雷鳥の子供に出会え楽しかった北岳〜子連れ6歳児
- GPS
- 50:48
- 距離
- 24.6km
- 登り
- 3,389m
- 下り
- 3,383m
コースタイム
- 山行
- 6:29
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 7:16
- 山行
- 3:48
- 休憩
- 3:55
- 合計
- 7:43
天候 | 晴曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
甲府〜広河原間のバスを利用し広河原へ移動。 ・夜叉神峠無料駐車場 約90台 ・芦安市営駐無料車場 約600台 ・奈良田無料車場 約200台 今回、中央自動車道にて白根IC〜約17kmで芦安駐車場へ。 バスは甲府〜芦安駐車場〜夜叉神峠〜広河原となり 芦安駐車場からは1030円+100円(マイカー料金)で1130円です。 広河原への乗り合いタクシーもありますが、 子供の料金は小学生以下はバスは無料、タクシーは大人と同料金 小学生以上ではバスは半額、タクシーは大人と同料金となるため 子供連れはバスの方がお得です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ガレ、梯子あり。 稜線沿いは滑落しそうな箇所は多々あります。 慎重に歩くことが必要です。 |
その他周辺情報 | 芦安は、いくつか温泉が県道沿いに点在。 各施設で日帰り入浴を行っているようです。 公共の日帰り温泉施設として金山沢温泉、白嶺会館、山渓園があり 今回利用したのは、駐車場に最も近かった金山沢温泉を利用。 外には遊具、ミニクライミングウォールあり。 大人850円 子供(4歳以上)400円 |
写真
装備
備考 | グローブ、カトラリーを忘れました。 |
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感想
計画では、1日目:広河原〜肩の小屋 2日目:北岳〜間ノ岳〜肩の小屋 3日目:肩の小屋〜広河原の予定でした。
1日目は、朝4時までには芦安駐車場に到着している予定でしたが
前日のハードスケジュールですっかり寝坊。
自宅4時出発となってしまいました。
そのため、バス待ち時間等もあり3時間遅れですべてが進行。
長い行程というのは子連れにとっての難関課題でしたので
3時間遅れでも焦りを捨て、いざとなれば白根御池へ宿泊する気持ちで
息子と楽しい会話を心がけて登りました。
大樺沢二俣までは、とても楽しそうに登ってましたが
右俣では途中、山頂はあとどのくらい?とか現在地を地図で教えてなど
休憩が少し頻繁になってきたかなぁと思っていたのですが
じっくり話をするように心がけていたところ
自分で「雷石」を見つけ、楽しそうに草すべりとの合流地点まで登りつめました。
ちょうどそこに7歳の男の子がお菓子休憩していて
お母さんから「下から6歳の男の子がくるって聞いてました」とのこと。
お互いよい影響となり、肩の小屋まで無事にたどり着くことができました。
小屋では、ほぼ前後に受付をしたせいもあって
寝る場所もお隣となり、子供通し隣で夜は入れ替わってしまうという
ハプニングもありつつ、楽しいひとときでした。
その一家は2日目に早々と山頂へ向かい、
途中で挨拶を交わしてさよならしました。
2日目は、予定では可能なら間ノ岳までのピストンと予定してました。
ただガレ、梯子など慎重に歩いて欲しかったため
最悪山頂までと決めていました。
息子と主人は、肩の小屋へザックをデポし、必要なものは全て私が持ちました。
おかげで軽い足取りで難なく山頂へ。
時間的には間ノ岳には行けたと思いますが
主人も息子も「間ノ岳へは行かずにもっとのんびりしたい」ということで
無理せず北岳山荘までの稜線歩きを楽しみました。
