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Yamareco

記録ID: 68632
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ハイキング
奥多摩・高尾

日向沢ノ峰〜蕎麦粒山〜天目山

2010年06月19日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:25
距離
20.3km
登り
1,421m
下り
1,411m

コースタイム

8:00有馬林道中間-9:21日向沢ノ峰登山口-10:40仁田山分岐(有馬峠付近)-10:55 51号鉄塔-11:40日向沢ノ峰-12:35蕎麦粒山-13:45一杯水避難小屋14:40-15:37蕎麦粒山-16:09日向沢ノ峰-16:18 51号鉄塔-16:39有馬峠-17:15日向沢登山口-18:22有馬林道中間
天候 曇り時々晴れ時々ガス
過去天気図(気象庁) 2010年06月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
名栗湖奥、落合からの有馬林道は2ケ所崖崩れで車は通行不能(川の対岸に渡り巻いて行く)、倒木10ケ所くらい。 林道の崖崩れの一箇所はかなり危険。誰も修復しない為、荒れ放題の林道と登山道。
有馬峠付近から先、一杯水までの登山道は整備されていて危険箇所無しで快適。
水場は有馬沢の最上流部の所を過ぎると一杯水まで無し。

今年は山小屋に泊まって長沢背稜を歩いてみようと思い、おととい40Lのザックを買い、シュラフと燃料、ナベを持って(昔、川のキャンプで使った物)一杯水避難小屋に行きラーメンを作って帰ってくるのを目的に山登りしてみた。
いつもは日帰りなのでザックは大体6〜8kgだが、今日は40Lのザックに泊まらないがシュラフ、雨具、着替、燃料、コップ、ナベ、ラーメン、水2L、ザイル10mなどを入れ14kgといつもの2倍の重さを担いで行ってみることに。
新品ザックの各部のベルトの長さをあれこれ調整しながら林道を歩き始めるが崖崩れの所で対岸の川に渡る時、ザックの重さで体のバランスを取るのが難しく足を滑らしそうになる。体と一体になるよう腰ベルトと肩のベルトをしっかり留めたが体が後ろに引っ張られる感覚でどうもしっくりこない。 登山道入口に着く前の林道歩きでもう肩が痛くなり引き返して帰りたくなった。
もう少し歩いてみよう、もう少し先に行ってみようと自分を誤魔化し、何回も休憩しながらなんとか肩の痛みをこらえて日向沢からの尾根道を歩き一杯水の所に来た時、肩のベルトをぐっと緩めたら肩の重みがス〜と取れ8〜9割、腰のベルトでザックを背負うようなバランスになる。 「ああ、この担ぎ方がイイ」ちと遅すぎるがここから担ぎ方を変える。 ザックの各部のベルト(紐)の長さもこれに合わせて調整しなおす。
重いザックに苦労しながら6時間近く(普段は4時間半くらい)掛けてやっと避難小屋に着いて、いよいよ今日の目的であるラーメンを作ることに500mlの水は10分で湧きラーメンを入れて無事制作、完食。コーヒもうまかった。
靴を脱ぎシュラフを広げてすっかりくつろいでしまい、気づくともう1時間もこの小屋に・・・・もう14:30.。。帰らないと暗くなる。
ここからなんとか明るい内にと・・有馬峠付近でもう16:40〜かなり厳しい状況、最悪でもあの林道の崖崩れの所はなんとか明るい内に越えないと、と必死の下山となるが、お陰でザックの担ぎ方が良くなり(肩の負担を少なくし、腰で担ぐ)肩はそれほど痛くはなくなった(痛いことは痛い)。これからも数回、担つぐ練習が必要であると同時に少しでも荷物を軽く(出来れば12kg未満)していかないと自分の体力ではかなり厳しいと自覚。
朝の名栗湖。 左側の煮えあがって湯気が出ているのが棒の峰で正面の谷の奥が日向沢ノ峰。
2010年06月19日 07:40撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 7:40
朝の名栗湖。 左側の煮えあがって湯気が出ているのが棒の峰で正面の谷の奥が日向沢ノ峰。
今日、初めて連れて行く40Lのザック。泊まらないのにシュラフも入ってる。
2010年06月19日 08:02撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 8:02
今日、初めて連れて行く40Lのザック。泊まらないのにシュラフも入ってる。
有馬線林道、車はここまで
2010年06月19日 08:03撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 8:03
有馬線林道、車はここまで
すぐに崖崩れの所に。ここは小規模
2010年06月19日 08:09撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 8:09
すぐに崖崩れの所に。ここは小規模
次は大きな崖崩れで先に行けない。左の川を渡り対岸に行って越えていく
2010年06月19日 08:17撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 8:17
次は大きな崖崩れで先に行けない。左の川を渡り対岸に行って越えていく
3月の倒木もそのまま、有馬林道は荒れ放題
2010年06月19日 09:06撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 9:06
3月の倒木もそのまま、有馬林道は荒れ放題
日向沢ノ峰登山口。やっと林道から登山道へ、でももう肩が痛い。
