那須岳 三本槍岳 朝日岳 鏡ヶ沼から 大峠
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 941m
- 下り
- 946m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
林道大峠線 途中からダートで普通車でも走行可能ですが 沢の水が流込んでいる所があり注意が必要と思います。 登山ポストはありませんでした。 コース上では 鏡ヶ沼からの急登のロープ場は 短い区間ではあるものの荒れています。(滑りやすいです。) 須立山三本槍分岐から大峠分岐の区間 道を見失うことはないですが かなり熊笹が生茂っていますので 藪コギが楽しめます。 トイレは 観音沼森林公園にあります。 下山後 下郷道の駅にてお土産を購入 そして 元湯甲子温泉大黒屋さんにて日帰り入浴 630円也 (日帰り入浴時間10:00〜15:00とのこと) |
写真
感想
前日の予報では 午前が曇り午後から雨とのことで かすかな期待を持ちながら 2008年に開通した甲子トンネル経由で下郷町に入る。
本日 遠望は諦めていたが 林道の途中で大峠からの稜線を確認することができ やる気がましてくる。
この時期 大峠方面からの入山はとてもマイナーである。
流石山 大倉山 三倉山のキスゲの時期には 満車状態となる駐車スペースも 1台も止まっておらず 静かな山行の始まりとなる。
〜鏡ヶ沼
じめっとしたハイキングコースを歩き、枯れ沢を登りきると明るく開けた所となり すぐに 鏡ヶ沼に到着
沼の右手にせり出した樹木の枝には モリアオガエルの卵がびっちりとついていた。
須立山が沼に写る姿を見ながら 一息入れる。
ここから 次第に 虫の多さが気になり始める。
〜三本槍岳
鏡ヶ沼から須立山分岐までの急登は 短い区間ではあるものの 足場が悪く熊笹が被さる様に茂っており 注意が必要である。
須立山分岐からは 両方向とも あまり人が入っていない様子で熊笹漕ぎの始まりとなり 大峠分岐まで続く。 藪こぎ初心者にはちょうどいいくらいである。
どうも 虫の羽化のタイミングにあたってしまったらしく 互いの頭の上には 虫柱が立つぐらいであった。
そのなかで救いは 振り向くと眼に入る旭岳の凛々しい姿である。建替えられてから まだ行っていない 坊主沼非難小屋も気になる。
夏の渓流での メジロアブの襲撃に比べればたいした事はないが 口の中 鼻の中 耳の中に入る入る そのまま胃の中に入り 今だ出てこない 根性のある虫も...
三本槍岳頂上に近づくと 虫の種類も変化が見られ ブヨの襲撃となり 首筋や耳にたかり刺される。
うさんくさい 中年オヤジ2人 虫も寄らなくなったらおしまいか。
〜朝日岳
三本槍岳から清水平まで下ってくると 虫にも嫌われたようで(嘘のようにいなくなる)熊見曽根 朝日岳の肩まで気持ちのいい歩きとなる。
峰の茶屋跡非難小屋あたりから にぎやかな声が聞こえてくる。
朝日岳山頂は 虫達にも人気がある様で 山頂表示板には あたまむしがたかって 山頂を独占 訪れる登山者を追い払うかのようであった。
また 我々が清水平で休んでいる間に先を越され 山頂にて待ち伏せされた様な気もする。
〜復路 三本槍岳
依然として 天気も良く にぎやかな所から逃げる様に 清水平の木道を抜け三本槍岳を登りかえす。 自然と登るペースが早くなり 大峠まで早く下れば時間的に流石山のピストンならできるかなと 考えはじめる。
〜大峠
三本槍岳山頂から あとは下るだけである。 正面に流石山 大倉山を望みながらの下りは最高である。北を見ると須立山に旭岳 朝 一息入れた鏡が沼 登山路サイドには 上から下まで イワカガミが咲き 中盤からハクサンチドリもひっそりと咲いており 急いで下るのはもったいない。
会津藩が戊辰戦争時に作ったとされる塹壕跡も確認 気がつくと大峠に到着する。
〜駐車スペース
大峠から 空を見ると怪しい雲が近づいている。 もちろん流石山のピストンは諦める。 じめっとした細い峠道を下り 石畳となると林道最終地点も近い。
林道最終地点と正規の駐車スペースには 当方も合わせて計4台の車が駐車していた。
遠くで雷の音が聞こえ始める。 車に乗り込み ダートから舗装路になる所で大粒の雨となる。 まだ 流石山には未練があるが 判断は正しかったようである。
まだ 下山しない3台の持ち主の無事を願って帰路につく。
最後に
季節がら 蒸し 虫! 無視?できない事があった。 帰り立ち寄った甲子温泉大黒屋さんのちょうど上の所で 警察車両 消防車数台 物々しい状態で止まっていた。
最初 事故でもあったのかなと思い 大黒屋さんの従業員に尋ねると 訓練との事であった。 おりしも激しい雷雨の中 訓練の内容までは確認できなかったが ハーネスを付け車両まで戻ってきた隊員の姿を見ると 頭が下がる思いである。
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