葛城の主峰・金剛山を登る【関西百名山 No.56】盛夏の花を探して

2015年07月27日(月) [日帰り]

• GPS: 04:18
• 距離: 10.6km
• 登り: 826m
• 下り: 811m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:51
• 休憩: 0:27
• 合計: 4:18

6:38 水越川公共駐車場
7:38 7:38 太尾塞跡
7:51 7:52 六道の辻
8:04 8:04 大日岳
8:20 8:22 山頂広場
8:35 8:46 金剛山
8:55 8:56 一の鳥居
9:06 9:13 山頂広場
9:23 9:23 大日岳
9:30 9:31 六道の辻
9:38 9:39 太尾塞跡
10:12 10:15 カヤンボ
10:20 10:20 金剛の水
10:48 10:48 水越峠
10:53 10:53 水越峠バス停
10:56 水越川公共駐車場

天候

晴れ時々小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■水越川公共駐車場

他に水越バス停横にも駐車場ありました。

コース状況／危険箇所等

踏み跡多いが問題なし。

写真

7/27 6:34

水越川公共駐車場のヤマアジサイ

7/27 6:40

駐車場から登山道があるようだけど、高原地図に従い車道を歩いてここから出発。

7/27 6:41

Landsbergさんの指摘でハエドクソウと判明。
別名はハエトリソウ。

7/27 6:45

植林地の中を歩くので、かなり歩き易いですね。

7/27 6:48

ミズヒキ
紅白の水引から付けられた和名。

7/27 6:48

ミズヒキのアップ
気にしなければスルーされそう…

7/27 6:53

植林の中にちらほらケルンがあり、迷う事はなさそう。さすが樹氷時期でも人気なだけある。

7/27 7:06

ヒメカンアオイかな？

7/27 7:11

大きなケルン
こちらは少ない

7/27 7:15

P735辺りの合流地からこんな感じの尾根道に。広いしとても歩き易いです。

7/27 7:25

朝の陽射しが気持ちいい。
風もあり、登り易い。

7/27 7:37

太尾塞跡。南北朝時代に水越峠監視砦として使われたか？
文献等確認出来ず。

7/27 7:37

太尾塞の案内板。手書きなのも乙です。

7/27 7:42

大和葛城山のロッジまで見えますね。ツツジの時期は真っ赤なのだろうか？

7/27 7:50

六道の辻
六道輪廻と関係して六観音が有るのかと思ったけど。

7/27 7:52

落とし物？ 目印？

7/27 8:00

トリアシショウマ
同定泣かせの花。

7/27 9:57

帰りに撮ったトリアシショウマ
葉っぱが鳥の足に似てるから分かり易い。

オオダイコンソウ

7/27 8:03

終盤のノジトラノオ
オカトラノオと比べて葉っぱが細い。

7/27 8:05

オスのツマグロヒョウモン

7/27 8:06

オスのツマグロヒョウモンが増えましたd(^_^o)

