常念岳&蝶ヶ岳(三股登山口)

2024年05月24日(金) ~ 2024年05月25日(土)

• GPS: 15:36
• 距離: 21.6km
• 登り: 2,563m
• 下り: 2,575m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:17
• 休憩: 0:49
• 合計: 7:06

距離 8.5km 登り 1,652m 下り 490m

6:00 三股駐車場
6:12 6:22 三股登山口
8:26 2207標準点櫓跡
9:54 10:12 前常念岳
11:32 11:34 三股への分岐点
11:42 12:00 常念岳
12:13 三股への分岐点
13:06 常念小屋

2日目

• 山行: 6:51
• 休憩: 1:04
• 合計: 7:55

距離 13.1km 登り 911m 下り 2,084m

13:06 常念小屋
6:25 三股への分岐点
6:37 6:43 常念岳
8:30 8:34 2592ピーク
9:27 9:39 蝶槍
9:42 9:43 蝶ヶ岳三角点
9:51 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐
10:13 10:14 瞑想の丘
10:17 10:20 蝶ヶ岳ヒュッテ
10:23 10:27 蝶ヶ池
10:28 10:41 蝶ヶ岳
10:42 蝶ヶ池
10:43 蝶ヶ岳
10:48 大滝山分岐
10:55 11:01 最終ベンチ
11:09 11:19 第二ベンチ
11:47 11:49 蝶沢
12:18 まめうち平
12:59 13:03 ゴジラみたいな木
13:26 三股登山口
13:38 三股駐車場

天候

1日目：晴のち曇
2日目：快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三股登山口第一駐車場

コース状況／危険箇所等

三股〜常念岳：特に問題無いが、避難小屋以降に残雪あるがアイゼン等不要レベル

常念岳〜蝶ヶ岳：蝶槍手前から残雪有。また残雪地帯はルート不明瞭箇所多数。雪もグズグズな状態の為、チェンスパ、アイゼン等の使用を強く推奨。

蝶ヶ岳〜三股：山頂直下〜まめうち平付近まで残雪有。グズグズで踏抜きやすい状態。またルート不明瞭な箇所もある為、滑落に注意！チェンスパ、アイゼン等の使用を強く推奨。