2010年06月19日 09:21撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 9:21
日向沢ノ峰登山口。やっと林道から登山道へ、でももう肩が痛い。
滝の入沢の最上流。ここが沢の始まりで最後の水場。あとは一杯水まで水場はない。
2010年06月19日 10:04撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 10:04
滝の入沢の最上流。ここが沢の始まりで最後の水場。あとは一杯水まで水場はない。
左へいくと日向沢となっているが長尾丸山からの登山道(50号鉄塔)に出るだけ。ここは道の無い枯れ沢を直進し有間峠方向へ。
2010年06月19日 10:20撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 10:20
左へいくと日向沢となっているが長尾丸山からの登山道(50号鉄塔)に出るだけ。ここは道の無い枯れ沢を直進し有間峠方向へ。
右に行くと仁田山(藪漕ぎ)左は日向沢へ
2010年06月19日 10:38撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 10:38
右に行くと仁田山(藪漕ぎ)左は日向沢へ
51号鉄塔から有馬山方面を望む。天気もよくなり新緑で綺麗
2010年06月19日 10:55撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 10:55
51号鉄塔から有馬山方面を望む。天気もよくなり新緑で綺麗
日向沢の峰はもうすぐ。ザックを降ろし肩を楽にして休憩。
2010年06月19日 11:21撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 11:21
日向沢の峰はもうすぐ。ザックを降ろし肩を楽にして休憩。
日向沢ー蕎麦粒間の広い防火帯
2010年06月19日 11:40撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 11:40
日向沢ー蕎麦粒間の広い防火帯
蕎麦粒山 山頂。もう肩が痛くて敗退寸前。
2010年06月19日 12:35撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 12:35
蕎麦粒山 山頂。もう肩が痛くて敗退寸前。
一杯水、水量は多い。ラーメン用の水を汲んでいく。ここでザックの担ぎ方を肩ではなく腰で担ぐ方法に変更
2010年06月19日 13:32撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 13:32
一杯水、水量は多い。ラーメン用の水を汲んでいく。ここでザックの担ぎ方を肩ではなく腰で担ぐ方法に変更
一杯水避難小屋、休み休み肩の痛みを堪え、休み休みでやっと6時間近く掛けて到着
2010年06月19日 13:44撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 13:44
一杯水避難小屋、休み休み肩の痛みを堪え、休み休みでやっと6時間近く掛けて到着
ラーメン制作準備完了。固形燃料ファイヤーメイトと筒状の鍋?
2010年06月19日 13:53撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 13:53
ラーメン制作準備完了。固形燃料ファイヤーメイトと筒状の鍋?
まず、一杯水で汲んだ水500mlを沸騰させ麺を入れる。
2010年06月19日 14:00撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 14:00
まず、一杯水で汲んだ水500mlを沸騰させ麺を入れる。
美味しいラーメン出来上がり。今日の目的達成。
2010年06月19日 14:03撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 14:03
美味しいラーメン出来上がり。今日の目的達成。
せっかくシュラフを持ってきたので敷いて10分ほど寝転んで休憩
2010年06月19日 14:12撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 14:12
せっかくシュラフを持ってきたので敷いて10分ほど寝転んで休憩
靴も脱いですっかりくつろぐ・・・1時間経過でくつろぎ過ぎ、もう14:40
2010年06月19日 14:32撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 14:32
靴も脱いですっかりくつろぐ・・・1時間経過でくつろぎ過ぎ、もう14:40
外はもうガスっている。慌てて出発
2010年06月19日 14:45撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 14:45
外はもうガスっている。慌てて出発
15:37蕎麦粒山。ここら辺でやっとザックの紐の調整やザックの腰ベルトをしっかり留めてなんとなく重いザックを担ぐコツらしいものが・・・
2010年06月19日 15:37撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 15:37
15:37蕎麦粒山。ここら辺でやっとザックの紐の調整やザックの腰ベルトをしっかり留めてなんとなく重いザックを担ぐコツらしいものが・・・
51号鉄塔。もう下界はガス(雲で見えない)