7/27 8:05

蝶を撮ってたら出てきたので撮ってあげる。アマガエルかな？
まぁ、興味ないのでパス

7/27 8:05

大日岳
ノジトラノオの群生地ですね

7/27 8:06

ホタルブクロ
赤点が目立つタイプ

7/27 9:22

普通のホタルブクロ

7/27 8:11

登山道と反対向いてるオオバギボウシ

7/27 8:12

反対側に手を伸ばして撮影
何とか撮れてた一枚。

7/27 8:13

ヤマアジサイも終盤ですね

7/27 8:14

特徴的な葉っぱなんだけどね〜
ワカリマセン

7/27 8:17

こちらを向いてるオオバギボウシ
山頂には沢山咲いてました。

7/27 8:22

売店。まぁ、あいてませんよね。

7/27 8:21

8:20の気温
陽射しのせいかな？ 湿度？ もっと暑く感じます。

7/27 8:23

一息ついたら転法輪寺へ向かいます。
役小角が修行した古刹。大峯再興の聖宝も修行した伝承がある。

7/27 8:23

護摩壇。
ここに炉を置くんだろうか？

7/27 8:24

修験道では信仰の対象でよく見る不動明王。

7/27 8:24

ひさご池

7/27 8:24

豊太閤参詣の造成池。
秀吉の馬印からとか。

7/27 8:24

瓢箪形かなぁ？

7/27 8:25

弁才天堂。サラスヴァティーが河神だし水辺に多いですね。
真言はオン　ソラソバテイエイ　ソワカ

7/27 8:25

ここのヤマアジサイも終盤ですね

7/27 8:27

転法輪寺
真言宗も中堂でいいのかな？

7/27 8:27

斜めからの転法輪寺

7/27 8:30

夫婦杉

7/27 8:31

かなりの高さ。何時から人々を見ているんだろうか。

7/27 8:34

葛木神社の手水舎

7/27 8:34

葛木神社
朝から神気を頂く。

7/27 8:40

自撮り難しい…

7/27 8:46

山頂へは行けません。
乗り越えたりしないでね。

7/27 8:46

神域前にひっそりとキツリフネ

7/27 8:50

金剛山のブナ林！？

7/27 8:50

ご愛嬌、ご愛嬌

7/27 8:49

大和葛城山はよく見えますね

7/27 8:50

仁王像代わり？

7/27 8:52

富田林方面

7/27 8:52

撮影してたら鳩が寄ってきた。
エサないよ！

7/27 8:55

一の鳥居

7/27 8:55

金剛山が史跡なのか〜

7/27 8:57

ヤマジノホトトギス

7/27 8:57

これからの子も沢山

7/27 9:00

あれ？ 触れないんじゃ福貰えないんじゃない？

7/27 9:00

宝剣塔
小型でいい感じですね。

7/27 9:04

ユキノシタ

7/27 9:05

ヤブカンゾウとオオバギボウシ

ヤブカンゾウ
わずかに八重咲き。

7/27 9:13

ノカンゾウ？
八重咲きしないヤブカンゾウってあるの？
植栽による混生？ 困った…

7/27 9:05

国見城跡広場の山頂プレート

7/27 9:05

大阪平野睥睨

7/27 9:12

ウバユリ
柵外で遠く、これが一番綺麗な一枚でした。

7/27 9:15

元気なヤマアジサイ

7/27 9:18

ノリウツギ

7/27 9:43

ガンドガコバは林道状態

7/27 9:43

派手だからよく目立つ。
ヤマジノホトトギス

7/27 9:44

タケニグサ
漢字だと竹煮草。竹似草とも。

7/27 9:47

綺麗目なオカトラノオ

ダイミョウセセリ関西型
セセリチョウ科。羽根を広げて止まってくれる蝶です。

7/27 9:53

ツユクサ
よく見かけるけど、青花なので。

7/27 10:10

フシグロセンノウ
よく見ないと見落とす場所に咲いてました。

7/27 10:10

フシグロセンノウ
こちらは目立つ場所でした。

7/27 10:13

合流地からのもみじ谷

7/27 10:15

ダイトレとも合流します

7/27 10:16

滝に見えますね

7/27 10:20

金剛の水
少し下った所でマムシに遭遇。
危うく踏む所でした。

7/27 10:34

ミズキンバイ

7/27 10:42

最後に最高のヤマユリ
ユリの王様だけありますね。

7/27 10:42

頑張ったご褒美ですね。
ユリ科は見応えあって好きです。

7/27 10:43

マツヨイグサ
別名、月見草。夕方から朝に咲く花。

7/27 10:44

花の峠道ベンチより

撮影機器：

iPhone 6 Apple

装備

個人装備

防寒着 雨具 日よけ帽子 ザックカバー 非常食 地図（地形図） コンパス 計画書 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 扇子

感想

さとし

夜勤明けに夏休み年休枠が空いてたので申し込み、山探し。28日も休みだから大山か氷ノ山辺りにしようかなと思ったら雨予報。まだ台風あったんですね。

天気予報を見てたら、大阪と滋賀だけが晴れのち曇り予報。こういう時の為に残しておいた金剛山行きに決定。
高原地図によると、水越峠側に夏花多しとあり、レコでもヤマユリが咲いているようなので水越峠側から登る事に。

4時に帰宅し、荷物を持って金剛山へ直行。水越川公共駐車場で仮眠する予定が、天気予報を見ると午後から雨予報。サイトによっては雷マークまで(^_^;)
それならばと仮眠せずに出発。駐車場のヤマアジサイ以後はミズヒキなどの小花ばかりだが、歩き易い登山道で楽に登れました。

大日の尾根でツマグロヒョウモンに癒され金剛山へ。山頂広場に続々とハンコ目当てで上がって来る方々が。
一息ついたら、転法輪寺、葛木神社へと参拝に。その後、大阪府最高点を目指すもーの鳥居で小雨に。辺りも薄暗くなって、早目に降るのかと思い最高点に寄らず下山へ。結局、転法輪寺を過ぎた辺りからは降らなかった(^_^;)
まぁ、下山時にはゆっくり花探しができたし、終わり良ければすべて良しで。