その他周辺情報

色々あるのでお好みで。松本の山賊焼きはボリューム満点なので下山後の補給にピッタリ！？
蕎麦も美味しい。

写真

5/24 5:54

三股第一駐車場

5/24 5:56

登山口のゲート。熊注意か。

5/24 6:07

三股登山口

5/24 6:11

分岐。右へ進みます

5/24 7:15

あそこへ行くのか

5/24 8:51

開けてきた

5/24 8:52

蝶槍と蝶ヶ岳の稜線。明日行きます！

5/24 8:59

ここ、あの先端まで登るのか・・・

5/24 9:20

前穂、奥穂あたりかな３

5/24 9:51

雷鳥発見。よく見ると雄、雌両方いるけどわかるかな？

5/24 9:53

こっちは雌

5/24 9:53

安曇野の街が見える。

5/24 10:03

避難小屋

5/24 10:03

遠くに見えるのは乗鞍かな

5/24 10:06

前常念岳に到着。ここからは稜線歩きを堪能

5/24 10:06

かなりハード

5/24 10:15

残雪部分。幸いにもアイゼンは不要だった。

5/24 10:23

常念岳。これは良い形

5/24 11:22

おお、槍ヶ岳が見えた！

5/24 11:22

常念小屋は遥か下に・・・

5/24 11:22

まあ、これを見たら嫌なこと全て忘れますわ

5/24 11:40

常念岳山頂に到着

5/24 11:41

雲が〜

5/24 12:04

雷鳥と槍ヶ岳。ガスが濃くなり、もはや時間の問題になってきた。とっとと小屋まで降りてテント設営しよう。

5/24 12:54

下ってきた道を振り返る。常念岳山頂はピークの向こう側。

5/24 12:59

常念小屋

5/24 12:59

横通岳

5/24 13:01

ランチもやってるよ！

5/24 13:01

常念小屋入口

5/24 15:12

テント場の大側に設営。晴れていれば、玄関開けたら目の前に槍なんだけどなぁ。

5/24 15:17

夕飯の準備。鶏御飯を作る予定。

5/24 15:31

夕食準備の間におやつタイム

5/24 16:19

テント場の全容

5/24 16:21

天使の梯子でしたっけ、コレ

5/24 16:22

花の名前は知らないけど、きれいな黄色。

5/24 16:35

コレはコマクサとは違うよね？

5/24 16:40

天使の梯子はまだ続く

5/24 17:54

鶏飯炊けた！

5/25 3:45

まだ夜明け前。左から北穂、大キレット、南岳、大喰岳、槍の順で良かったでしたっけ。雲のない素晴らしい景色。

5/25 3:46

月明かりです

5/25 4:44

夜が明けてきた

5/26 9:39

モルゲンロート

5/25 5:28

安曇野、松本方面は雲海！

5/25 6:09

玄関(テント)前はこの景色！

5/25 6:09

常念小屋を出発。途中から小屋方面を見下ろす。

5/25 6:29

常念岳山頂から乗鞍岳、木曽御嶽山もバッチリ見える

5/25 6:29

東側は雲海のまま。遠くに富士山も見える。

5/25 6:30

真ん中が大キレット。

5/25 6:38

常念岳から蝶ヶ岳方面。この稜線をこれから歩くことに。

5/25 6:38

良い眺め

5/25 7:23

ボンンタンアメと槍ヶ岳。好きなお菓子のひとつ。脂質はなく炭水化物の塊みたいなものなので補給食としては優秀だと思った次第。

5/25 7:48

蝶槍に向かう途中、樹林帯付近からは残雪が。結構深い。

5/25 8:26

雪に苦しみながら、2592ピークに到着。向こうは蝶槍。

5/25 8:36

途中に池が出来ていたり

5/25 9:23

蝶槍到着。蝶槍と槍ヶ岳。

5/25 9:42

アルプスらしく、花と山

5/25 9:59

いつまでも眺めていたい景色

5/25 10:05

今回の登山、3回目の雷鳥に遭遇。ここは雷鳥銀座ですな。

5/25 10:11

花とアルプス

5/25 10:12

蝶ヶ岳ヒュッテに到着

5/25 10:25

蝶ヶ岳山頂

5/25 10:33

この景色もココ(蝶ヶ岳)でおしまい。また見にくるわ！

5/25 10:41

今年、槍穂縦走したいな

5/25 10:42

三股へ下山開始。このような残雪状態。グズグズです。

5/25 10:47

滑ったらヤバい

5/25 11:42

見上げてみた

5/25 12:14

まめうち平

5/25 12:52

眼の前に猿が。3匹くらいで群れてた。道中に猿のものと思われる糞も。

5/25 12:59

ゴジラみたいな木

5/25 13:01

水場もあります。飲めるかは知りませんが。

5/25 13:06

水の流れや音で癒やされる

5/25 13:11

吊り橋なんてあったのね。結構揺れる。

5/25 13:22

登山口に到着

5/25 15:25

帰宅途中、松本市内の蕎麦店で。十割蕎麦と山賊焼きのセット。蕎麦の時期ではないけど、美味なうえボリューム満点で幸せな時間でした。

撮影機器：

GR II RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

moto g52j 5G motorola

感想

Jenkin_sushi

平日休みを利用し今年初のテン泊登山へ。
本当は別の地域の山へ行く予定だったが、テント場が開いておらず、思い付きで常念岳と蝶ヶ岳を周回するルートを選択。
GW以降の情報を確認すると、残雪はあるがアイゼン等は使用しなくても大丈夫との情報。ただこの情報は他人の主観なので鵜呑みにせず、軽アイゼンを持参した。
結果として使わなかったが、ヒヤッとした場所もあったので万全の準備をすること！

