箇所は三ノ塔から烏尾山への下り、行者ヶ岳からの2箇所の鎖場 木ノ又大日から塔ノ岳への間に崩落地で道が付け替えられているところあり。 塔ノ岳〜大倉 よく整備された道、花立山荘から天神尾根分岐まではひたすら階段の下り、 注意力を切らさないように。 金冷しから花立の間で道が崩落して付け替えているところあり。 特に危険な個所はない |
その他周辺情報 | 鶴巻温泉弘法の里湯 モンベル会員は土日1,000円のところ800円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
軍手
スパッツ
ヒル忌避剤
虫除けスプレー
レスキューシート
|
---|---|
備考 | 経口補水液、攣るのを防止する薬が必要 |
感想
西丹沢自然教室のブログで確認したところ、西丹沢方面は無理だったので東丹沢に向かった。
秦野駅に下りた時には、大山から塔ノ岳、鍋割山まで雲の中だったので、
眺めは別にして、涼しく歩けるのではと期待したが、結果は散々だった。
二ノ塔についた時に、大山の雲は無くなったが、三ノ塔はガスが上がってきたので
そんなに暑くならないだろうと、水とアミノバイタルを補給し、三ノ塔へ。
三ノ塔では、雲が多いけど富士山や箱根、愛鷹山、大山がバッチリ見えていたので
今回は元が取れたな、と思いつつアミノバイタルスーパースポーツとカリウム対策で
ドライフルーツを補給し、塩飴舐めながら烏尾山へ進む。
烏尾山に着くまでは、雲の中だった新大日から先の表尾根は、すっかり晴れてしまい
暑さの中を歩くことになり、行者ヶ岳を過ぎ、2個めの鎖場の手前で異変が起こる。
下りで、いきなり右足ふくらはぎが攣ってしまったのである。
慌てて、4つんばいで広いところまで登り、ザックを背負ったまま仰向けに倒れこみ
懸命にマッサージする。
どうにか痛みが収まったところで、握り飯とアミノバイタルスーパースポーツ、ドライフルーツを補給して、電解質不足を解消し不安を抱えたまま木ノ又小屋まで進む。
木ノ又小屋では前回のようにコーヒーを楽しむつもりだったが、氷の幟を見た途端に
ここは氷だろうと、かき氷を食べ、ついでにポカリを頼んで水分と電解質を補充。
人心地着いた後、まだ足に違和感があるので慎重にゆっくりと出発。
前回、両足が攣った崩壊地を無事に通過し、最後の登りの手前に差し掛かる。
そこでまた異変が。
今度は左足ふくらはぎと右ひざ上が同時に攣ってしまい、立っていられなくなったのだ。
今回も、誰も登山道にいないことをいいことに、登山道に背中から倒れこみ懸命にマッサージする。
数分後動けるようになったので足を引きずりながら、どうにか塔ノ岳山頂に到達したが、今までのコースタイムの最悪記録を達成してしまう。
到達した山頂では、雲が中腹に掛かっているが富士山や、檜洞丸、蛭ヶ岳、辿ってきた表尾根や大山、鍋割山稜が一望できたが、それを楽しむ余裕もなく、靴を脱いで、空いていたベンチに背中から寝転がって、足のマッサージを続ける。
どうにか痛みも収まったので、登った以上は下らないといけない、と考え、あまり食欲もないが、弁当と握り飯を腹に入れ回復に務めた。
30分ほど休んで、どうにか回復できたので、もう一度頂上の展望を写真に収め、慎重に下山開始。
思った通り、登り返しでは多少足に違和感があるが、下りでは問題無さそうなので
少し飛ばして下山する。
当初の予定では、小丸まで足を伸ばして訓練所尾根を下るつもりだったが、時間も無いので大倉尾根を一直線に下って無事帰宅。
前回の表尾根、大室山での経験から、足攣り対策や水の量は十分に行ったつもりでいたが、真夏の表尾根の暑さは尋常ではなかったらしい。
そこで結論、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」が間違っている(出会えたのは一人だけ、その他の出会いは全部街なか)と思えるように、「真夏の塔ノ岳に登るのは間違っている」としか思えなかったw
コメント
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juusinn005さん お疲れ様でした!
昨日、行かれていたのですね 塔ノ岳
私は仕事していましたが とにかく暑い…
帰宅後食欲も無くなり、水分だけ取っておりました…
この時期の丹沢登山はやはり不適なのでしょうか…
トレーニングに大倉尾根を検討していましたが、やめた方が良さそうですかね
涼しげな高山へ逃げていきたいところですが、さすがにそう
何回もいけないですしね
itadakipinkさん こんばんわ。
前回の表尾根で、行者ヶ岳辺りで足攣ったら目も当てられない、とコメントしましたが、
まさに目も当てられない状態になりました
さらに、山頂直下でも足が攣るという想定外の出来事に、もはや笑うしかない
大室山で用意する食料等は目処がついたので、問題なかろうと思ってましたが、とんでも無い。
30分毎に休憩、補給ぐらいでないと、表尾根は日を避ける所があまり無いので、真夏は避けたほうが良いようです。
大倉尾根はスタート時間次第で何とかなるのでは無いでしょうか、5時大倉スタートとかで
あとは敢えて、曇とか雨の日に登るとか
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