日曜だったせいか、登山者も少なく自分たちのペースで歩けたこと
山頂へ向かう帰りには、雷鳥の親子と出会えて嬉しかったです。
小屋へ戻ると昨日とは半分ぐらいの100人の宿泊客ということでしたが
なんと外国人が多いこと、驚きでした。
息子は韓国の方から、韓国の一口ようかんやスニッカーズのような
チョコバーお菓子を6歳というだけで頂いて戸惑いながらも美味しく食べてました。
3日目は、朝食をお弁当にしていただき予定より早く下山開始。
草すべりは本当に滑りやすかったです。
御池小屋では、ソフトクリームが美味しくってほっと一息。
アップダウンを繰り返し無事に広河原へ戻ってきました。
*子連れ目線北岳の感想*
全体的にかなり急斜があり、ガレ、梯子(しっかりした梯子ですが)あり。
ガレ場は、行く前に経験しておいた方が良いです。
息子は全身で登るまたはおしりをつけて滑るように段差を下るような
ところが多々ありました。
モチベーションを維持するためルートは大樺沢はおすすめですが
かなり長い行程のため、対策と覚悟は必要。
稜線は、滑落しそうなところもあるので、慎重に歩くことをおすすめ。
親は無理をせず、時間に余裕を持つことで気持ちに余裕を持つことが必要。
日差しが強いので、日焼け対策はしっかりです。
子供も軍手、タオルを首に巻いてはしてあげた方がよいです。
*全体的な感想(反省を含めて)*
反省点はただひとつ。1日目の出発時間がズレたこと。
その点をのぞけば、親子の会話もよく出来てたしとても楽しい山行でした。
私自身がすごく楽しかったのと、北岳は本当に素晴らしいです。肩の小屋からの景色も素晴らしく甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳もよく見えてました。
2日目に計画通りに間ノ岳には行きませんでしたが、悔しいとか惜しいという気持ちはほとんどなく誰ひとり怪我もなく、雷鳥にも出会え素晴らしかったと思ってます。
下界から離れて2日間、山の中で過ごすということ。夜には星を見にこっそり外に出てみたり、朝は日が昇り、夕方日が沈み、また次に日が昇るを息子に見せてあげられたことが体験できたことは、何か息子にとって心に残ってくれたならと思いました。あと、箸を忘れましたが、なんとかなりました(笑)息子も箸探しに積極的に協力してくれました。
そして、7歳男の子と兄弟のように遊んでいただいたり、「バスで6歳の男の子がいると聞いてました〜」「今日で3人目のキッズだ」「一人っ子はコントロールが大変だよね」などなど親子登山ならではの、貴重な体験や励ましをいただきました。
北岳登山は、親子共々成長を感じた素晴らしいお山でした。
素晴らしい写真の数々、やっぱり3000m級のお山は景色が壮大ですね!
高山植物もこんなに色々見れるとは。
ライチョウ可愛いですね〜♪でも彼らが出ると天気が荒れるとか言いませんか?あれは都市伝説?(笑)
私も昔、どこかのお山でヒナ達を見かけたことがあって、感動した記憶があります。
行程が長いのに、れんちゃんも笑顔で楽しそうで、本当に良い山行だったことと思います。
お母さんお父さんによる、子供のモチベーション維持力がまた素晴らしいなぁ〜!(≧▽≦)
スーさん、こんにちは。
高山植物はまだまだ沢山ありましたよ〜。
雷鳥2羽いたんですが、とても可愛かったです。
目があうとドキっとしますね。
今回は、親がヘトヘトになって子供どころではないのではと心配していたけど
私自身、登りは疲れませんでしたしとても楽しくって
息子に気をかける余裕がありました。
下りは「文章しりとり」をして面白いこと言った人が勝ちというゲームをしました。
文章でしりとりをする「文章しりとり」おすすめです〜♪
息子が面白くないこと言っても少しは笑ってあげる必要がありますが…。
ついに!日本第二位の高峰の頂に立ちましたか!
