お中道・主杖 バリでGO(^^)/ in 富士山＆宝永山

2024年06月07日(金) ~ 2024年06月08日(土)

• GPS: 16:22
• 距離: 14.8km
• 登り: 2,016m
• 下り: 2,011m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:42
• 休憩: 0:22
• 合計: 3:04

距離 5.3km 登り 490m 下り 485m

12:32 五合目宝永入口
12:41 第二層・石室跡
12:45 12:46 第三層・石室跡
12:59 富士宮口新六合目
13:00 六合目雲海荘
13:12 13:13 宝永第一火口縁
13:28 13:34 宝永第一火口
14:19 14:33 宝永山
14:55 宝永第一火口
15:09 宝永第一火口縁
15:19 宝永山荘
15:33 富士宮口五合目
15:36 五合目宝永入口

2日目

• 山行: 12:04
• 休憩: 1:09
• 合計: 13:13

距離 9.6km 登り 1,526m 下り 1,526m

4:56 五合目宝永入口
5:16 5:20 富士宮口新六合目
5:20 5:21 六合目雲海荘
5:34 宝永山荘
7:38 8:14 主杖流し取り付き
14:36 14:38 富士山
14:48 三島岳
14:52 15:16 富士宮口頂上
15:35 九合五勺胸突山荘
15:50 九合目万年雪山荘
16:26 16:27 八合目池田館
16:55 元祖七合目山口山荘
17:17 新七合目御来光山荘
17:52 17:53 宝永山荘
17:54 六合目雲海荘
18:06 五合目宝永入口
18:09 ゴール地点

天候

1日目　ガス小雨　2日目　☀時々ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

富士宮5合目P　混んでいましたので下の段に駐車しました。

コース状況／危険箇所等

●お中道は　荒れています。荒沢・悪沢乗りこえ覚悟です。特にガス時、ルーファイ要注意。
●主杖は、岩尾根を主体に登らないと　岩を避けたら砂利地獄で体力の消耗が激しくなります。
●残雪は南西斜面なので少ないですが山頂部に近づくと　アイゼンがあった方が積極的に登れます。（安全面でも）
※標高差千m超える　剣ヶ峰までの直登ルートですので　ふくらはぎが泣きました(笑)　
※静かに富士登山をしたい方にお勧めルートですが、誰も来ない理由も多々ありますっ(*ノωノ)
小屋は勿論、ゆっくり休憩する平地も全くありません。しかし山頂へ登った充実感は多々味わえるかと思います(^^)/。

写真

湾岸自動車道　今日も　てんくらお天気AAA　頼んます！

新東名　120km区間キマシター。

旧型HUSTLER自然吸気ノンターボ658�侫┘鵐献�(
52ps)　唸りますっ。ベタ踏み加速後120�劼望茲辰討靴泙┐弌⊇箙圓浪椎修任垢茵�燃費は80km時に比べ3割強落ちますがっ💦

やっとこさ富士山が見えました！しかし6月なのに意外と雪が多いです( ゜Д゜)

。。。バリルート　だ　だ　ダイジョブかっ(=゜ω゜)ノ

1日目は時間的に余裕がありましたので「市兵衛沢」に立ち寄ってみました。

奥に控えている市兵衛大滝？

ツルツルです。左上の滑り台みたいな所にハーケンが打ち込んであります。

滝の上から見下ろします。

意外と穴場で、関西には見られない　富士山独特の地質にうっとり。

富士宮5合目Pに着きました。ぶらりお散歩に出かけます。

流石に標高2385m。寒いです。葉っぱもまだ出たてのようで下界と季節が2ヶ月ほど遅れています。

シロバラヘビイチゴ。標高2400mでもあるんですね。

ぶらり宝永第一火口までやって来ました。雲が雪崩のように流れ込んでいます。

もう　宝永まで登ろうか。。。

富士山名物オンタデ。カモシカが食べるそうです。最近ニホンジカがこの辺りまで登ってきて　食い荒らすようで数が減りました。
カモシカは、種を残すために間引いて食べますが　鹿は　全部食べ切ってしまいます(*ノωノ)

火口の底に着きました。

なんとこれだけでも標高差260m以上もあるのです。富士山は周りがデカいから　5分位で登れる丘に見えてしまいます。

ガッスガスの宝永山頂ですっ💦　もちろん　なぁーんも見えません。

低いと思っても標高2693m。近畿で一番高い大峰八経ヶ岳より800m程も高いですっ。なので風もきつくて　寒いのなんのっ。

お手軽お散歩とは　言えなくなりましたっ(*´Д｀)

車泊して　午前3時過ぎ　モーニング？をいただきます。

外気温0.9℃。車のボディに付いた昨日の☂が凍っていましたっ(*´Д｀)　冬の朝を思い出しました。

ガス＆小雨の昨日と比べてお天気は上々のようです。

寒くて、もたもたしてしまい　出発は遅れちゃいましたっ💦

多くの方々が進む反対方向の「お中道」を進みます。山頂付近の雪は　増えていなくてホッと　一安心なような　残念なような…。

影富士が地面だけでなく　空まで続いて出来ていました。

切れこんだ沢の向こうに自分の影がっ。ガスっていたらブロッケン現象ができるポイントです。

ガレ沢ごとに道は途切れ、乗り越えて行かなくてはなりません。昔ほど「お中道」は　ほとんど歩かれていませねー。荒れ放題ですっ。

取りあえず　復帰。

トラバース回り込み道ですので　やっとこそ　南アルプスが見えてきました。コレが見え出すと「主杖入り口」は近いです。

主杖コース　入り口に着きました。荒れていましたので　ヤマレコ標準タイムの2倍以上かかりましたっ(*ノωノ)