2010年06月19日 16:18撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 16:18
51号鉄塔。もう下界はガス(雲で見えない)
鉄塔のコンクリ土台にてんとう虫(結構大きい)
2010年06月19日 16:19撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 16:19
鉄塔のコンクリ土台にてんとう虫(結構大きい)
雲で茹で上がってる長尾丸山、棒の峰方面
2010年06月19日 16:25撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 16:25
雲で茹で上がってる長尾丸山、棒の峰方面
なんとか明るい内に下山したいので、登って来たルートでなく直線的に降りる、仁田山分岐から有馬峠方面に行き急坂の杉林を降りることに
2010年06月19日 16:33撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 16:33
なんとか明るい内に下山したいので、登って来たルートでなく直線的に降りる、仁田山分岐から有馬峠方面に行き急坂の杉林を降りることに
有馬峠付近ここから杉林を降りて行く。しかしもう16:40。
2010年06月19日 16:39撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 16:39
有馬峠付近ここから杉林を降りて行く。しかしもう16:40。
杉の葉とガレでずるずる滑って降りて行く
2010年06月19日 16:54撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 16:54
杉の葉とガレでずるずる滑って降りて行く
杉がイッパイの杉林を・・・降りる?滑ってる?
2010年06月19日 16:54撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 16:54
杉がイッパイの杉林を・・・降りる?滑ってる?
杉林を降りきると 枯れ沢降り。
2010年06月19日 17:07撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 17:07
杉林を降りきると 枯れ沢降り。
登山道に合流した所に咲いていた白い花
2010年06月19日 17:15撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 17:15
登山道に合流した所に咲いていた白い花
17:15登山道入口に。なんとかあの崖崩れの箇所を明るい内に通過しないとと。。。まだ明るい。
2010年06月19日 17:15撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 17:15
17:15登山道入口に。なんとかあの崖崩れの箇所を明るい内に通過しないとと。。。まだ明るい。
ここでも白い小さな花の木
2010年06月19日 17:41撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 17:41
ここでも白い小さな花の木
黄色い木いちご・・・2粒食べた。美味しい ^^;)
2010年06月19日 18:01撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 18:01
黄色い木いちご・・・2粒食べた。美味しい ^^;)
真っ赤なヘビイチゴ・・・食べない
2010年06月19日 18:02撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 18:02
真っ赤なヘビイチゴ・・・食べない
もう18:06だがまだ明るい。この崖崩れの所を乗り越えて見る事に。ここを越えてしまえば普通の林道を下るだけ。
2010年06月19日 18:06撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 18:06
もう18:06だがまだ明るい。この崖崩れの所を乗り越えて見る事に。ここを越えてしまえば普通の林道を下るだけ。
上がると向こう側の林道が見えてくる。ここを越すこと自体はなんとか行けるが、越えてる時に上で崖崩れが発生したら万事休す。デンジャラス! 18時半にやっと、なんとか明るい内に車に到着。
2010年06月19日 18:08撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
6/19 18:08
上がると向こう側の林道が見えてくる。ここを越すこと自体はなんとか行けるが、越えてる時に上で崖崩れが発生したら万事休す。デンジャラス! 18時半にやっと、なんとか明るい内に車に到着。
撮影機器:

感想

ザックの重さが6〜8kgと14kgを担ぐのはまったく異なるものであることを実感。あと2〜3回担いでみて、それでも肩が痛いようだったら小屋泊まりは諦めて、軽いザックで楽しく日帰り登山を楽しんだほうが良いのかとも・・・・。
しかし、どこかのヤマレコで見たが30kgの水(500mlx60本分)を練習で担いで登ったという人もいる、14kgでもこんな状態なのに30kgを担いで登るって想像もつかない。1時間歩くだけでもうおしまいになりそうだ。
30kgは無理としてせめて14kgくらいは肩が痛くならないでなんとか担いで登れるようにはなりたいもんだ。

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