おめでとうございます^^
計画を拝見した時から「おぉ〜、ついに!」と思っていましたが、
素晴らしい山行になりましたね
最初「日帰り」となっていたので「え!?」とか思いましたが
「焦りを捨てて楽しい会話を心掛ける」、素晴らしいです。
焦りは意図せず表に出ますし、子供の繊細な感覚はそれを察知してしまうんですよね。僕はキャパが小さいのでついつい時間を気にして焦ってしまうことが多いです。
フトコロ具合はもちろん、そもそも余裕のある工程を組めてないのがよろしくなかったりもするんですけどね
どんどん経験を積まれてますねー
僕は最近すっかりお山から離れてしまっています。たまにポロリポロリと山行チャンスは出てくるのですが、なんだか青い鳥を待っているような気分です。。。
なので下のおチビが離乳するまでは・・・と割り切ってます
お疲れさまでした。
shoytomoさん、こんにちは。
計画書、中途半端なものが公開になっていたのですね。
2泊3日で書いた後(非公開)に、ヤマプラ機能を知って
どんなものか使ってみたくて試しに書いてみたものが公開になってたようでした。
紛らわしくてすみません
今回は、じっと我慢。3時間遅れなので心の中では最初は焦りが当然ありましたが
もともと13時山小屋着で計画していたのだから大丈夫と自分に言い聞かせましたし
何より変化にとんだルートにも助けられました。
今回は1泊2日で北岳へ登頂して下山という一般的な計画でも良かったのですが
なぜか2泊3日で間ノ岳は行けたらぐらいな気持ちで挑んだことも
心の余裕を生み出す後押しとなったと思います。
もとはと言えば、前日に予定を詰め込みすぎたのがいけなかったなとそこは反省です。
行けない時は私もイライラでしたし焦ります。
下のお子さんが落ち着けば、2人効果がぐぐーんと期待できると思いますし
2人なら子供同士で励まし合ったり刺激を受けられるのではないでしょうか。
そういう意味では、これからですね!
また落ち着かれたらレコ報告お願いします。2人のお子さんの成長楽しみにしてます。
ありがとうございました。
hoshinoさん
こんばんは!
なんて楽しそうな場所なんでしょう。
発見も沢山あって、素晴らしい思い出になったのではないでしょうか。
写真を拝見しながら、
こちらもワクワクさせてもらいました。
イワイワ満喫、お花も素晴らしくて、最高(≧∇≦)
我が家はhoshinoさんちを目標にしてますので、いろいろ参考にさせていただきます!
素晴らしいレコ、ありがとうございました。
con
conroyさん
岩がこれでもかっというぐらいありましたから、岩好き男子は興奮すること間違いないです。
本当に登りきれるのか、小屋から山頂までの危険な箇所はクリア出来るのか、うちの息子にはまだ早いのではと心配もありましたが、満喫出来てほっとしています。
私は3日目に高所の影響で手がむくみ、お相撲さんの手みたいと息子に笑われました。
ゆっくり登ってるので意識はありませんでしたが高山病も視野にいれた計画が必要なお山なんだなと改めて思いました。
年長最後の夏によい想い出となりました。
まだもう少し夏山を満喫する計画があります。ありがとうございました。
こんにちは。
ついに北岳ですか。お疲れ様でした。
3日間となると距離・標高を問わず疲れも出てきそうですし、
息子さんよく頑張りましたね。
そして何より景色が素晴らしい。ウチもいつか行きたいです。
ウチもHoshinoさんのレポを参考に行動中のモチベーション維持の
方法を色々模索したいと思います。
spamaniaさん、おはようございます。
3日間、フルで頑張れば休憩しただけでは取れない疲れが出るだろうなぁと。すると怪我のもとになるので2日目は無理をしないことにしました。おかげで下山は持ち堪えた気がします。
それでも息子はよく頑張ったなぁと思い、今回は褒めました。下山してから『頑張ったからご褒美は?』とねだられたのは計画になく誤算でしたが(笑)
モチベーション維持は、私も常に模索しながら。今回の経験をまた次に生かしたいと思います。spamaniaさんの息子さんは、お山楽しんでらっしゃるようなので凄いなぁと思います。うちは『だからお山キライ』とまだ言ってます。かぁちゃんが好きだからしょうがなく付き合ってるんだよらしいです(笑)どんな理由でもいいから一緒に行けるのは嬉しいです。
北岳、御池小屋で1泊するのでも良いかもしれません。機会があればぜひ。
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