ルートは、三股登山口から常念岳を目指し、常念小屋でテン泊。翌日は蝶ヶ岳を目指し、そこから三股へ下山。反時計回りの周回ルートを選択。
初日はAM 6:00に三股を出発。
常念岳へ向かうルートは歩きやすく距離もそんなに長くはないが、序盤から勾配の厳しいルート。中盤からは岩稜帯を歩くことになり、なかなかスリリング。前半は樹林帯なので眺望はイマイチ。岩稜帯に出てからがこのルートの醍醐味なのかもしれない。
岩稜帯に出てもかなり厳しい勾配。ただ、常念岳や蝶ヶ岳、槍の姿まで拝める北アルプスらしい景色と、今回避難小屋付近で雷鳥の番(つがい)にも遭遇できたので登坂の辛さを忘れることができた。

常念岳と常念小屋の分岐付近に荷物をデポして、まずは常念岳の山頂へ向かう。ここでも登坂中に雷鳥に遭遇。槍をバックに写真を撮る。ココの個体は人慣れしているのか、近づいても逃げないので写真は撮りやすい。鳥だけに、、、なんてね。
常念岳山頂まで到着すると、穂高連峰を中心とした飛騨山脈を見渡す事ができる大絶景を楽しめた。
ただ午後になり曇ってきた。槍も姿を隠してしまったので、さっさと常念小屋まで下る。
テン場は大小の2箇所あったが、大側の方が平らだったのでこちらに設営。
夕食の準備を行った後、付近を散歩。曇ったまま天気は回復せず、槍も姿を隠したままだったのでテントへ戻り夕食タイム。
食後に強い眠気を感じ、何時のまにか眠ってしまった。
気温はテント内で3℃程度。少々の寒気を感じたがよく眠れた。

2日目は3:45頃に起床。外に出ると月明かりに照らされた槍が見えたり。雲のないきれいな姿を楽しみながら、だらだらとテント撤収準備に取り掛かる。撤収作業と並行しながら朝食も摂る。
準備が整い、5:30過ぎに蝶ヶ岳へ向け出発。
まずは常念岳への登り。山頂までいきなり300m程の登りを歩く事に。体は眠ったままなのか出力は上がらず、ダラダラ登りでやり過ごす。
常念岳山頂に到着すると、南の方に乗鞍岳や木曽御嶽山等がきれいに見える。木曽御嶽山には今年も行きたいぞ。
小休止の後、下り基調で蝶ヶ岳へ。ここから蝶槍までの区間はアップダウンが続く。
途中、残雪の多い箇所があり、踏み抜き箇所もあり結構苦労した。しかもルートが不明瞭。途中迷ったりもしたが、何とか軌道修正はできた。
蝶槍を通過後、前日に続き雄の雷鳥を発見。やはり近づいても逃げない個体。撮影しやすくありがたい。
その後、蝶ヶ岳ヒュッテに到着。この周辺は人が多かった。
ここからは三股への下りになるので、穂高連峰の絶景とはここでサヨナラ。三股へのルートから下山開始したが道中は残雪箇所が多く、しかもグズグズな腐った雪だった。人の往来が多いのか足跡は残っているのでアイゼンは使わず、ツボ足で進む。
しかし、途中から足跡が消えていたり不明瞭な箇所がまめうち平付近までいくつもあった。
そのうち残雪地帯も抜け、普通の登山道に戻った。
三股登山口第一駐車場には、13:30過ぎに到着。
途中、景色や雷鳥の写真を撮ったり、他の登山者と会話したりと、時間を忘れてしまうくらい楽しい事があったので、思いの外時間が掛かってしまった。
予定では午前中に下山完了のつもりだったのだけど。

帰宅準備ができたので三股登山口を出発し、途中、松本IC近くの蕎麦屋で十割蕎麦と名物の山賊焼きを食べ、帰宅の途につきましたとさ。

コメント

TIMEkazu

隊長！無事下山おつかれ山でした〜！
残雪に雲海！ミヤマキンバイ（黄色の花）、雷鳥と素晴らしい山行でしたね！羨ましい〜！

Jenkin_sushi

TIMEkazuさん
軍曹、どうもです。初夏の北アルプス堪能してきました。パノラマ銀座なる名称もあるようですが、今回は至るところで雷鳥を見掛けたので雷鳥銀座と感じました。2日とも天気に恵まれラッキーでした。