ちょっとのんびーり。主杖を見下ろします。

雲が影を引き連れて　東から西へと移動していきます。余談ですが　卒業式で　最後の決める歌「巣立ちの歌」ので出し(花の色ー雲の影ぇー🎵)を想い出し　巣立っていった教え子さんの顔が浮かんできました。
未だに職業病が抜けきれていませんねっ(笑)

で、またも出た！最近、美味しさUPした「業スーのどら焼きぃーの気持ちっ。」　雲上で食べたら　更に　うんまーいですっ(^^)/

唯一のクライミングモドキができる岩場？です。　左から巻けるのですが　ジャリジャリを避けて直登します。

富士山の岩場は、全て溶岩ですのでグリップがとても効いて　気持ちよく登れます(*^^)v

3000mを超えました。槍ヶ岳なら　ほっとする標高ですが…富士山はここからです。

軽石の小砂利が詰まった所は　本当に「アリジゴク」に陥り　1歩進んで2歩下がるぅ？なので　岩場の尾根を狙って進みます。

今日は晴天の土曜日。一般道は大賑わいでしたが、ここ主杖は、だぁーーーれも居ません。

コケが付いて一見滑りそうに見えますが、どっこいここが一番登りやすいルートです。

標高が上るにつれ　雪が出てきます。思ったよりも柔らかく　アイゼンは要らない感じですね。

少し岩の感触に飽きてきましたので、残雪を繋いで登って行きます。

晴れたと思ったら急にガスに包まれて　ヒンヤリしてきました。昨日の悪夢がよみがえりますっ。頼むから雲どっか行ってぇー！

雲を突き抜け　晴天域に達しました。（カメラ置いてまた降りて…登って自撮りは　めっちゃしんどいですっ）

よし　ココを繋いで上がろう！

よし　もう　晴天域。がんばろう！っと思った瞬間…

ガッスガス。その繰り返しです。

角度が増してきて靴が滑り始めましたので　ここで　アイゼンを装着します。下から雲がどんどん豪快にせり上がって来ます。富士山ならではの景色にうっとり。

ついでに　ランチパックじゃなく元祖？スナックサンド　ハムマヨの気持ちっ。

雪面は柔らかいですが、中は硬くて　しっかりとアイゼンの爪が喰い込んで　楽々上がれるようになりました。

なので　またまた自撮を敢行？（ってか　酸素が薄いので一歩一歩がキツイですっ）

おおおおのおおお！　山頂が迫って来ました。でも富士山は見えてからがキツイんで　思わぬ時間を要します。

ひぇー　全くもって進まーん(笑)

後少し、コレを這い上がれば　王手よっ！(笑)

って　やっとこさ気象観測所に着いて　王手をかけたら弾き飛ばされましたっ(*´Д｀)　山頂に出れんですぅ。
仕方が無いから　この細い庇をトラバース。

トラバースを終え、山頂に出るかな？っと思いきや、なんと行き止まりぃー(*ノωノ)💦💦💦　ここから飛び降りるのは　不可能です。あちゃー。　王手をかけたこっちが逆に詰まってしまいましたっ。

ええい　必殺金網クライムダウンを強行だすっ！　ぎゃーっ　左足が無事雪面に着地したと思って全体重をそれにかけたら　右足のアイゼンの前爪が金網に引っかかりバレエのレッスン状態に(*ノωノ)　アンドゥトロワかっ！
股割き地獄の刑に処されましたっ…

なんやかんやで　やっとこさ剣ヶ峰登頂ですっ。（居合わせた登山者さんに撮っていただきました。）

日本一の富士山でも二等三角点なのですねー。因みに一等三角点は日本全国に千個所あるそうです。

浅間大社辺りは　6月とは言え雪が多いですねー。

流石富士山頂部。雪国です。

でも厳冬期とは違い　何もかも余裕です。

帰りは　足に負担がかからぬよう　雪渓を下ります。（多くの方々は、コレを嫌いブル道を降りていましたが…モッタイナイ！気がしますぅ）6月の雪をたのしまなくちゃ！

って　所々不気味に口を開けていましたが・・・

9合目山荘を過ぎ

まだまだ雪渓は続きます。しばらくスキーはできそうですね(^^)/

遂に7合目辺りで切れちゃいましたので　トラバースして登山道に戻りました。

6合目まで降りてきましたが　眼下に広がる雲海をぼーっと見ていました。

HUSTLER君　お留守番お疲れさまです。ポツンと一軒車？

はい　たっち。

バリ道からの登頂に　自分へのご褒美の　すき家の牛丼ですっ(笑)　サラダも特別に付けましたしっ(爆)

装備

個人装備

アイゼン　ストック　メット　冬靴

感想

jyunntarou

何もかもが雄大です。
流石に　日本一のお山です(*^-^*)

眼下を流れゆく雲を観ながら　
突如湧きあがって来る　雲に包まれながら
薄味？（酸素少ない）の空気を　胸いっぱいに吸って
一歩一歩　山頂に近づいていく　醍醐味。

春夏秋冬富士山に登りましたが　6月だけは行けていませんでした。（6月は、祝日がありませーん💦）
つい先日に　新雪が舞い　少し積もったとの事・・・
綺麗にお色直しをした
ジューンブライドの富士山に　会いに行くことができて　大満足でした！

でも　只今　筋肉痛！ですがっ(笑)