■撮らなかった花
ニガナ
キツネノボタン
クルマムグラ
ドクダミ
オオバコ
ネムノキ

■撮らなかった、撮れなかった蝶
アサギマダラ（目の前を飛んで行った）
モンシロチョウ
モンキチョウ

■その他
マムシ草の実
マムシ

コメント

ランツベルク

夜勤明けの金剛山、お疲れ様でした
saikakuさん、こんばんは。

先日は花の名前について色々調べて頂き有難うございました。

さて、天候が不安定で安心して山行が出来ない中、今回は夜勤明けに金剛山へ登られましたか。お疲れ様でした。
ツマグロヒョウモンとの出会いや花探しが出来てご満足の様子、何よりです。

さすがTargetを決めて山行されているのですね。
そんなsaikakuさんに申し上げるのは大変心苦しいのですが
3枚目はハエドクソウ
http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_320.htm
65枚目はノカンゾウ
http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_314.htm
の様な気がしました。

次回のレコも楽しみにしております。

Landsberg

さとし

Re: 夜勤明けの金剛山、お疲れ様でした
こんばんは〜
ヌスビトハギと思ってました。ハエトリソウだと、カトリソウと同じく園芸種な名前ですね。

65枚目、やっぱりノカンゾウですよねぇ。
八重咲きでないし最初はノカンゾウとしてたのですが、金剛山の花図鑑サイトなどではヤブカンゾウとして紹介されてたので公開後に書き直したのですよ。

ターゲットというか、確実に見れる花を自分のご褒美にですかね〜帰りの運転も苦にならない様に(^-^)
今回は特に27時間ぐらい起きてたのでテンションだけが頼りになりますし。

ご教授ありがとうございました。

さとし

八重咲き
今朝、撮った写真を見直してると、八重咲きしてる花ありました。撮り方が悪かったので拡大しないと判りづらいですね。ノカンゾウだと思い込みで撮影してはダメでした。
撮り方も勉強不足ですね(^_^;)

ヤブカンゾウで八重咲きしない事あるんですかね〜？
山頂広場なので、植栽による混生なのかな〜

とりあえず、金剛山の花図鑑サイトの方が正解ですね。まだまだ知識不足です。ごめんなさい。

ランツベルク

Re: 八重咲き
saikakuさん、こんばんは。

写真の64枚目は既にヤブカンゾウと認識しておりました。
追加された65枚目は確かにヤブカンゾウですね。

66枚目は山頂広場で撮影されたものということですね。
植栽による混生というものが存在するとして誰かがわざわざその根をここまで持って来て植えたのでしょうか。

ヤブカンゾウやノカンゾウは若芽が食用になり私も好きですがこちらでは雑草の様に生息しています。
金剛山の花の図鑑は間違っているのではないでしょうか。メールで確認されたら如何ですか。ヤブカンゾウについては一度画像を入れ替えた履歴が有りますね。
普通は一重の花はノカンゾウと認識しますがsaikakuさんは本当に探究心旺盛ですね。脱帽です。

それから3枚目はハエトリソウではなくハエドクソウと書いておいたのですが..
これもこちらでは雑草の様に見かけます。焦点が合わせ辛く撮影の難しい花なのですがハエドクソウと一目で分かるように綺麗に撮影されていると思います。

因みにヌスビトハギも沢山咲いています。
ハエドクソウとは全く違いますね。

Landsberg

さとし

Re[2]: ハエドクソウ
詳細に書きますと、山頂広場にある桜の木の根元の円形花壇？ なので植栽による混生の可能性かなと解釈しました。
考えだすと、頭パンクしそう(^_^;)

ハエドクソウは別名、ハエトリソウと紹介していただいたサイトに書いてありますよ？
ハエトリソウの方が馴染みある名前かなと思いまして。正式名と並記しました。

ランツベルク

Re[3]: ハエドクソウ
saikakuさん、こんばんは。

saikakuさんが混生の可能性があるとお考えでしたらそれで良いのではないですか。
私は雑草の様に生えるこの植物を山で植栽するとは考えられないと思っているだけです。
しかし、その場の状況はsaikakuさんが一番よくご存知なのですから私が断定することは出来ません。

ハエトリグサと勘違いされるのでハエドクソウの方が一般的だと思います。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A8%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%B0%E3%82%B5
http://www.yasashi.info/ha_00031.htm

(追伸)
メッセージの具合が悪くてユーザ名を間違いなく書いたり返信にしても以前から殆ど自分宛てにメッセージが送信され来ますので使用出来ません。

Landsberg

さとし

Re[4]: ハエドクソウ
‼️ なるほど、正式名書く方が良いですね。

何にしろ、ヤブカンゾウとノカンゾウ、両方見れたと思えば儲け物ですね。ユリ科は好きなのでd(^_^o)